第4回公式大会レポート

2016.09.02 Friday

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    はじめに

     

     8月27日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて、第4回となる公式大会が開催されました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

     

    残暑お見舞い

     

     今回より公式イベントに参加賞を用意させて頂きました。10月末までの参加賞はトコヨのポストカードとなります。今後は「第2回大乱闘」「第一幕最終大会」「仲秋の交流祭」にて配布いたします。お見逃しなく!

     

    暑さ残る中でのご参加に感謝を!

     

    白熱する刀と銃

     

     前回の大乱闘で発見された気炎万丈を軸とした戦い方は鮮烈でした。もちろん、「マグナムカノン」をはじめとした追い風はありませんので、大乱闘ほどの絶対性はありません。しかし基本のコンボは健在です。今回ではそれを中心に据え、強烈な火力を叩き込むプレイヤーが最大勢力となりました。一方で前回の最右翼だったヒミカ/シンラはヒミカ同士での火力の打ち合いでユリナ/ヒミカに勝ち辛いためか、使用者は少数にとどまりました。

     

    他方で一風変わった戦い方も。「分身の術」からの「影菱」だ!

     

    決戦、猛攻撃と扇の舞

     

     残った全勝は3名、ユリナ/ヒミカの猛攻で勝ち上がったカリンさんとtotさん、そしてユリナ/トコヨで丁寧な勝利を重ねたロボ猫ふらみーさんです。

     まず対決したのはカリンさんとロボ猫ふらみーさん。攻防の末に間合0に至り、正統派の接近戦となります。間合0から必要に応じて後退、そして攻撃しリソースを削り合います。ロボ猫ふらみーさんが特徴的だったのは、競り合いの合間に「要返し」を入れていた点です。これにより桜花結晶の補充と、必要なカードの回収を行っていました。

     そして競り合いが終わり、カリンさんが連撃からの「クリムゾンゼロ」を適切に決め、ロボ猫ふらみーさんのライフを1まで削ります。しかしロボ猫ふらみーさんも手札を揃えていました。返しで連撃から「月影落」を打ち込み、決着です!

     

    「要返し」で手札を整え、反撃の猛攻で決着!

     

    王者襲来。防衛か、下克上か。

     

     しかし二連覇を果たした王者、totさんが黙ってみているはずがありません。階段を制し、決勝となります。同じマッチアップゆえか、近い展開です。totさんは序盤で「フルバースト」を放ちリードを奪います。その後はお互い0距離まで詰め寄り、後退と攻撃によるリソースの奪い合いが続きます。「バックステップ」「跳ね兎」を巧みに使った繊細なリソース管理です。

     そしてtotさんのライフが4。ここが機と見たtotさんは「気炎万丈」を展開します。返しのターンで再構成をして決死を有効に。ロボ猫ふらみーさんは最初の「逆討ち」を「久遠ノ花」で捌くも、続く「浦波嵐」からの「クリムゾンゼロ」は止めきれません。決着!

    細やかな手札破壊がコンボの発動を抑止。しかし……

    絶妙な機を見極め、「気炎万丈」からのコンボを発動!

     

    3連覇、覇王を止めるものは誰だ

     

     totさんが三連覇を成し遂げ、3枚目のヒミカ獲得となりました。インタビューによるとユリナ/ヒミカはヒミカ/トコヨに弱く、さらにコントロール的なデッキにも面倒な戦いを強いられるとのこと。しかし爆発力と安定性を兼ね備え、さらにユリナ/ヒミカへの対策までを考慮してメタを読んでいるプレイヤーはいないと考え、この選択をしたとのことです。メタを読み切った、見事な勝利と言えるでしょう。

     10月はいよいよ現環境の閉幕、第一幕最終大会となります。そちらもtotさんの優勝で終わるのか、それとも新たな勢力が現れるのか、期待が高まります。

    悠然と挑戦者を待つ覇王の風格

     

    メガミ仕様率

     

    今大会でのメガミ使用率は以下の通りとなります。

    ユリナ ヒミカ トコヨ オボロ ユキヒ シンラ 合計
    ユリナ × 4 1 1 1 7

    ヒミカ

    4 × 1 1 6
    トコヨ 1 1 × 1 1

    4

    オボロ 1 1 × 2
    ユキヒ 1 1 × 1 3
    シンラ 1 1 × 2


    上位入賞者の使用メガミは以下の通りです。

    優勝 totさん ユリナ/ヒミカ
    準優勝 ロボ猫ふらみーさん ユリナ/トコヨ
    3位 カリンさん ユリナ/ヒミカ
    4位 メイベルさん ユリナ/オボロ

     

    むすびに

     

     今後のイベントにつきましては大きな再編成を行いました。詳しくはこちらをご覧ください。次回の公式大会は10月23日、第一幕最終大会となります。現環境の閉幕と結末を、この目で見届けましょう!

