『想い一枚ここにあり』第9回:壬蔓

2019.08.09 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。

     今回は前回に引き続き、招待選手大会で素晴らしい解説を務めてくださったもう一名にご担当いただきました。それでははじめましょう!
     


    著者紹介:771
    第三回全国大会4勝1敗。彼もまた新幕から頭角を現したプレイヤーで、先の招待選手大会では解説を務めた。



    想い一枚ここにあり
    第9回:壬蔓

    著:771

     

     

    はじめまして。771と申します。
    今回は私の大好きな1枚、「壬蔓」について語らせていただきます。


    壬蔓は全切札の中でも貴重なフレア消費0の切札です。
    間合さえあっていればいつでも使うことができる、そんな使いやすいカードであるからこそ使用用途やタイミング、ゲームプランをしっかり意識することでより上手く使いこなせるカードです。
    まずは壬蔓が何をするためのカードなのかという所から見ていきましょう。
     


    『切札のサポートをする切札』


    壬蔓の効果は「1/1の攻撃」「1フレア」「再起効果」の3つに分けられます。
    切札が壬蔓だけの時は「1/1の攻撃」としてしか意味のないカードになってしまうため、他の切札と組み合わせて使って初めて真価を発揮します。
    他の切札と組み合わせた時、壬蔓は「1/1の攻撃」「フレア消費を1下げる」という2つのサポートをし、他の切札によって「再起効果」を満たすカードとなります。
     
    では具体的にどんな切札と組み合わせれば壬蔓のサポートが輝くのでしょうか?
     
    _薪戮盧撞する切札と壬蔓


    「ヴァーミリオンフィールド」「無窮ノ風」「はらりゆき」など、何度も再起する切札と壬蔓を組み合わせると壬蔓によって強化された切札をたくさん使用することが出来ます。
    再起する切札を使い続ける戦術はフレア消費が激しく、壬蔓による消費軽減とフレア0による再起しやすさが噛み合います。
    壬蔓のサポートをうければフレア消費2なら半分、消費1なら0になり1/1の攻撃が付きます。
    フレア消費で見たコストパフォーマンスは完全に壊れた犯罪切札の完成です!
    あとは2枚の再起を維持して高いカードパワーを押し付け続けることでゲームを有利に進められます。
     
    ▲侫譽⊂暖颪梁燭だ攣イ反冖


    フレア消費の多い切札を壬蔓でサポートすればデメリットである「フレア消費の多い」という部分を軽減してくれるため好相性です。
     
    壬蔓で得られる1フレアは基本動作にすると宿し+纏いの2回分、
    1ターンごとに得られる集中力1と手札2枚を基本動作にすると3回分です。
    つまり壬蔓のある時とない時では1ターン弱分のリソース差が出来ます。
    1ターンでも早く使うことに意味がある使用済で効果を発揮する「虚魚」「魔食」などと噛み合うのはもちろん、「月影落」や「律動弧戟」などの強力な攻撃的切札を使うことが可能である状況を早く作ることで相手にケアを強要することが出来ます。
    本来は中盤もしくは序盤に無理して使う切札を序盤に無理せず使え、本来は終盤まで使えない切札を中盤から使えるようになるのは非常に強力です。
     
    切札対応と壬蔓


    壬蔓の欠点として対応カードではないため相手ターンに使用する切札対応のサポートをすることは出来ません。
    ですので切札対応と合わせて使う時は一工夫必要です。
    切札対応の最も強力なタイミングは相手の強力な攻撃を潰す時です。
    そしてそれが起きるタイミングは自分が有利な状況での終盤が最も多いです。
    つまり逆に考えれば終盤を有利な状況で迎え場を整えることが一番のサポートになります。
    先手を取り有利な状況を作り出す動きが強力な壬蔓ともう一枚の切札で序中盤に能動的に攻め、終盤に入る前に壬蔓でフレアを作ってから受動的な動きに切り替えれば切札対応が最も強力な盤面を作り出すことが出来ます。
    壬蔓を使ってゲームプランを上手く組み立てることで最大のサポートをすることが出来ます。
     


    『壬蔓を使う時の注意点』


    ・相手の攻撃を受けすぎない


    壬蔓はフレアが0でなければ再起しません。
    ですのでライフダメージを受けすぎると壬蔓を再起させるプランが崩壊します。
    眼前構築の段階で相手の攻撃に何があってどれをオーラで受けてどれを対応してという事を明確にしておくと良いです。


    ・再起に夢中になりすぎない


    壬蔓を再起させる事は強力ですがそれに夢中になって勝負に負けてしまうのは本末転倒です。
    適切なタイミングで切り替えましょう。
    時には壬蔓を絶つことも大切です。


    ・攻撃なので対応される


    切札攻撃なので「氷雨細音の果ての果て」にも対応されますし、打ち消されたりするとフレアも増えないので注意しましょう。
     


    『最後に』


    オボロはカード1枚1枚の強さは高水準であるものの1柱だけで戦えるほどの強さではなく、他のメガミと組み合わせた時に優秀なカード群とリソース力で多彩にサポートをすることが最も得意なメガミです。
    組み合わせる切札によって戦術を変えリソースをサポートする壬蔓はそんなオボロらしさが詰まった一枚だと思います。
    壬蔓によって有利な展開でゲームを支配し圧をかけ相手を罠に誘導して仕留める、この楽しさを少しでも皆様と共有できたら嬉しいです。


    語りたい事は多々ありますが、この記事はここまでとさせていただきます。
    ありがとうございました!

     

     


     改めてBakaFireです。前回と今回の記事、お楽しみいただけていれば幸いです。

     その上でこのシリーズの今後ですが、著者についての問題を解決するためにまたしばらくお休みを頂く必要がありそうです。このシリーズは実に好評であるため、記事を担当していただく方々をどのように決めるかのルールをできる限り不満の生じづらい形で定め、再開に向けて尽力していくつもりです。なにとぞ、応援いただければありがたい限りです。

     

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