第三回全国大会「天音杯」レポート

2019.04.16 Tuesday

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     こんにちは、BakaFireです。過ぎし2019年3月30日。ついにこれまでで最大のイベント、第三回全国大会「天音杯」が開催されました。会場、出展内容、イベント内容などの全てが最も豪華であり、お越しいただいた全ての皆様に最大限お楽しみいただけるよう尽力いたしました。そしてお手伝いいただいたスタッフの皆様、マナーを守ってご参加いただいた全ての参加者の皆様のおかげで、無事に大成功で終えられました。本当にありがとうございます!

     参加者もまた過去最大を記録し、本戦に126名、サイドイベントや物販に137名の合計263名の方にご参加いただけました。サンシャインシティ文化会館の特別ホールという会場を選んだ際にはまた強い不安に苛まれておりましたが、皆様のおかげで満員御礼となりました。こちらにつきましても、お越しいただいた全ての方にお礼申し上げます。ありがとうございます!

     

     本日はお越しいただいた皆様にこの祭のことを振り返って頂くために、そして残念ながらお越しいただくのが難しかった皆様にこの祭を見て頂くために、レポートをお送りいたします。それでは、お楽しみくださいませ!

     

     

    ユリナの案内ポスターに、ウツロとホノカがお出迎えします!

     

     

    会場入り口はポスターも!

     

     

    本戦参加の皆様には名前を入れた名札を用意いたしました!


    新製品『祭札二〇一九』が先行発売!

     

     開場してまず始まったのは物販エリアです。そこでは本作の基本セットや拡張、様々なグッズが販売されました。その中でも看板商品は新製品となるカジュアルセット『祭札二〇一九』でした。4種類の気楽に遊べるルールに加え、多数の未公開ラフイラストを収録した設定資料集が付属。さっそく開封し、お楽しみいただいている方もいらっしゃいました。

     『祭札二〇一九』は4月12日に一般店舗でも発売しました。即ち現在は全国のゲームショップ様や、ネット通販でご購入いただきます。ぜひとも手に取ってみて頂けると嬉しい限りです。

     

    恒例のガチャも今回は番外編。あまからするめ先生による『ゆるい午後シーズン2』仕様となっております。

     

     

    開会式で『第参拡張』などの新展開も公開!

     

    開会式会場直前。開場には多くの参加者が集います。

     

     そして開場から1時間程度が経ち、開会式を迎えます。会場の諸注意やスケジュールなどなどもお話ししましたが、ここでお伝えすべきはそうではないでしょう。そうです。本作の今後に向けた様々な新展開をお伝えしたのです。

     中でも最大の目玉は『第参拡張:零限突破(ゼロゲントッパ)』、そして実に1年ぶり、ライラ以来となる新たなるメガミの発表でしょう。ええ、こちらの記事でもお見せいたしますとも。ご覧ください!

     

     

    新拡張、公開!

     

     


     小説『桜降る代の神語り』をじっくりお読みいただいている方は目にしたことがあるかもしれませんが、大半の方にとっては初見となる名前でしょう。『第参拡張』では新たなメガミとして北限を守護する氷のメガミ・コルヌが登場します。

     彼女は脚に身に着けた橇(そり)を象徴武器としており、氷上を舞うような蹴り技は実にパワフルです。しかし何よりも彼女を特徴づけているのはその特性「凍結」です。説明いたしましょう。

     カードの効果で相手のオーラに凍結カウンターを置くことができます。例えば「【攻撃後】相手は1回凍結する」といった具合ですね。凍結カウンターはオーラではありませんが、オーラの空きを埋めてしまいます。そしてそれを解かして取り除くためには、宿しを行わなくてはなりません(もちろんその「宿し」でフレアは増えません)。

     

     そう、彼女の攻めは極寒の大地のごとく厳しく過酷なのです。凍てついた体は守りを失い、そして膝をついた時には恐るべき攻撃が襲うのです。当日に発表された2枚のカードもご覧ください!

