『想い一枚ここにあり』第6回:ふりはらい/たぐりよせ

2019.05.09 Thursday

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     こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。それでは、さっそくはじめましょう!

     


    著者紹介:まやん
     第二回全国大会優勝。第二幕名古屋大規模優勝。本作の歴史の中で唯一、大規模以上のイベントで二冠という快挙を成し遂げている名古屋の強豪。


     

    想い一枚ここにあり
    第6回:ふりはらい/たぐりよせ

    著:まやん

     

    はじめまして、第6回を担当させていただくことになりましたまやんと申します。


    さて、これを読んでいる皆さんはアドバンテージを得ることが大好きな方ばかりだと思います。


    私も一度のチャンスで多くのアドバンテージを得ることが大好きなので想いの一枚と言いながら実質2枚分語ってしまいます、すなわち私がテーマとするのはユキヒのカード「ふりはらい/たぐりよせ」です。

     

     

    〇ふりはらい


    攻撃後に間合いを前後好きな方に動かすことができる攻撃札です、この好きな方にという点がこの札の最大の魅力です。


    後ろに下がる効果はわかりやすいですね、間合いが合わず下がって攻撃しなければならない場面はとても多いと思います。


    離脱1回で振れるならともかく間合い4以降の攻撃札を後退しながら振りたくはないでしょう、ふりはらいなら相手のオーラを使って後退することができます。


    見切りや奮迅などの後退に使える行動札との違いとしては攻撃なのでリーサル時に最低限の打点になり得ることとダストがない状況でも下がれることでしょう、後者は主にオボロを相手に最初の設置を避ける際に重宝する特性です。

     

    では前に行く効果はどうでしょうか?こちらは大きく分けて2通りあると思っています。

     

     

    ・相手の間合いによる防御の突破


    相手に攻撃間合いを踏ませないように調整することはこのゲームの常套手段です。


    特に最初の再構成を行う前のデッキ1巡目の攻防でよく発生しますが、相手が前進したがらないと再構成前に間合い5には行けても4までは行けないことが多いですよね。


    斬に代表されるような強力な攻撃札は間合い4であることが多く、使えれば使えるだけ強いので再構成前になんとしてでも振っておきたいです。


    この間合いによる防御は基本行動1回分足りないといった繊細さで成り立っている場合がほとんどなので、ふりはらい1枚で間合い5から4に行けるだけでも突破できるようになる場面は非常に多く有用です。

     

    ・間合い2でふりはらいを使うことで間合い1に行くことができる


    間合い1に行くことの重要さは第3回でますたーHさんが語っていますね(書くことがなくなったじゃないか、おのれますたー!)。なのでそこで語られてない要素を解説しますが、間合いからダストに動かすということは基本動作では触ることのできない結晶に干渉できることを意味しています。


    このことがもっとも意味を持つのが間合い2でダストがない盤面です。


    ダストがないので纏いができず攻撃するにも後退をしなければならずお互い苦しくなりやすい状況ですが自分だけは間合いからダストを作り纏いや宿しを行ったり、ふりはらいオーラ受けと間合いから生まれるダスト二つを使って圧気やえんむすびなどの付与を貼ることもできます。


    貼る付与によっては一方的に対処を迫れ、その後の展開を有利に導いてくれるでしょう。

     

    駆け足ですがふりはらいの主だった強みについて語りました。


    まとめると自分の選択肢を増やし他の札を強く使うための札であると言えます。


    相方のメガミの札を強く使うための札って考えると縁結びのメガミらしくてより魅力的に思えてきませんか?


    他のメガミではないですがふりはらいで前に行きながら傘を開くと簪の間合いになる点は神語り的にポイント高いですよね。

     

     

    〇 たぐりよせ


    ふりはらいが汎用性の塊だったのが一転してたぐりよせは非常にピーキーな札です。


    単純に振るだけではほとんど勝利に貢献しないため有効な場面をうまく作って使っていく必要があります。


    そのためにもまずたぐりよせの弱点を見ていきましょう。

     

    ・間合い1を飛ばして0まで行くため追撃がほとんど存在しない


    間合い1が強いことはふりはらいで触れましたが間合い0まで行ってしまうと他のメガミはほぼ攻撃を振れなくなります。


    他のメガミのサポートとならない以上ユキヒ自身が頑張るほかないですが、他の攻撃はオーラダメージが1なので追撃としての迫力がありません。


    また、ゆらりびは現状2柱単位で対抗策を持たない組み合わせはほぼ存在せず、よほど工夫しない限りは脅威とはなり得ないでしょう。

     

    ・間合いを維持する札が他にない


    厳密にはたぐりよせ自体の弱点ではないですが間合い1以下に行くためのカードがもぐりこみしかないため間合いを維持することができません、すぐに2離脱されるだけでも苦しい場面は多いです。


    相手に2離脱を強要するのは確かに強力ではありますがデッキに1枚であり手痛い追撃も来ないのであれば相手の許容範囲を出ないでしょう。

     

    この点を踏まえた上で強い使い方を考えてみましょう。

     

    ・防御を目的として使う


    追撃がないという問題点を挙げましたがそれは攻撃として見た場合の話です。


    防御として見た場合には間合い0に行くことは大きな意味を持ち得ます。


    一番分かりやすいのは設置避けです。


    たぐりよせで回避できた場合には他のリソースを使うことなく1枚だけで避けれる上に相手に離脱分のリソースを使わせることもでき、設置の持つ強みの多くを失わせることができます。


    他には相手が手札を整えて一気に攻撃してくるターンの直前に0に潜ることが挙げられます。


    攻撃間合いに集中だけで戻れなければ、相手は使いたいカードをどれかは伏せざるを得ず被害を減らすことができます。

     

    ・ダストを枯らして使う


    追撃がないなら作れば良いのです。


    ダストを枯らしてしまえば相手は後退せざるを得ず、1/-の追撃となります。


    相手のリソースを使っての1/-であり、さらにはダストを作らないと回復不能のダメージとなりますので単純に1/2を振るのとはわけが違います。


    とはいえたぐりよせは3つもダストを生んでしまいます、基本動作で回収するのは1つが限度でしょう。


    残りのダストの処理する必要がありますが、おすすめなのがえんむすびに置いてしまうことです。


    ダスト2の状態でえんむすびを置くと展開時効果では間合いが動かず、破棄時効果があるため相手の離脱後退を抑制できます。


    ひとつは相手ターンに落ちてしまいますがもうひとつは自分のターンまで守れるのでそこで回収することで間合い0ダスト0を達成できます。

     

    ・間合い操作をサポートできるメガミと組む


    間合い0に行くことができる空駆けや抜き足、離脱後退を封じる泥濘などと組み合わせて使うとたぐりよせの脅威度は上がります。


    また、ライラやクルルと組んだ場合にはたぐりよせ自体を使いまわしたり増やすことも有効です。


    徹底的に0に潜り、相手に攻撃させないようにリソースを攻めていきましょう。

     

    たぐりよせについてはこれくらいでしょうか。


    他メガミとのシナジー効果が期待しにくく扱いが難しい札ですがその分劇的に刺さる瞬間があるので盤面全体を上手く読み取り、ここぞというタイミングで叩きつけていきましょう!

     

     

    最後に


    ふりはらい/たぐりよせはユキヒのカードの中でも傘の開閉によって特に大きく性質が変化するカードです。


    単に間合いの前寄せ、後寄せが変化しているだけではないことが伝わったでしょうか。


    それこそがユキヒの魅力だと思っているので、この記事を読んだ方が少しでもユキヒ面白そうだな使ってみたいなと感じて頂ければ嬉しいです。

     

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