これまでとこれから

2017.10.06 Friday

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     この記事は大ニュース週間のうち3つ目の記事となります。最初からお読みになりたい場合は、こちらよりどうぞ

     

     1つ目と2つ目は前後篇で、半年後に行われる大きな変化について説明しました。こちらの記事ではそれを踏まえた今後の計画と、私どもの変化についてお話しします。

     

    これからの頒布物を紹介しましょう!

     

     

    『桜降る代に決闘を 第二幕決定版』

    発売予定日:2017年11月6日

     

     申し訳ないことに現在基本セットが品切れを起こしてしまっており、再版を行っているのは以前もお伝えした通りです。しかしそもそも「足捌き」と「雅打ち」を修正した時点で、再版物のパッケージを同じものにするわけにはいきません。さらに「審美眼」や上方修正についての話もあります。

     

     そこでそれら全ての問題を解決し、「決定版」と銘打った形で出版することにいたしました! 調整内容やより詳しい意図、そして調整カードの入手方法は4つ目の記事で詳しく書かせて頂きますので、そちらをご覧ください。

     

     当然のことですが、『第二幕』をすでにお持ちの方は無理にお買い上げいただく必要はありません。ご安心ください。

     

     

    『第参拡張:????』

    発売予定日:2017年12月9日(ゲームマーケット2017秋で先行頒布)

     

     以前の展望でお伝えした通り、『第参拡張』は本年12月に発売となります。タイトルはもちろん決まっておりますが、より魅力的にお伝えしていくためにまだ秘密としておきます。ご期待ください!

     

     

    『幕間:細音雪花 DL版(仮題)』

    発売予定日:2018年2月

     

     『細音雪花』はもともとは『初版』と『第二幕』の間の変化を埋めるためのものであり、現在では役割を終えたものと判断しています。それゆえに再版も行わないのですが、その一方で差分のカードではなく、画集や設定資料集としての需要がいまだ存在しているというフィードバックを頂きました。

     

     そこで本冊子の画集、設定資料集部分をダウンロード販売することにいたします。さらに現状に合わせて加筆し、より奥深い設定まで掘り下げる見込みです。

     

     

    『桜降る代に決闘を供焚沼蝓法

    発売予定日:2018年5月

     

     そして昨日の記事でお伝えした通り、新シリーズの『供焚沼蝓法戮5月より開始します。こちらはデジタルゲーム版と同じく合計12柱の状態からスタートします。また、初めて遊ぶ方にはより親切に、すでに遊んでいる方にはより魅力的になるよう、一工夫した販売形態を予定しております。

     

    これからの私どもについて

     

     デジタルゲーム化に伴い、私どもの状況にも変化が生まれつつあります。丁度よい機会ですので、当ブログにおける「私ども」とは何者であり、それがどう変化するのかをお話ししましょう。

     

     まず、私どもと書いた場合、それは「だいたいはBakaFire」ということです。本作で私が関わっていないところは存在しません。だいたい一人でやっているので、マジヤバイ日々を過ごしております。なので、私どもが大組織であると誤解しないようにしてください。いや本当。色々ご迷惑おかけしている皆様には改めてお詫び申し上げます。

     

     「私」と断定しない理由は、素晴らしいアイデアの中には私以外から出ているものもあるため、全てを私と括ってしまうのはあまりにもおこがましいと考えているためです。

     

     一方で「BakaFireひとりで本作を作るとか無理」というのも事実です。イラストのTOKIAME先生、小説の五十嵐月夜先生などは私には実力的に不可能なところで、素晴らしい作品を仕上げて頂いているため特に分かりやすいですが、他にも多くの方々に支えられて本作は成り立っているのです。

     

     以下では本作の支え方に応じて、部門という呼び方で私どもを紹介します。ただ、部門内の個人を紹介するのは概ねの意向を踏まえ、一部の例外を除き行いません。お手伝いいただいているという立場なので、公式にかかわっていることを明確にし、責任を強く負いかねない状況にしたくないのです。