     

     

     新メガミの発表以外にも、先日のゲームマーケット2019大阪にて発表された『桜降る代の神語り』書籍化や、今後のストーリーの計画について五十嵐月夜先生に登壇して頂きました。こちらもご期待くださいませ!

     

     


    サイドイベントも盛りだくさんだ!

     

     開会式が終わり、いよいよイベントが開始します。今回は会場が2部屋に別れており、一方の部屋では本戦が、そしてもう一方では多彩なサイドイベントが開催されました。まずはサイドイベントについて、写真と共にご覧いただきましょう!

     

     

    会場には多数の参加者があふれかえり、想定以上の数の対戦卓が配置されることになりました。

     

     

    協力型ゲーム「叶世座公演」や「ふるよにTRPG」をさっそく遊んでいる方も見られました。

     

     

    TOKIAME先生の複製原画展も開催! 魅力的なキャラクターたちがハイクオリティな印刷で舞い踊ります。

     

     

    本戦会場内には新幕版の光る桜花結晶の展示も! 今回は自作のホノカちゃんフィギュアも横にいます。


    それでは果たして本戦は?

     

     サイドイベントの部屋では実に盛り上がった空気の中でイベントが楽しまれていましたが、もう一方の部屋はそれだけとは限りません。楽しげな空気の中にも緊張と集中が見え、真剣勝負の気配が満ち満ちています。

     

     

    試合直前。誰もが真剣な空気を纏います。

     


    会場奥では優勝賞品となるトロフィー、そして世界に1枚だけの優勝特典カードが展示されています。


     そして幕が開けます。全国から予選を勝ち上がった強豪しかいない以上、第一回戦から波乱の連続となるのは当然です。シーズン1、2、さらに過去の全国大会の覇者たちの誰もが全勝を果たすことはできず、実力者同士の戦いの過酷さがひしひしと感じられます。

     

     

    試合開始! 誰もが真剣の一言!


     そして第三回戦が終わり、全勝の15名が出揃いました。ぺんたさん、aRashIさん、そら@亡霊さん、ぽんこつさん、メル冥華さん、舞茸さん、771のおにいさん、アオギリさん、キリカさん、totさん、のわさん、くまねこさん、赤@古忍を返して下さいさん、ふぇりるさん、キシロさんとなります。その中にはシーズン3から本作を始めた方も何名かいらっしゃり、本作への新たな風を強く感じさせます。

     

     そして4回戦。ベスト8を巡り、戦いはさらに苛烈となります。多彩なメガミが存在するなか、特にユキヒの活躍が目覚ましい試合となりました。

     まずは舞茸さんがダストを見事に枯らして相手の「生きる道」ルートを封殺し、ベスト8へと最初の名乗りを上げます。

     次はそらさんが見事な立ち回りで「ゆらりび」を決め、勝利を掴みました。

     3人目は771のおにいさんです。「傘回し」によりダストを12に保持して終焉の影の復活を許しません。そして生まれた隙を見事に貫きました。

     キシロさんは実にパワフルに勝利をもぎ取ります。ヒミカ/Aトコヨの鮮烈な速攻戦略で相手を撃ちぬきました。

     ふぇりるさんはクリンチコントロール(※)での勝利です。「癇癪玉」でリソースを奪い、「たぐりよせ」で圧殺します。

    ※ 間合を0近くに寄せることで相手の攻撃を無力化するコントロールデッキの総称。

     キリカさんが苛烈な撃ち合いを制します。「Omega-Burst」を早めに開けさせ、Aトコヨ/ライラの最大打点を命中させました。

     ぺんたさんは実に素早く、リーサル以外で「ゆらりび」を撃ちこみます。それにはAオボロ/シンラに2回目の「森羅判証」を使わせない狙いがありました。見事な戦略眼で勝利!

