新たなメガミと構想を空想

2020.09.04 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。いよいよ『第伍拡張』の発売日まで2週間を切り、『第伍拡張』で登場するもう1柱の話をする時が近づいて参りました。ですが先にお伝えしておきますと、この記事はまだ彼女を紹介するものではございません。今後のスケジュールと、私どもの試みを紹介するために先んじて書かせていただいております。
     
     私どもは自宅で『祭札二〇一九』に収録されたふるよにTRPGを楽しんで頂くための新しい試みとして全4話からなる『一人用TRPG』を公開いたしました。ゲームブック風のシナリオ仕立てになっており、桜降る代での冒険をお楽しみいただけます。
     
     そして今皆様は、この『一人用TRPG』にて『第伍拡張』のもう1柱と出会える状態にあります。この冒険の果てに、そのメガミが正しく登場し、カードプレビューも行われているのです。


     現在、この試みには多くの好意的なフィードバックを受け取っており、私としても胸をなでおろし、そして強い喜びを感じています。特に世界とキャラクターを楽しむ気質の皆様にとって、価値あるものを提供できた点は本当にうれしい限りです。これらは本作にとってかけがえのないものであり、それを楽しむ皆様もかけがえのないプレイヤーです。感想を発信していただいている全ての皆様。本当にありがとうございます。励みになっております(※)。
     
    ※ 今回の成功を受け、近しい試みをまた行うつもりです。作るのが中々に大変なのでゲームマーケットの準備が落ち着いた後、10月か11月になるとは思いますが、アイデアはあります。ご期待いただければ幸いです。
     
     その上でこの試みをまだ知らない方に、一人でも多くこの物語としての体験を楽しんでいただきたいと思い、この記事を書かせていただいております。小説を含む本作の世界や物語にいくらか以上の関心がございましたら、ぜひ一度遊んでいただけると嬉しいです。
     
     『祭札二〇一九』を用意して、TRPGとして遊んでいただければ理想的です。しかし『祭札二〇一九』をお持ちでなかったり、時間的に難しい方もいらっしゃると思います。その場合は判定や戦闘を全て飛ばし、ノベルゲームのようにお楽しみいただく選択肢もございます。
     
     というのも、第一次制限時間(※1)がもうじき近づいているのです。当該ページに奇妙なカウントダウンがございますが、実は本作はラストのネタバレを制限しております。そしてカウントダウンの切れる2020年9月1日昼12時に登場するメガミやプレビューされたカードへのネタバレが解禁されます(※2)。

    ※1 さらに9月4日の昼12時は第二次制限時間となります。こちらではこの記事が正しく完成され、新たなメガミがギミックやカードとともに紹介されます。
    ※2 この記事はネタバレを行う方が正しく解禁を待ったうえで、問題のない形で行っていることを保証することも意図しております。

     

     即ち完全に自力で楽しめる期間は明日の昼までです。遊ばなければならないものではないため、無理はなさらないでください。しかしもしお時間があるのでしたら、お楽しみいただければ幸いです
     


      そして本日にこの記事は修正されています。2020年9月4日を迎え、時は来ました。今こそ存分に語るとしましょう。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     あなたの冒険の果てに、カナヱが舞台へと降り立つのです。

     

     

     

     心構えのためにひとつ先にお伝えします。彼女はあらゆる(オリジン版)メガミの中で特に異常で複雑で難解なメガミであり、真っ当な桜花決闘から外れたゲーム体験を提供します。

     

     私はまず芯に沿った王道の体験を重視しています。本作が本作らしいことは大事なのですから。ゆえにコルヌ以降の新たな物語でもまずは王道を守り、そこからのずれに楽しさが仕込まれていました。

     

     しかしかつての物語でも、私は一度だけ王道を崩し、桜花決闘を色揃えパズルゲームへと改変しました。王道の体験を続けすぎるのもまた飽きを生むからです。そして新たな物語も6柱目。……そろそろではないでしょうか?

     

     邪道を愛する皆様。お待たせいたしました。新たな一大邪道の到来です。桜花決闘を演劇の舞台へと変えてしまいましょう! 物語ボードをご覧ください!

     

     

     このボードは桜花決闘を即興演劇やノベルゲームへと改変します。間合を合わせて攻撃することは主目的ではなくなります。特定の演出でフラグを立て、幕(シーン)を進め、エンディングを迎えるためにゲームをするのです。

     

     挙動のイメージとしては双六ですが、サイコロは振りません。まずはゲーム開始時、図にあるように駒をボード上のふりだしにあたる位置――白の幕に置きましょう。

     

     

     そして次は駒を進める手段を準備しましょう。構想カードがカナヱのカードで準備できます。ここでは特に構想の準備に特化した「たまゆらふみ」だけ紹介しておきます。

     

     

     構想カードは6種類あります。それぞれ物語のフラグ、即ち駒を進めるための条件が書かれています。準備する際は任意のものが選べます。ここでは2枚お見せしましょう。

     

     

     条件は各ターンの終了フェイズに確認されます。付与のように桜花結晶を1つ、カード下側左端の石板に置きましょう。そして満たされていたらひとつ右に桜花結晶を動かし、最も右に進んだら構想が達成され、駒がひとつ進みます。

     

     ここで注目すべきは『両者の終了フェイズに、両者の行動をチェックする』という点です。駒が進めば相手にとっては悪いことが起きます。即ち構想はあなたの道標であるだけでなく、相手への戒めでもあるのです。あなたの脚本へと相手をも巻き込み、物語を演じさせましょう。

     

     

     駒が進むとどうなるか。その幕の色に応じた効果が得られます。

     

     

     物語を進め続け、6回か5回構想を達成したならば終幕へとたどり着きます。そしてその時物語は終わり、あなたは勝利します。そうです。カナヱは特殊勝利を持ちます。それも1枚のカードではなく、メガミ全体のコンセプトとして特殊勝利を掲げているのです。

     

     そしてもちろん特殊勝利をしなくてはならないわけではありません。特殊勝利はカナヱの看板ではありますが、必ずしも大団円を迎えるような脚本を描かなくても構いません(むしろそうしないことの方が多いでしょう)。

     

     皆様の創造性を期待し、2枚のカードを紹介しましょう。「即興」と「ほかげきらぼし」をご覧ください。

     

     

     彼女を宿すには事前の準備が欠かせません。幕をどのように進めるか構想し、実現すべく構築し、そして舞台の上では演者として自らの脚本を演じるのです。

     

     難解で緻密な技が求められる、脚本家の快感をお楽しみいただければ幸いです。

     

     

     本日はここまで。そして本日9月4日にて『第伍拡張』は発売1週間前を迎え、第二次プレビューが始まります。次回の更新は明日。第二次プレビューのスケジュールで関する記事でお会いしましょう。

     

     

     

     

    気になった方のための補足:ボードの線の上にある奇妙な文様は「試練」です。試練を超えるには構想カードを裏向きにし、より難しい形で達成しなくてはなりません。