    第1回大乱闘「此の世、常、虚ろ也」

    2016.08.21 Sunday

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      はじめに

       

       8月20日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて、初となる大乱闘が開催されました! 大乱闘は毎回特殊なルールが適用される変則的な大会です。まあつまり、私はあのゲームのあのモードを愛しているということです! そんなクレイジーな決闘へお越しいただいた皆様、ありがとうございます!

       

      今回のルールはこれだ!

       

       それでは今回のルールをご覧いただきましょう!

       

       今回は「虚魚」の効果が常に適用された状態での決闘となります。いくつかのカードは大きく強化されますが、果たしてどのような結果となったのでしょうか。

       

      ユリナ/ヒミカ最強伝説

       

       結論としては、環境最強カードの「マグナムカノン」と、2歩後退カードと化した「足捌き」を組み合わせたユリナ/ヒミカが大多数に選択されました。そして事実、基本的には最強の組み合わせだったようです。

       特に狂っていたのが次の戦略です。マグナムカノンが1ターン目に撃たれた場合、それをライフで受けて、「気炎万丈」を2ターン目に貼ります。そして3ターン目には「浮舟宿」で全てのオーラを破壊し、「スカーレットイマジン」「バックステップ」による焦燥を自分のライフで受けてライフを3にし、攻撃カードを全て叩き付け、9ダメージで勝利となります。totさんはこの戦略をいち早く使いこなし、多くのミラーマッチで勝利を掴みました。

      今大会最大勢力のユリナ/ヒミカ。このミラーマッチアップが頻発することとなります。

      一撃9点のスーパーコンボが決まったァァァーーーーッ!!

       

      機を狙いメタを突くヒミカ/トコヨ

       

       しかしユリナ/ヒミカが絶対的な最強とは言い切れません。この組み合わせはヒミカ/トコヨの有する「梳流し」のコンボに一切の対策を持たないという欠点がありました。そこを突いてユリナ/ヒミカを倒しに行ったのがメイベルさんです。しかし彼は3回戦に「スカーレットイマジン」と「ヴァーミリオンフィールド」をデッキに入れ間違えて敗北しました。「どっちもなんか長いカタカナの名前だし似たようなもんだと思ったんだよねー」という彼の言葉は特筆すべきでしょう。

      ※ このエピソードを書くにあたり、メイベルさんより許可は頂いています。

      上位卓、最大勢力を打ち破るべく奮闘する他のメガミたち。

       

      決勝、狂銃の猛攻合戦?

       

       全4回戦、決勝に進出したのはtotさんとたらみさん。メガミはどちらもユリナ/ヒミカです。初手で「マグナムカノン」を撃つと返しの「気炎万丈」で死ぬのを理解しているため、二人とも最初は攻撃を控えました。先手のtotさんはコンボの始動を狙い、2ターン目から山札を再構成します。そして3ターン目も続けて再構成し、「気炎万丈」を展開!

       しかしここでたらみさんが見事に立ち回ります。隙を突き「バックステップ(前進)」も絡めて一気に前進。懐へと潜り込みます。攻撃は全てヒミカのカードであるため、間合2となるとコンボが始動できません。戦況は一転、間合0でのリソースの奪い合いへと転じました。

       「バックドラフト」をオーラ破壊カードとして使ったり、再構成を控えて焦燥をオーラで受けたりとたらみさんは長期戦の体勢へと入ります。一方で序盤の再構成が響いたtotさん。このままでは勝てないと機を見て一気に6歩の後退。一斉射撃でたらみさんのライフを2まで削ります。しかし殺しきれず、返しにたらみさんの攻撃が入り、決着!

       

      一気に前進し、コンボの始動を巧みに阻む!

      大乱闘初代覇者となったたらみさん。インタビューでは「狂ってやがる」とのコメントを頂きました。

      ※たらみさんより、お顔を掲載してもよいとの許可は頂いております。

       

      ヒミカさえいなければ意外とまとも?