     最後に勝ち上がったのはのわさんです。こちらのウツロはオリジン版。相手は「風魔纏廻」からの2度の「虚偽」を破れませんでした。

     

     結果として階段も崩れずベスト8が出揃うこととなりました。しかしまだまだ戦いは続きます。次はベスト4を巡った5回戦。キシロさんとのわさん、771のおにいさんとふぇりるさん、舞茸さんとそらさん、キリカさんとぺんたさんが激突します。

     

     まずはキシロさんとのわさんの対戦。三拾一捨の結果、キシロさんはヒミカ/Aトコヨ、のわさんはトコヨ/ライラを宿します。しかしこの試合は実にパワフルに、そして素早い決着を迎えました。キシロさんがヒミカ/Aトコヨによる怒涛の速攻戦略を決め、いち早く決勝トーナメントへと進出します。速攻への耐性もあり、のわさんが得意とするウツロを三拾一捨できちんと除いた点に的確な判断が光ります。

     

     続いては771のおにいさんとふぇりるさんの対戦です。三拾一捨の結果、771のおにいさんはオボロ/ライラ、ふぇりるさんはユリナA/オボロを宿します。ふぇりるさんが「柄打ち」「一閃」「鋼糸」などを駆使した中盤の攻めを上手く形にしてライフで大きくリードを取りました。771のおにいさんも終盤のリーサル形を作り攻め返しますがふぇりるさんは冷静です。マストカウンターとなる一撃を「不完全浦波嵐」で正しく捌き、逆転を許しませんでした。ふぇりるさんが決勝トーナメント進出となります。

     3戦目は舞茸さんとそらさん。三拾一捨の結果、舞茸さんはユリナ/オボロAを、そらさんはユキヒ/ライラを宿します。ビートダウン向きの2柱である舞茸さんに対してそらさんは高水準のクリンチコントロールを仕掛けます。ですが舞茸さんは相手の構築も重々承知。コントロールが決まるまでに十分な打点で先行し、コントロールの成立後も取れる打点を取って競り勝ちます。そらさんも十二分に見事なプレイングでしたが、舞茸さんはその上を行きました。決勝トーナメント進出です。

     

     時間切れ近くまでもつれ込んで最後の試合はキリカさんとぺんたさん。三拾一捨の結果、キリカさんはトコヨA/ウツロAを、ぺんたさんはAユリナ/ユキヒを宿します。この一戦を見事なコントロール戦略で支配したのはキリカさんでした。「残響装置:枢式」とトコヨの-/1攻撃でライフのリードを取り、トコヨとウツロによる3枚の対応カードで蓋をします。切札がなければこの守りは越えられませんが、切札を切ってダストを作れば終焉の影が別の形で試合に蓋をするのです。巧みな戦略で決勝トーナメントに進出!

     

     以上の結果、キシロさん、ふぇりるさん、舞茸さん、キリカさんの4名で決勝トーナメントが争われる形となりました。

     

     

    今回はニコニコ生放送もお届けしたぞ!

     

     本戦5回戦が終わったころ、サイドイベントの部屋でもほとんどのイベントが閉幕していました。大乱闘、縁ドラフト、随時選択などの大会や、叶世座公演、ふるよにTRPGなどの協力ゲームも全て一段落し、それらが遊ばれていたテーブルも片づけられます。

     場は再び開会式の状況に戻り、多くの参加者の皆様が着席してスクリーンを見られる形になりました。そうです。事前に当ブログでも告知させて頂いた通り、本大会の準決勝と決勝には実況と解説が付き、ニコニコ生放送で上映されたのです(※)。


    ※ 3回戦から5回戦もテスト放送として、フィーチャーテーブルが無音の形で放送されました。

     

     

    準決勝の放送風景。実況はBakaFire、解説はかよーだでお送りしております。

     

     会場にお越しいただき、部屋を満席に埋めて頂いた皆様だけではございません。ニコニコ生放送で試合をご覧いただき、コメントで盛り上げて下さった皆様にもこちらにてお礼申し上げます。もちろん、生放送を実現するためにお力添えを頂いた皆様や、解説としてご参加いただいたかよーださんとえりんさんにもお礼の言葉をお伝えします。皆様、本当にありがとうございました! そして、楽しんで頂けていればうれしい限りです。

     

