より楽しいイベントを目指して

2017.08.18 Friday

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    こんにちは、BakaFireです!

     

     先日のコミックマーケット92や、東京ボードゲームコレクションでは、ついに第弐拡張が頒布されました。まだ入手できていないとしてもご安心ください。各ゲームショップでの販売は、明日の8月19日(土)から始まります。新たなメガミが切り拓いた革命的な戦いを、お楽しみいただければ幸いです。

     

     前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。今日の記事はある意味二本立てです。しかしどちらも公式イベントに(そして最終決定は主催の方に委ねられていますが、公認イベントにも)関わることですので、まとめて掲載いたします。具体的には以下の二点です。

     

    • よりカジュアルに楽しめるイベントの提案
    • 以前の記事での、バランスへの見解の補完

     

    もっとエンジョイできる祭りの時間だ

     

     現在、本作のイベントは幾ばくかの課題を抱えていると感じています。イベントの内容がガチな方面に寄りすぎており、ゲームに十分に慣れていない方や、カジュアルに楽しみたい方が満足できないイベントになってしまっているのです。

     

     その一方で、ガチな決闘で勝利を追求する方もまた、貴重なプレイヤーです。本作が一定以上の競技性を持つ以上、強者こそが最大限に楽しめ、讃えられるイベントもまた必要なのです。

     

     その問題は第一幕の時にも起こり、それを解決するために作られたのが交流祭でした。しかし、現在の交流祭ではその理念を果たしきれているとは言えず、改善が求められています。

     

     そこで今後は交流祭の中で2つのイベントを行うことにしました。1つ目がこれまで同様のガチな大会です。そしてもう1つがこれから紹介するイベント、戦乱之陣です! 説明しましょう!

     

    戦乱之陣とは?

     

     戦乱之陣は、自由に対戦を繰り返せ、対戦をすればしただけポイントを溜められるイベントです。そして一定のポイントを溜めれば、かならず賞品を獲得できるのです! 賞品はプロモーション集中力カードです。戦乱之陣で十分な対戦を行えば、プロモーション集中力カード「ヒミカ」が獲得できます! この賞品は今回限りではありませんのでご安心を。少なくとも今年中は入手可能ですよ!

     

     

     具体的なルールは以下の通りとなります。

     

    • 参加希望者は「戦乱之陣レコードシート」を受け取ります。交流祭の期間中はいつでも参加できます。
    • 対戦した1人ごとに1点を獲得でき、勝利すればさらに1点が獲得できます。
    • 対戦結果には必ず対戦相手のサインが必要です。
    • 退場時に5点以上の点数を持ったレコードシートを渡せば、プロモーション集中力カード「ヒミカ」を獲得できます。

     

    特殊テーブルが戦乱をさらに盛り上げるぞ!

     

     自由に対戦できると言いましたが、それだけではありません! 祭札での特殊ルールが適用されたテーブルが存在します。そのテーブルでは、必ずそのルールでの対戦が行われるのです。大乱闘テーブルに来た? ならばクレイジーな決闘の始まりだ!

     

    大乱闘テーブル

     大乱闘カードが配置されており、そこでの対戦はそのルールが適用されています。大乱闘カードは既出のものもあれば、見たことのないものもあるかもしれません。

     

    大発生テーブル

     大発生カードが配置されており、そこでの対戦は「めがみ大発生!」で行われます。

     

    O2Dテーブル

     BlackBoxと、そのBlackBoxのカードリストが配置されており、そこでの対戦は「Open 2Pick Draft」で行われます。

     

    メガミに挑戦

     原初札を用いてくるメガミに挑戦しましょう! 勝利すれば何と一発で5点のポイントが獲得でき、敗北しても1点が得られます。挑戦はおひとり様1回限りとなります。

     

    大会イベントからもシームレスに移行できちまうんだ!

     

     大会でプロモーションタロットを狙い、敗北したら戦乱之陣に参加したいという方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください! 今後の交流祭では、途中での抜けをよりやりやすくするつもりです。さらに、大会の結果はそのまま戦乱之陣に持ち越せるのです!

     

     素晴らしいニュース! 大会が5回戦ならば、最後まで参加して全敗だとしても、5試合を行っているため5点となり、賞品を獲得できます。

     

    戦乱之陣に興味が沸いたなら、9月3日が大チャンスだ!