       

       ヒミカがとにかく狂った強さでしたが、彼女さえ禁止すれば意外と楽しめる環境かもしれません。BakaFireも大会後に何戦か遊ばせて頂きましたが、ユリナ/オボロ、オボロ/トコヨ、ユキヒ/シンラなどでも魅力的な戦い方が生まれていました。興味がある方は、試してみてはどうでしょう。

       

      メガミ仕様率

       

      今大会でのメガミ使用率も掲載しておきます(役に立つかは別として)。

      ユリナ ヒミカ トコヨ オボロ ユキヒ シンラ 合計
      ユリナ × 7 7

      ヒミカ

      7 × 3 1 1 12
      トコヨ 3 × 1

      4

      オボロ 1 × 1 2
      ユキヒ 1 × 1
      シンラ 1 1 × 2


      上位入賞者の使用メガミは以下の通りです。

      優勝 たらみさん ユリナ/ヒミカ
      準優勝 totさん ユリナ/ヒミカ
      3位 メイベルさん ヒミカ/トコヨ
      4位 グリバーさん ユリナ/ヒミカ
      5位 もあいやんさん ヒミカ/オボロ

       

      むすびに

       

       初の大乱闘は無事に終了となりました。来週27日(土)は第4回公式大会となります。さらに来月は11日(日)に第2回大乱闘を予定しております。今回を超えるクレイジーなルールにご括目を!

      第3回公式大会レポート

      2016.07.26 Tuesday

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        はじめに

         

         7月24日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて、第3回となる公式大会が開催されました。26名の方にご参加いただき、無事に成功に終わりました。ありがとうございます!

         

        決闘開始

         

         バランス調整後の初の大会ということもあり、様々な戦略が乱立していました。特に目立ったのは付与カードの活躍と、遠距離型の隆盛です。

         どちらも「どろりうら」の調整によるものでしょう。「スモーク」、「気炎万丈」、「天地反駁」、「森羅判証」などを活かした戦い方が見られました。また、遠距離を選んだプレイヤーが増えたため、ゲーム中盤以降でも間合が5以上である卓も見られるようになりました。

         

        今大会で多く見られた遠距離対決。決着時点で間合は7

         

        「気炎万丈」からの怒涛の攻撃を、多彩な対応で捌く鉄壁の守り。そして最後は焦燥で静かな決着。

         

         前大会の決勝で競った2人が2回戦でまさかの激突。totさんの「天地反駁」からの「圧気」即発動を、ぬるーさんは「虚魚」と「浮舟宿」のコンボで妨害。ギリギリを読み合う闘いの結果、わずか1点差を制したのはtotさん。

         

        大会遠景。熱い激闘が所々で繰り広げられています。

         

        4回戦、超遠隔の決闘

         

         第3回戦までを終え、全勝のプレイヤーは3人。全勝同士のマッチングはメイベルさんとしーはるさん。宿したメガミはどちらもヒミカとシンラ。遠距離VS遠距離の戦いです。

         序盤の打ち合いを優位に運んだのはしーはるさん。一方のメイベルさんは機を見て距離を一気に詰め、間合にある桜花結晶を確保します。間合6前後を推移する戦いの中、先に手を揃えたしーはるさんがメイベルさんのライフを1まで削ります。メイベルさんも負けじと打ち返すも「バックステップ」から《攻撃》が引けず苦しいターンエンド。しーはるさんが「フルバースト」でフィニッシュ。と思いきや、メイベルさんは手札に残していた「反論」で対応。そのままターンを奪い、「マグナムカノン」を一撃。しーはるさんのライフが0となったため、その【攻撃後】効果を踏み倒し、メイベルさんの勝利となりました。

         

        しーはるさんの猛攻の前に、メイベルさんのライフは風前の灯火。

         

        決勝戦、因縁の対決は続く

         

         そう簡単に闘いは終わりません。隣の卓での階段当たりを制したのはtotさん。5回戦が確定し、決勝はメイベルさんとtotさんとなりました。第1回大会から続く、因縁の戦いがみたび行われます。お互いメガミが変わり、メイベルさんはヒミカとシンラ、totさんはユリナとシンラです。メガミを見る限りでは遠隔と近接の戦い。メイベルさんが逃げ切るか、totさんが詰め切るかが争点に見えますが……?