     生放送、そして試合に対して実況と解説を行うという新たな試みをするためにも、今回の会場は部屋を2部屋に分けていました(これまでは実況の声がゲームの展開に影響を与えてはいけなかったため、実況は事実をただ盛り上げて話すことしかできなかったのです)。このやり方はより魅力的に感じられたため(毎回このようにするには会場規模が難しいですが)少なくとも次回の全国大会もこのようにしていきたいと考えております。

     また、今回は様々な点が初の試みであったため、生放送についてもこの時点でのベストを尽くしたに過ぎませんでした。生放送を取り入れたイベントには大きな魅力を感じておりますので、次は大規模イベントとは別に、生放送に最大限の力を入れたイベントにも挑戦してみたいと考えております。すでにアイデアもありますので、ご期待くださいませ!

     


    さあ、ついに準決勝だ!

     

     

    決戦の時。ここまでくると、全ての決断に意志が籠ります。

     

     さて、あらためていよいよ準決勝です。抽選の結果、準決勝第一試合では舞茸さんとキリカさんが、第二試合ではふぇりるさんとキシロさんが激突することになりました。

     まずは第一試合の舞茸さんとキリカさんの対戦です。三拾一捨の結果、舞茸さんはユリナ/トコヨを、キリカさんはライラ/Aウツロを宿すことになります。


    準決勝第一試合の動画はこちら!

     

     戦いの序盤は静かに立ち上がります。舞茸さんが巧みに盤面を整えながら間合を詰め、対するキリカさんも風雷ゲージを上げて準備を整えます。そしてキリカさんが「風走り」を駆使して素早くユリナの間合を飛び越え、近距離戦の流れとなります。

     ですが舞茸さんは的確なコントロールでペースを握らせません。「詩舞」「雅打ち」でライラの攻撃カードを捌き、「居合」でオーラを削って圧力をかけ、「無窮ノ風」で「影の壁」を落としてからの「斬」でライフもリードします。その後も「浮舟宿」を駆使して盤面を維持し、有利を重ねてライフ差を6対2まで広げます。

     しかしキリカさんにはフレアが貯まり、風雷ゲージも高まりつつあります。対する舞茸さんのフレアはほとんどありません。舞茸さんの「居合」を「虚偽」で躱し、舞茸さんの対応手段が限られる次のターン。「雷螺風神爪」「風魔招来孔」「風魔纏廻」「雷螺風神爪」と猛攻。ですが舞茸さんは「詩舞」をオーラを増やす方向に用いてオーラで受け、「風魔旋風」まで切らせます。ライフこそ3対2と詰めますが、キリカさんは攻め筋がかなり細くなりました。

     そして返しのターンに離脱から「跳ね兎」で間合4へ飛び、再起した「浮舟宿」で守りをさらに固めます。キリカさんは再構成から打開策を探しに行きますがライフはこれで1。次のターンに回った舞茸さんが4回の宿しから「久遠ノ花」を構えます。キリカさんは攻め手を失い投了。舞茸さんの勝利となりました。


     次は第二試合のふぇりるさんとキシロさんの対戦です。三拾一捨の結果、ふぇりるさんはAユリナ/オボロを、キシロさんはヒミカ/ライラを宿すことになります。


    準決勝第二試合の動画はこちら!

     

     まず先制したのはキシロさん。初手「呼び声」から「バックステップ」「レッドバレット」「風雷の知恵」で「バックステップ」を使いまわします。対するふぇりるさんは「足捌き」でヒミカの間合を素早く躱し、ライフの被害を1に抑えます。

     ですがキシロさんの構築はややライラに寄せたものでした。「獣爪」「流転爪」で攻め、巧みな使い回しで山札を管理します。対するふぇりるさんも負けていません。「鋼糸」からの「斬撃乱舞」で反撃。ライフは7対6で拮抗しています。

     そんな中でふぇりるさんが「一閃」「鋼糸」「乱打」「影菱」で攻撃を重ねますが、ここでキシロさんが驚くべき決断をします。オーラが5あるにもかかわらず、この全てを共にライフで受けることを選択。ライフは一気に1対6に転じます。そして山札1枚なので返しのターンも1焦燥1ドロー。