     

     戦乱之陣はさっそく、次の交流祭である「白露の交流祭」から実施されます。開催は9月3日(日)であり、12時に開場し、13時から公式大会と戦乱之陣が開始します。予約は必須ではありませんが、満員となった場合は予約を行った方を優先させていただきます。参加人数の把握も行いたいですので、できるだけ予約を頂けるとありがたい限りです。予約はこちらより行えます

     

    公認イベントにつきまして

     

     今後、公認イベントとして戦乱之陣も開催できるようにするつもりです。しかし、まずは試験的に東京での公式イベントで行わせてください。9月3日でのフィードバックを踏まえて、改良するつもりです。

     

     また、不安定さのあるイベントですので、開催できるのはこれまでイベントを開催頂くなどして、強く信頼できる主催の方に限らせて頂きます。各地方に少しずつ広げていくつもりですので、なにとぞご容赦ください。

     

     賞品については、入手困難な地域ができる限りでないようにするため、地方の公認イベントでは賞品の期間を調整する可能性があります。

     

    見解報告を補完します

     

     以前の記事にて、現在の本作に対する見解の報告と、それに伴うカードの調整の話をさせて頂きました。そちらへの補完も行わせて頂きます。フィードバックや私自身の感触を考慮する限り、「足捌き」と「雅打ち」への調整は良く働いており、問題ないと考えています。「審美眼」については賛否両論であり、本日は主にそちらへの補完を行います。

     

    審美眼についてどうなのか

     

     

     「審美眼」の禁止に対しての多くの意見、誠にありがとうございました。こちらについては絶賛する声もあれば、強い不快感を訴える声もありました。様々な声を拾ったところ、最も強く感じられ、私自身も同意できたものは以下のようなものです。

     

    • 「審美眼」の問題点には概ね同意できるが、メガミの保有するカードが一時的に10枚となることには嫌な感じを覚える。

     

     禁止によりカードが10枚となる点は、私自身も強い問題だと考えています。少なくとも、恒久的にトコヨのカードを10枚とすることはありえません。

     

     また、否定的な意見としては次のようなものもありました。

     

    • 「審美眼」を良く働かせるには相応の準備が必要であり、ゲームを戦略的なものにしている。また不快感が理由であれば「審美眼」以外にも該当するカードはある。

     

     実際、「審美眼」は魅力のないカードではありません。以前の記事で不快だと断じたのはやや性急であり、ご不快な思いをさせてしまった方には申し訳ない限りです。しかし、それでもなお「審美眼」には問題があると考えています。改めてまとめ直すと以下の2点になり、その2点を共に満たすのは「審美眼」のみだと考えています。

     

    • 大会運営上の問題
    • 本作に熟練していないプレイヤーが強い不満を感じるリスク

     

     前者は以前の記事でも説明した通り、ゲームが間延びし、大会の試合が時間切れによる不本意な決着で終わりやすいという問題です。

     

     後者は説明が必要でしょう。誰しも最初は初心者であり、本作も例外ではありません。「審美眼」はそのような初心者から、場合によっては中級者以上のプレイヤーにまで強い不満を与えうるのです。

     

     まず「審美眼」が成立している状況での攻撃に対して、多数のプレイヤーは必要以上のリスクを感じてしまいます。「審美眼」を使用しているプレイヤーは十全な準備をして、対価を支払って成立させているのは確かですが、そのような相手の事情を正確に鑑みるのは簡単なことではありません。少なくともトコヨを十分に使いこなしている必要があります。

     

     結果として「どうしようもない」という感情が強く残ってしまい、不満へと繋がりうるのです。さらにその結果、すぐにゲームに負けるならばまだよいのですが、不利な状況が延々と続くというのはさらなるストレスを生んでしまいます。特に、熟練したプレイヤーの操る「審美眼」は見事なリソース運用から滑らかに展開されるため、その印象をより強めてしまいます。

     