     

    ゲームデザイン部門

     

     メガミのコンセプトを決め、それに即したカードのデザインを行います。そしてプレイテストを行い、狙い通りの楽しさが得られているかを確認します。私がまず総合的な指針を打ち立て、それを踏まえてアイデアを出し合い、最終決定を私が行っています。

     

    グラフィックデザイン部門

     

     100%私です。カードとかパッケージとかボードとかのデザインです。

     

    イラスト部門

     

     概ね私とTOKIAME先生です。私が設定を決め、素晴らしいキャラクターデザインをTOKIAME先生が仕上げて、そして素晴らしいイラストを描いていただいています。メガミによっては、他の方が設定に関わることもあります。

     

    ストーリー部門

     

     私と五十嵐月夜先生、そしてサポート数名で行っています。世界観の設定、ストーリーの展開を決めています。主に私がプロットを書き、月夜先生が素晴らしい小説に仕上げて下さっています。また、見えづらい部分の設定にはサポートの方から素晴らしい助力を頂いています。

     

    ルール部門

     

     総合ルールとFAQを円滑に運用するために数名で行っています。昔は100%私が行っていましたが、最近は時間が回せないため、多くをサポートの方が行ってくださっています。

     

     ここまでがこれまでの私どもです。それでは、これからはどうなるのでしょうか。お伝えしましょう。『供焚沼蝓法戮筌妊献織襯押璽爐鉾爾ぁ以下の部門が増えることになるのです。

     

    デジタルゲーム部門

     

     デジタルゲーム版の開発を行っているチームです。これまでの部門と大きく異なるのは、この部門はいくつかの企業が関わるものであり、BakaFire Partyの枠を超えたものだということです。そしてそれにも関わらず、私の計画を傾聴し、尊重した上でご意見を頂けています。この状況に深く感謝するとともに、素晴らしいゲームにできるよう尽力していく次第です。

     

    ディベロップ部門

     

     この記事の後半で一番伝えたいのはこの部門です。これまで本作のバランス調整はゲームデザイン部門でのプレイテストが兼任していました。しかし『供焚沼蝓法戮粒発からはそれを切り分けます。今の大会で活躍しているプレイヤーの方々のうち、私と親しくお付き合いいただいている数名の方にお声掛けし、バランス調整を専門としたチームを結成することにしたのです。

     

     これを行うに至った理由は以下の通りです。

     

    • プレイヤーの皆様の実力がゲームデザイン部門を大きく上回り始めました。これは不思議な話ではなく、多くのゲームでこうなるのは必然です。プレイヤーの「勝つための探求心」は、「面白くするためのデザイン」とは方向性がずれているため、実力はプレイヤー側に傾いていくのです。そこで、「面白さを見る部門」と「強さを測定する部門」を切り分けます。もちろん、私は両方に所属します。
    • プレイヤー人口は増え続けています。そしてデジタルゲーム版ではさらに増加すると予見できます。昔のプレイヤー人口でこれを行うと身内感が強くなりすぎてしまうので大問題ですが、今ならば辛うじて容認できます。そして未来の人口を想定して魅力的なゲームを提供するには、今の時点で改革が必要と判断しました。

     

     ディベロップ部門を上手く回すための練習として、次の記事でお伝えするカード調整についてのプレイテストにも幾らか関わって頂きました。結果として、大会における現場の声をより適切に取り入れた調整にできたと感じております。

     

     ここで強くお伝えすることがあります。この部門に関わった方にも『第参拡張』の情報は一切流さないようにしています。理由はこの部門のメンバーには可能な限り純粋に『第二幕』を楽しんで頂きたいからです。誤解なきよう、お願いいたします。

     

     

     これにて、私どもが今後どのように変化し、そして今後の製品計画がどのようになるのかを説明し終わりました。4つ目の記事では、『第二幕』を決定版にするためのバランス調整の話を行います