     一見して無謀にも見える手ですが、キシロさんは桜花結晶の個数を見事に計算していました。「風雷撃」「クリムゾンゼロ」でゲージを溜め切り、「風魔招来孔」。「風魔纏廻」から再び「クリムゾンゼロ」! 一気に6ライフを削りきり、壮絶な逆転勝利です。リーサル圏を見事に見切ったキシロさんのプレイングが光りました。

     


    そして決勝。天音杯の頂点はいかに。

     

     こうして準決勝も決着し、いよいよ決勝戦。歩みを進めたのは舞茸さんとキシロさん。最後の戦いが始まります。三拾一捨の結果、舞茸さんはトコヨ/Aオボロを、キシロさんはヒミカ/ライラを宿すことになります。

     

    決勝の動画はこちら!

     

     今回も先に仕掛けたのはヒミカを宿すキシロさん。「バックドラフト」「バックステップ」「ラピッドファイア」などを巧みに使ってゲージを高め、「風雷の知恵」で「バックステップ」を使いまわします。ですが舞茸さんは「詩舞」で受けて「手裏剣」で削り、ライフのリードを許しません。ライフは8対7

     攻防が進み間合5。ここでキシロさんが「空駆け」を撃ち間合を8へと戻します。どうやらキシロさんは遠い間合を維持して相手に攻撃を許さないレンジロックデッキのようです。キシロさんの狙い通り間合は遠いまま。さらに風神ゲージも10溜めて「風魔天狗道」を入手し、レンジロックはこの上なく強固なものになります。

     ですがここで舞茸さんの繊細な受けが光りました。「ラピッドファイア」などの決定的な打点を「詩舞」でケアし、ライフのリードを徹底的に許していないのです。キシロさんのレンジロックは確かに圧巻の強度ですが、そもそもライフにリードが取れていなければ相手が攻撃を封じたところで勝ちきることはできません。

     お互い攻め手を欠くまま試合が進み、ライフが3対3。ここでキシロさんは「風魔天狗道」で間合を10に戻した後、徹底した焦燥戦略を取ります。異質にして斬新、そして大胆不敵なプレイングです。ですがそれでも舞茸さんは崩れません。状況を適切に読み、静かに前進を続けてリソースをゆっくりと自陣側に引き寄せていきます。

     試合もいよいよ正念場。キシロさんが「風魔纏廻」から「レッドバレット」を再利用してライフに当て、ついに1対2とライフでリードを取り、さらに再構成で「最後の結晶」も砕けます。後がなくなった舞茸さんですが、それでも冷静なプレイングには陰りが見えません。丁寧な前進が身を結び、最後は「千歳ノ鳥」からの「鋼糸」で決着! 優勝は舞茸さんです!

     

     

    決着、そして次に向けて

     

     こうして本作最大の祭りも終わりを迎え、舞茸さんの優勝となりました。舞茸さんは第一幕の頃から本作をお楽しみいただいている最も古株のひとりであり、第一回全国大会の準優勝者でもあります。今回はあの時のリベンジでもあると語っており、実に一年半もの時を越えてその努力が結実し、覇者の座へと至ったことを心から祝福します。

     対して決勝で惜しくも敗れてしまったキシロさんは、驚くべきことに本作を初めて僅かに3か月とのことです。すばらしい才覚と技をもって、ひとりの新規プレイヤーは今や全国に名だたる強豪に名を連ねることとなりました。

     

     

    見事に4勝1敗を成し遂げ、上位入賞を飾った皆様です!

     

     

    そして見事全勝し、決勝トーナメントを戦った4名の皆様です!