         序盤からメイベルさんが攻め立てます。第2ターンの時点で再構成からフレアを確保し、「スカーレットイマジン」と「バックステップ」で山札を引き切り連射。totさんのライフを5まで削ります。

         totさんは距離を詰めて攻撃を狙う、かと思いきや、ここで「壮語」から「立論」。中遠距離から攻撃を仕掛けます。伏せられたカードを見てメイベルさんは苦い表情。再構成を宣言しました。

         それでも間合は依然としてメイベルさん優位。攻撃ひとつひとつに、激しい読み合いの応酬が挟まります。メイベルさんはみたび山札が残ったまま再構成して攻撃、さらに「ヴァーミリオンフィールド」で間合も離し、totさんを追い詰めます。

         ここでtotさんが「森羅判証」でライフを回復。何とtotさんはユリナの《攻撃》カードを全てきり捨て、森羅を中心としたコントロールデッキを構築していました。これは強引に攻めきろうとしていたメイベルさんにとっては苦しい。さらに「論破」でメイベルさんの攻撃カードを封じ、ダメージソースを減らします。そのまま精密に詰めきり、最後は焦燥で静かに、決着……!

         

        第2ターンで早くも再構成。山札全てを叩き付ける!

         

        「森羅判証」でライフを回復し、リーサルから一気に離脱!

         

        二連覇、彼を止めるのは誰なのか。

         

         こうしてtotさんが見事、二連覇を成し遂げました。インタビューではユリナ、シンラという組み合わせの強みを語って頂きました。それは「天地反駁」コンボ、ユリナの攻撃、シンラによるコントロールという3つのデッキタイプを保有していること。まさしく、正統派の眼前構築と言えます。

         それだけでなく、totさんはマッチアップごとにどの構成が有利なのか、そして3種のデッキ全てを回す練習までも重ねてきたとのこと。戦略だけでなく、努力も見事の一言。果たして、彼を止めるものは現れるのでしょうか。

         

        二連覇を祝したVサインのtotさん

         

        体験卓も大好評

         

         前回同様、初心者体験卓も併設いたしました。前回より多くの方にご参加いただき、楽しんで頂けました。個人的に嬉しかったのは海外の方がお越し下さったことです。さらに一通り遊んだ後、本作をお買い上げいただけました(しかも2つも。ありがとうございます!)。海外の方にも楽しさを感じ取って頂けたことに、大きな喜びを感じます。

         

        メガミ使用率

         

         今大会のメガミ使用率は以下の通りとなります。

         

        ユリナ ヒミカ トコヨ オボロ ユキヒ シンラ 合計
        ユリナ × 2 2 2 3 2 11

        ヒミカ

        2 × 2 1 7 12
        トコヨ 2 2 × 1 3

        8

        オボロ 2 × 2
        ユキヒ 3 1 1 × 1 6
        シンラ 2 7 3 1 × 13


        上位入賞者の使用メガミは以下の通りです。

         

        優勝 totさん ユリナ/シンラ
        準優勝 メイベルさん ヒミカ/シンラ
        3位 離狐@シャドバ勢さん ユリナ/ユキヒ
        4位 閃光成人さん ユリナ/シンラ
        5位 カリンさん ユリナ/ヒミカ
        6位 しーはるさん ヒミカ/シンラ

         

         シンラが使用率1位に躍り出ました。とくにヒミカとシンラの組み合わせは今大会で最大勢力です。ツボにはまれば一気に勝ちきれるパワーと、「スモーク」と「皆式理解」のコンボによる遠距離の継続力が理由でしょうか。これを受け、次回大会ではどの戦略が隆盛するのか。期待が高まります。

         

        むすびに

         

         これにて第3回公式大会は終了となります。次回はいよいよ大乱闘の時です! 8月20日(土)をお楽しみに! そして第4回の公式大会は8月27日(土)となります。

         また、私事ではありますがBakaFireは来週、アメリカのGENCON2016に参加し、『桜降る代に決闘を』の英語版『SAKURA ARMS』を頒布いたします。世界でも決闘の風を吹かせられるよう、全力を尽くしてまいります!

        楽しき代のためカード調整

        2016.07.05 Tuesday

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          はじめに

           

           過去2回の大会を受け、現在の環境では楽しさと競技性を保つには問題があると分かりました。そこで改善のため、いくつかのカードに修正を行います。修正されたカードはpdfファイルを配布します。大会では透明でないカードスリーブを用い、これらのプロキシを使用することができます(もちろん、使用しなくても構いません)。さらに、修正されたカードは12月の拡張で必ず封入されます。

           

          修正カードpdfファイルはこちら

          修正されたカードリストのpdfファイルはこちら

           

          カード修正へのスタンス

           

           カードの修正について、私どもはゲームを良くするためならば行うべきだと考えています。既に発売しているという理由でカードを修正しないよりも、そうしたほうがご購入いただいた皆様に楽しんで頂けると確信しているからです。

