拡張における変化をお知らせ

2019.05.20 Monday

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     こんにちは、BakaFireです。
     
     いよいよゲームマーケットも今週末に控え、本作における次の時代も近づいてまいりました。それに伴ってお伝えするべきことも多数ございます。そこで今週は大情報週間として本日の月曜日から始め、毎日1本ずつ様々な記事をお届けいたします。
     
     初日となる本日、月曜日には今後の拡張における変化と計画をお伝えします。そのためにまずは次の拡張として、当ブログでは初公開となる『第参拡張:零限突破』のパッケージをご覧いただきましょう。

     


     これまでのパッケージより大きいのがお分かり頂けるでしょうか。そう、『第参拡張』はより大型のセットであり、2柱の新たなメガミと、3柱のアナザー版メガミが登場するのです。

     

     それでは、なぜ私どもはやり方を変化させたのでしょうか。変化を行うのですから当然、本作をより魅力的にする働きがあります。この記事ではそちらについて説明いたしましょう。
     
     それには本作の拡張やシーズンの計画が関係しています。これまで本作は2018年の5月に基本、8月に第壱、11月に第弐と、3か月程度の期間で拡張を出し、シーズンを切り替えてきました。そして今のシーズン3では初めて半年に及ぶロングシーズンとして展開し、来月6月7日から第参拡張に伴ってシーズン4へと切り替わります。
     
     その中で私どもは様々な点を鑑みて、シーズンの切り替えは3か月単位であるよりも、約半年単位であるほうが望ましいと判断するに至ったのです。

     

     ゆえに今後の拡張は年2回、春と秋のゲームマーケットのタイミングで発売し、シーズンの切り替えもそれに準じることにします。他方で拡張1つ1つをより大型にして、今後は2柱の新しいメガミと、3柱のアナザー版メガミを拡張では封入してまいります。
     
     理由についてひとつずつ、丁寧に説明しましょう。

     


    理由1:本作の環境が落ち着いてきた

     

     本作のシーズン1とシーズン2には多くの失敗があり、ゲームバランスにおける環境は今と比べると望ましくないものでした。それゆえにシーズンの切り替えを早いテンポにして、様々な問題への早期の解決へと取り組んだのは正しい判断でした。
     
     他方で現在のシーズン3は『第二幕』の時代から今までの全てを踏まえても、最善と呼ぶにふさわしい環境です。探せば改善の余地があるのはもちろんその通りですが、それは過去のあらゆる環境でも同様です。現在は最も安定して魅力的な環境なのは確かであり、ゆえに私どもは急いで環境を修正していく必要がなくなったのです(※)。

     

    ※ 誤解なきよう、元来は出すべきではないことは理解していると前置かせて頂きますが、禁止カードもまた環境の安定化のために正しく働いています。私どもは組み合わせ単位での禁止カードへの見方を変化させつつあり、バランス調整の理念にも近いうちに小さな更新を行うつもりです。

     

     

    理由2:変化が激しすぎることにも問題があると分かった

     

     3か月単位で調整を続けてきたことによる弊害もまた見えてきました。調整やカードの追加に伴う変化の回数が多すぎて、カジュアルな方向のプレイヤーから本作が僅かに苦しく、疲れてしまうものになったとのフィードバックが見られたのです。
      
     本作はTCGのような要素を持つゲームですが、他方でボードゲームでもあります。そうして見ると3か月に1回拡張し、さらに毎回10枚以上のカード更新を行い続けるのは少しばかりやりすぎでした。

     

     極めて高い頻度かつ高いレベルで遊んでいる一部のプレイヤーに限っては例外かもしれませんが、多くのプレイヤーにとって本作の環境はよりじっくりと味わい噛みしめるもので、それでこそ奥深い面白さが見えてきます(※)。劇的すぎる変化はその魅力を失わせてしまうのです。
     
    ※ そして多くのプレイヤーにとって魅力的でなければゲームは衰退していき、一部の高いレベルのプレイヤーにとっても魅力的ではなくなってしまいます。

     

     

    理由3:開発期間を十分に取るべきだと分かった

     

     開発上の問題も見えてきました。『第弐拡張』においてホノカとアナザー版ウツロはバランスにいくらかの問題を抱えていました(内容はカード更新の折にお話しします)。
     
     これらの原因はいくつかありますが、開発期間の問題もその1つです。私どもの今の開発体制と、本作のバランス調整の難しさを鑑みると、1つの拡張のために半年程度の開発期間は必須だと分かったのです。

     

     

    理由4:新たなメガミをより多く出すべきだと判断した

     

     ゲーム、キャラクター、ストーリーのあらゆる面から見ても、本作の花形はメガミです。ゆえに新たなメガミが1年あたり合計2柱しか登場しないようでは、本作を盛り上げていくには不足しているのです。
     
     そこで拡張を大型化し、1つの拡張で2柱の新しいメガミを入れる形に戻し、合計4柱のメガミを出せるようにします。他方でアナザー版メガミもまた既存のメガミに改めてスポットライトを当てる素晴らしい方法ですので、継続していきます。

     

     

    理由5:物語にとってより望ましいテンポが見えてきた

     

     本作のこれまでの物語『桜降る代の神語り』は完結し、現在は新たな物語が始まっています。そして物語の中で新たなメガミの紹介やカードのプレビューを行い、実に魅力的なコンテンツを提供できております。
     
     しかしここまで物語を描いてみて、魅力的な形で物語とプレビューを両立するには、年3回のカード追加は多すぎると分かりました。『第二幕』におけるクルル、サリヤ、ウツロ、ホノカのプレビューを私どもは上手くやりましたが、水面下では相当の苦難がありました。『新幕』の『第壱拡張』と『第弐拡張』は比較的簡単にこなせましたが、それは『神語り』というストーリーの積み重ねがあり、さらにウツロとホノカという既存のメガミのやり直しだったからです。

     

     結果として物語を魅力的にするためにも、拡張の頻度を下げるべきだと分かりました。今後の物語はさらに素敵な展開を予定しておりますので、ご期待くださいませ。

     
     本日はここまでとなります。拡張における変化をご理解いただき、その上でお楽しみいただければ嬉しい限りです。明日はまだ詳しく紹介していない「もう1柱のメガミ」と、ゲームマーケット2019春での出展内容をお知らせします。ご期待くださいませ!