     この結果からも今回は古豪の力強さと、新たな風の鮮烈さが心に残った大会となりました。古くから本作を遊び続けて下さっている皆様も、新たに本作を始めた皆様も、できる限り全ての皆様を楽しませ続けられるよう私どもは引き続いて尽力いたします。もしよろしければ、今後もお付き合いいただければ嬉しい限りです。

     最後に、決勝トーナメントに残った4名がどのような理由でメガミを選択したかどうかのインタビューを掲載し、このレポートを終わりといたしましょう。


    ふぇりるさん Aユリナ/オボロ/ユキヒ
     ユリナ、オボロ、サリヤの3柱で当初は考えていたが、オボロ/サリヤに若干の弱みを感じ悩んでいたとのことです。そんな中でゲームショップぶんぶん様より配信されていた東京予選の動画を見て、ユキヒを用いた構築を見出し、それを持ち込むに至ったとのことです。中国地方から東京の予選を研究するというその精神は、まさにこの結果に相応しいと言えるでしょう。

     

    キリカさん Aトコヨ/ライラ/Aウツロ
     シーズン2はオボロ/サリヤ/ウツロを使い込んでおり、その頃からウツロへの研究を重ねていたとのことです。そんな中、第弐拡張の情報公開の中でアナザー版ウツロが登場したことで彼女へと強い愛を感じ、そして彼女を最も活かす形を探し求めてこの3柱へとたどり着いたとのことです。

     

    キシロさん ヒミカ/Aトコヨ/ライラ
     トコヨへの強い愛で選んだ3柱であり、使いこなせば強烈で、勢いで不利をはねのける可能性があるヒミカ/Aトコヨという組み合わせを信じたとのことです。シンプルかつパワフルなその決断力が、僅か3ヶ月でこの結果を生み出したのかもしれません。

     

    舞茸さん ユリナ/トコヨ/Aオボロ
     戦略面と愛着面の両方から厳選した3柱とのことです。戦略面ではあらゆる対戦において致命的な不利を負わない安定性を取ったとのことです。しかしそれは勢いで有利を勝ち取り辛いということもあり、確かなプレイングへの自身が必要です。まさに古豪だからこそ取れた決断と言えるでしょう。

     愛着面では、第一回全国大会で持ち込んだユリナ/トコヨ/ユキヒの中で、最も信頼していたユリナ/トコヨをこの大舞台で再び輝かせたいという望みによるものでした。
    戦略、愛着共に年季と自負を感じるすばらしい選択だと感じます。

     


    第三回全国大会「天音杯」

     

    優勝
    舞茸
    ユリナ/トコヨ/Aオボロ

     

    準優勝
    キシロ
    ヒミカ/Aトコヨ/ライラ

     

    ベスト4
    ふぇりる
    Aユリナ/オボロ/ユキヒ

     

    キリカ
    Aトコヨ/ライラ/Aウツロ

     

    上位賞(4-1)

    ※オポーネント順の紹介となります。

    のわ
    トコヨ/ライラ/ウツロ

     

    そら@亡霊
    オボロ/ユキヒ/ライラ

     

    ぺんた
    Aユリナ/オボロ/ユキヒ

     

    771のおにい
    オボロ/ユキヒ/ライラ

     

    弛緩毒のさんた
    Aユリナ/Aチカゲ/ライラ

     

    あうる
    ユリナ/サイネ/トコヨ

     

    ガソタム
    ユリナ/トコヨ/サリヤ

     

    えりん
    ユリナ/オボロ/サリヤ

     

    さんろ@亡霊
    Aユリナ/オボロ/ユキヒ

     

    もず
    Aユリナ/オボロ/ユキヒ

     

    東風夜
    ユリナ/サリヤ/Aウツロ

     

    メル冥華
    ヒミカ/チカゲ/サリヤ

     

    つきのみち
    Aユリナ/オボロ/ライラ

     

    エンデアナザー
    Aトコヨ/ライラ/Aウツロ

     

    aRashI
    Aユリナ/Aオボロ/シンラ

     

    きくしょー@シーズン1の亡霊
    ユリナ/ユキヒ/ライラ

     

    ごし
    Aユリナ/サイネ/Aオボロ

     

    えとせとら
    Aユリナ/クルル/ライラ

     

    アオギリ
    クルル/ライラ/Aウツロ

     


    メタレポートもお送りデース

     

     今回のメタレポートでは大会を新しいやり方で管理して頂いたグリバーさんのご協力もあり、より多くのデータを用意できました。まずはこの場を借りて、グリバーさんにお礼を伝えさせて頂きます。そしてあれこれ語るより前に、まずはご覧いただきましょう!

