『想い一枚ここにあり』第19回:ふりまわし/つきさし

2019.11.08 Friday

0

    《前へ》      《目録へ》      《次へ》

     

     こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。
     
     著者の決め方を新しいルールで進めています。そして第14回にてシーズン3までの5勝0敗達成者全員への依頼が終わりましたので、第15回からは大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めております。
     
     それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

     


    著者紹介:あさぎ

    シーズン2大規模4勝1敗。長崎の強豪であり、シーズン2大規模では九州の舞台で見事な腕を見せつけ、上位入賞を果たした。


     

    想い一枚ここにあり
    第19回:ふりまわし/つきさし

    著:あさぎ

     

     

    初めまして、あさぎと申します。日本本土の西の果て、長崎でふるよにをやっています。


    「想い一枚ここにあり」第18回まで有名人しかおらんやん?と思いつつ第19回を担当させていただきます。


    今回私がとりあげるのは、ユキヒの「ふりまわし/つきさし」です。個人的にユキヒを象徴する一枚だと思っています。(全ての文末に「※個人の感想です」をつけてお読みください)

     

     

    〇「ふりまわし」について

     

    ・強い点
    1.最大オーラへ5点ダメージ!相手に圧倒的アド損を強いる
    2.一巡目に当てやすい適正距離4~6
    3.ライフダメージが無い(確実にオーラへダメージが入る)


    ・弱い点
    1.当てた場合、(オーラを空けることで)相手の前進をサポートしてしまう
    2.相手が後ろで戦う構築でない限り、1巡目以降はまず当たらない
    3.リーサルが取れない
    4.全力札である

     

    以上のように、「ふりまわし」単体で見たとき、デメリットの方が多く感じます。


    また、私はデメリットの1.が一番大きいと思っていて、中空構築をする際にはまず使用しません。ではどういったときに「ふりまわし」として使用するかというと、ユリナ/オボロ/ライラ等の近・中距離で2/2以上のメガミを相方としている場合です。


    このときに「ふりまわし」を当てると、相手は近づくとユリナ等の適正距離に入ってしまい、またオーラを回復しなければ2/2をライフに受けてしまう可能性が高くなってしまうため、デメリットの1.が小さくなり、またメリットの1.が大きくなります。


    このように、相方次第では「ふりまわし」単体でも十分に使用できるカードとなります。

     

     

    〇「つきさし」について

     

    ・強い点
    1.適正距離0~2
    2.オーラ受けされないライフ2ダメージ


    ・弱い点
    1.所詮はライフ2ダメージ
    2.全力札の攻撃札である

     

    オーラ受けできないライフ2ダメージは確かに強力ですが、全力攻撃札として見れば居合/不意打ち/鏡の悪魔等、ライフ3ダメージの札と比べて物足りなく思います。(デメリット1.)そして全力の攻撃札である以上、雑に振ると相手の返しでリーサルをとられる危険性もあります。(デメリット2.)


    しかし「つきさし」には上記のライフ3ダメージの全力札にはないメリットがあります。それは適正距離が0~2であるという点です!(メリット1.)


    ユキヒには相方次第では間合い0に潜る手段が複数ありますが、相手が間合い0で返してくれた場合、比較的安全に「つきさし」を振ることができます。


    相手もユキヒでない限り、間合い0では碌な反撃手段が無く、離脱にリソースを使用することになります。そのためデメリット2.を軽減することが可能です。返しにリーサルを取れない以上、間合い0に居座って「つきさし」を受けることは相手にとって大きなデメリットとなり、相手に離脱にリソースを割くよう強いることができます。「つきさし」があってこそ、「たぐりよせ」で間合い0に潜るという行動が強くなると言っても過言ではないかもしれません。いえ、過言ではないでしょう!


    そしてつきさしの本番は相手のライフが2以下になってからです。相手が後ろステップ(対応で後ろへの移動を行うカード)や打消しを持たない場合、必ず間合い3まで下がることを強要できます。離脱にリソースを割かざるを得ない相手に、相方の攻撃札でトドメを刺しましょう。

     

    さて、ここまで「ふりまわし」と「つきさし」についてそれぞれ語りましたが、なんとこのふたつ、1枚の札なんです!(知ってる)

     

     

    〇「ふりまわし/つきさし」について


    相方が適正距離2~4のメガミの場合、ユキヒは傘を開閉しながら戦うことが可能となります。例えば間合いが2で手札に斬・一閃がある(又は次のターンに引くと分かっている)場合、傘を開いて終了するとあら不思議!後ろステップを持っていない相手は勝手に間合い3まで下がってくれます。


    「ふりまわし/つきさし」を当てることに拘ると、却って満足に攻撃札を振れなかったり相手に隙を晒したりしてしまうため、ブラフで相手にケアをさせたり、たまにチャンスがあったときに振る程度に留めた方が良い場合が多い気がします。間合い・手札・相手の状況と相談しながら用量・用法を守って傘をくるくるしましょう。

     

     

    〇最後に


    ここまで述べたように、「ふりまわし/つきさし」はどちらの面でも無造作に使える札ではなく、また使用することに拘り過ぎるほどの価値がある効果でもありません。


    ですが、相手にケアを強要することの強さ、相手がケアしなかったときに得るアドバンテージの大きさを感じることができる札だと思います。
     

     

    《前へ》      《目録へ》      《次へ》