     それでも、本作をすでに楽しんで頂けている中級者以上の方ならば多大な問題ではありません。より問題なのは初心者の方が不満を感じた場合です。本作への思い入れのない方がこの形で不満を覚えた場合、結果として本作を辞めてしまうでしょう。新たなプレイヤーが参入しないゲームに未来はありません。私は本作の未来を鑑みても「審美眼」への問題を感じているのです。

     

     以上を踏まえ、「審美眼」には以下の決定をすることにしました。

     

    1. 「審美眼」は必ず変更ないしは調整され、その内容は10月6日(金)に発表する。
    2. 公式イベントでは、暫定的に「審美眼」は禁止を解除する。
    3. 公認イベントで禁止するかどうかはイベントの主催に一任する。

     

     1は第弐拡張を考慮したものです。問題があるがゆえに1は確実ですが、より適切な判断のためには第弐拡張を踏まえた環境の考慮が必要です。どうか私どもにそのための時間をお許しください。

     

     2の理由は2つあります。禁止カードがあることへの不満は私自身もやはり感じ、違和感があることがひとつ。もうひとつはこれも第弐拡張を考慮した観察のためのもので、そこでは「審美眼」が適正な環境となっている可能性もあり得ます。私個人としてはまずないだろうと考えてはいますが、奇跡的にそうである場合は、単に納を5にするという調整を行うつもりです(3ターンもの間継続し、自分のターンの開始フェイズに割れて山札の再構成に入れられて引き直せうるのも、問題に拍車をかけているのです)。

     

     3の理由は地域差によるものです。フィードバックより、地域によって「審美眼」への印象は異なると分かりました。禁止を強く望んでいる地域もあれば、「審美眼」の問題をあまり受けていないため、禁止による違和感の方が強い地域もあるのです。ゆえに10月6日までの間は、地域ごとの主催の判断で禁止を決めたほうが無難であると判断しました。

     

    今後の調整の可能性

     

     第弐拡張を踏まえた環境はまだ分かっていませんが、その結果を踏まえた調整は行うつもりです。しかしながら正直なところ、ゲームを鎮める形での下方修正を中心に進めても、もはや本作は楽しくならないと考えています(「足捌き」と「雅打ち」も下方修正ではありますが、これはゲームを鎮めうる要因を下方修正し、どちらかといえばゲームを鮮烈にする方向で調整したつもりです)。

     

     今後生まれうる、あるいは改善されていない問題は、一部のメガミが勝ち辛く、使用し辛いというものです。本作は戦術や競技性も大事ですが、キャラクターの魅力もまた重要です。あるメガミを気に入って頂けている方にとって、そのメガミが明確に劣っているのはつまらないものです。ゆえに次に行うのは、それらのメガミへの上方修正が主となるでしょう。

     

     即ち、次の調整こそが以前の記事で何度か触れていた上方修正の時となるのです。「審美眼」についても、この調整の一環として検討しています。そもそも「審美眼」は強すぎることを問題視した下方修正ではないのですから。トコヨにとって、新しい方向を開拓するような魅力的な新カードを用意できるよう尽力いたします。

     

     これらの上方修正の流れについては、単にゲームバランスだけの話ではなく、本作全体にまつわるいくつかの要因を踏まえたものです。ゆえに申し訳ないながら、今すべてをお伝えすることはできません。こちらも10月中旬から下旬にかけて話せることはすべてお話しすると約束いたします。なにとぞ、私どもに時間を与えて頂ければありがたいです。

     

    DLコンテンツをまとめ、コモンズも公開します!

     

     10月6日時点では「審美眼」はpdf画像での公開となる見込みです。しかし8月18日現在のサイトでは、様々なダウンロードコンテンツが所々に散らばっており、少々分かりづらいという問題があります。

     

     そちらの改善にはすでに動き出しております。来週、8月25日(金)の更新にてダウンロードできるコンテンツをまとめ、「ゲームルール」は「ルール&DL」として生まれ変わります。

     

     まとめるだけでは面白くないですので、さらにワクワクするようなものも用意しますよ。素材集「ふるよにコモンズ」を公開し、大会告知などの本作に関連するものに関しては自由に利用できるようにいたします!

     

     

     ここまでお読みいただきありがとうございました。次回の更新は来週で、久方ぶりのメガミ特集となります。トコヨ特集オボロ特集と来て、次はサイネ特集です。ご期待くださいませ!