           もちろん、実際に印字された内容と、ゲームでの処理が異なってしまうため、修正には混乱が伴います。ゆえに修正は必要最低限の回数、分量で抑えるべきとも考えています。ご不便をおかけして誠に申し訳ございませんが、なにとぞご理解、ご容赦頂ければ幸いです。

           

          修正するカードについて

           

           どのカードをどのように修正するかは私どもの草案をもとに、大会で上位に入賞した方のご意見を踏まえ、検討を重ねて決定しました。こちらにて変更内容を紹介し、理由を説明いたします。

           

          月影落

           

           「月影落」の消費は5から6になります。

           ユリナは扱いやすさゆえに強すぎると思われがちですが、その強さは適性より僅かに上という程度で収まっています。ゆえに、採用率が高いカードから1枚のみを調整すれば十分と判断しました。

           また私どもの失敗として、ライフへのダメージが3以上の切札をやや過小評価していました。それらのカードは一撃でゲームを決定づけてしまい、さらに切札なので手札管理の必要もありません。相手の僅かな隙を見つけ、放てばよいので非常に手軽でした。今後は、それらのカードの中で大きな欠点のないものは、消費の大きさという欠点を強調していくこととなります。

           

          しこみび/ねこだまし

           

           「しこみび/ねこだまし」の「その後、このカードを手札に戻す。」という能力はなくなります。

           ユキヒのカードには多くの問題がありますが、このカードは特に問題が大きいものです。まずは単純に強力すぎます。0距離で相手のオーラを確実に削りつつ、「かさまわし」でそれを回収し続ける動きは許容されるものではありません。「はらりゆき」と「くるりみ」を合わせた連撃はそれ自体は許容範囲内ですが、それにも使えるという汎用性は問題です。この修正により、どちらのコンボも弱体化することとなります。

           

           さらに大きな問題は、このカードはユキヒと「かさまわし」のコンセプトを破壊していることです。「かさまわし」もまた調整の候補となったカードでした。

           「かさまわし」はユキヒをより楽しいメガミにするために作られています。傘は自分の戦略に合わせ、開閉を固定したほうが安定します。しかし「かさまわし」が開閉に報酬を与えることで、開閉してオーラを得た方が良いのかというジレンマが生まれるのです。

           しかし、「しこみび/ねこだまし」を使用し、その上で終了フェイズに開閉すれば、傘の状態を維持した上で報酬だけを(しかも2倍!)得ることができます。そしてこれまではその両方が手札に残るため、「かさまわし」の欠点は完全に失われていました。

           この修正により、「かさまわし」は本来の欠点を取り戻します。これによる結果的な弱体化と、ユキヒ自身の楽しさを保つという目的のため、「かさまわし」には修正を行いません。

           

          ふりまわし/つきさし

           

           「ふりまわし/つきさし」のうち、「つきさし」のダメージは-/2から-/1になります。

           間合0はひとたび入ってしまえば、固定させやすい間合です。それゆえに「つきさし」の与えるプレッシャーは不当な水準に至っていました。ガードのできない2ダメージは看過できません。ゆえに対戦相手は、間合を0から離すためにオーラを払い続ける必要があったのです。

           この修正により、プレイヤーには判断の余地が生まれます。1ダメージなら敢えて受けて流れを掴むという道もあるでしょう。

           

          ゆらりび

           

           「ゆらりび」の消費は5から7となります。

           方針は「月影落」と同様です。ではなぜ「月影落」の消費は6なのに、「ゆらりび」は7まで上がるのでしょうか。それはユキヒは「かさまわし」を用いることでオーラを供給できるため、フレアもまた貯めやすいメガミだからです。この修正により「はらりゆき」などとの安易な両立はできなくなりました。ユキヒはより丁寧に、フレアの運用プランを組み立てなくてはなりません。

           

          どろりうら

           

           「どろりうら」は《全力》を持つ付与札を破壊できなくなります。

           これは強すぎるカードを抑えるのではなく、他の可能性を開くための調整です。付与札を破壊するカードの存在は、環境を監視するために重要です。しかし現状ではそれが窮屈に働き、いくつかのデッキが死滅してしまっていました。この修正により、様々な可能性が花開くことを期待しています。

           

          むすびに

           

           カード調整については以上となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。これらの調整は2016/7/5以降の公式大会、公認大会の全てで適用されます。新たな環境をお楽しみください!

          今後の展望、2016夏

          2016.06.29 Wednesday

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             お待たせしました! 先月にもお伝えしたさまざまな展望が形になりつつあります。この記事ではそれらをまとめ、お伝えいたします。第2回公式大会のレポートやデータは別の記事にまとめられています。こちらをご覧ください。

             

            ランキングシステム

             

             大会を競技としてより魅力的にするため、ランキングを実施します。勝敗に応じて点数が加算され、通算点数で競い合います。7月から8月の間にはデータベースを完成させ、自分の戦績と順位を閲覧できるようにします。また、上位数名の点数と順位は常に閲覧できるようになります。

             現時点ではデータベースが完成していませんので、こちらにて現時点の5位までを発表いたします。猛者たちをご覧ください!

             

            第1位

            totさん 28点
            第1位 メイベルさん 28点
            第3位 はかいしさん 20点
            第4位 閃光成人さん 19点
            第5位 グリバーさん 17点
            第5位 龍道さん 17点

            点数は大会の勝利点と、各種イベントへの参加点(2点)の合計となります。

             

            大会の賞品について

             

             大会には魅力的な賞品も重要です。そこでTOKIAME先生描き下ろしのイラストを用いた、メガミタロットを作成することが決定しました! 通常のメガミタロットがメガミの立ち絵を描いているのに対し、これらはイベントCGのようなイラストで、タロット全面がアートとなっています。

             賞品は2種類あります。片方は大会の優勝賞品です。もう片方はランキング上位への賞品です。2016年終了の時点で、ランキング上位の方に贈られます。

             しかし申し訳ないながら、まだ作成が決定したという段階です。なので優勝賞品につきましては、いずれかの公式大会、公認大会で優勝した経験のある方に、本年12月に郵送または手渡しでお贈りいたします。これについてはデータベースを通して管理しますので、ご安心ください。

             賞品となるメガミタロットは定期的に変化します。2016年のランキング賞品はユリナ、大会優勝賞品はヒミカとなります。特別なタロットを手にし、メガミと新たな絆を刻みましょう!

             

            バランスの調整

             

             今大会の結果を受け、いくつかのカードへと調整を行うことが確定しました。草案はすでにありますが、確定させる前に私たちの認識と、大会へとご参加下さっている方の認識を一度すり合わせてから、最終的な内容を決められればと考えております。今週末にそのためのゲーム会を行います(大会上位の数名を招待しています)ので、調整内容は7/5(火)に発表する予定です。

             

            拡張につきまして

             

             拡張についての最初の情報です! 12月のゲームマーケット秋にて、何かしらの拡張を出します。詳しくは今後の続報をお待ちください。

             

            地方大会

             

             地方で遊んで頂いている方がより楽しめるように、地方大会の活性化にも取り組みます。現在では、大変ありがたいことに京都公認大会と大阪公認大会を開いていただいております。今後はより多くの公認大会を開いていけるようシステムを明確化し、全国のショップ様に案内を行ってまいります。

             さらに、上記のランキングは公式大会だけでなく、地方で開催される公認大会も計算に入れられます。もちろん、公認大会の優勝でも優勝賞品は得られます。

             

            大乱闘

             

             東京でも新しい試みを始めます。新しい楽しさを提供できるよう特別な大会「大乱闘」を月一で開催します。

             「大乱闘」では毎回特別なルールが適用されます。そしてそのルールは大会当日、現地にて発表されるのです! 参加者はその後に自分の宿すメガミを提出します。つまり、特殊ルールを考慮し、その環境で強力な組み合わせをその場で考えなくてはならないのです!

             このような狂ったクソゲーは1日やりこめば容易に崩壊し、解析されてしまいます。しかし、一回限りの大会で、一瞬の理解を求めるのならば、それは立派なゲームとなるでしょう!

             どこかで見たことがある? もちろん私はそのゲームを愛しておりますとも! 「大乱闘」の開催は8月からとなります。クレイジーな戦いをご期待ください!

             

            大会申込システムの改良

             

             現状のWebサイト(特にパソコンのもの)には多くの改善すべき点があります。なかでも大会参加フォームは問題が大きいものです。今回の大会でも、参加をキャンセルされる方がいらっしゃる一方で、参加したいのに満員で参加できない方が生まれてしまいました。誠に申し訳ございません。

             予定されている大会がスムーズに一覧できること。予定されているどの大会にも参加申請ができること。満員の大会にも申請し、リザーバーとなれること。この3点を意識し、7月中には改良いたします。