     

    使用メガミ一覧

     

    ユリナ/サイネ/トコヨ    1 
    ユリナ/サイネ/オボロ    4 
    ユリナ/サイネ/オボロA    1 
    ユリナ/サイネ/ハガネ    1 
    ユリナ/サイネ/ウツロA    1 
    ユリナ/トコヨ/オボロ    2 
    ユリナ/トコヨ/オボロA    2 
    ユリナ/トコヨ/サリヤ    2 
    ユリナ/オボロ/ユキヒ    3 
    ユリナ/オボロ/サリヤ    3 
    ユリナ/オボロ/ライラ    1 
    ユリナ/オボロA/サリヤ    1 
    ユリナ/ユキヒ/ライラ    1 
    ユリナ/チカゲ/ウツロA    1 
    ユリナ/チカゲA/ウツロA    1 
    ユリナ/サリヤ/ウツロA    3 
    ユリナA/サイネ/ヒミカ    1 
    ユリナA/サイネ/オボロ    1 
    ユリナA/サイネ/オボロA    1 
    ユリナA/サイネA/クルル    1 
    ユリナA/ヒミカA/オボロA    1 
    ユリナA/トコヨ/オボロ    3 
    ユリナA/トコヨ/サリヤ    1 
    ユリナA/トコヨ/ライラ    2 
    ユリナA/トコヨ/ウツロ    1 
    ユリナA/オボロ/ユキヒ    8 
    ユリナA/オボロ/チカゲA    1 
    ユリナA/オボロ/サリヤ    1 
    ユリナA/オボロ/ライラ    4 
    ユリナA/オボロA/シンラ    6 
    ユリナA/オボロA/サリヤ    2 
    ユリナA/オボロA/ライラ    2 
    ユリナA/オボロA/ホノカ    1 
    ユリナA/ユキヒ/チカゲ    1 
    ユリナA/ユキヒ/ライラ    1 
    ユリナA/シンラ/ライラ    1 
    ユリナA/チカゲA/ライラ    2 
    ユリナA/クルル/ライラ    1 
    ユリナA/サリヤ/ライラ    1 
    ユリナA/サリヤ/ウツロA    1 
    サイネ/ヒミカ/トコヨ    1 
    サイネ/トコヨ/シンラ    1 
    サイネ/オボロ/ユキヒ    1 
    サイネ/オボロA/シンラ    1 
    サイネ/オボロA/ハガネ    1 
    サイネA/ヒミカ/トコヨA    1 
    ヒミカ/トコヨA/ハガネ    1 
    ヒミカ/トコヨA/ライラ    4 
    ヒミカ/トコヨA/ウツロA    2 
    ヒミカ/オボロ/ハガネ    1 
    ヒミカ/チカゲ/サリヤ    1 
    ヒミカ/サリヤ/ウツロ    1 
    ヒミカ/サリヤ/ウツロA    1 
    ヒミカ/ライラ/ウツロA    1 
    ヒミカA/オボロA/ライラ    1 
    トコヨ/オボロA/ハガネ    1 
    トコヨ/ライラ/ウツロ    1 
    トコヨ/ライラ/ホノカ    1 
    トコヨA/クルル/ライラ    2 
    トコヨA/クルル/ウツロA    1 
    トコヨA/ライラ/ウツロA    2 
    オボロ/ユキヒ/ライラ    3 
    オボロ/ユキヒ/ホノカ    1 
    オボロA/シンラ/ライラ    1 
    オボロA/ハガネ/サリヤ    1 
    オボロA/チカゲ/ライラ    1 
    オボロA/クルル/ライラ    1 
    オボロA/ライラ/ウツロ    2 
    オボロA/ライラ/ウツロA    1 
    ユキヒ/ハガネ/チカゲ    1 
    ユキヒ/チカゲ/ウツロA    1 
    ユキヒ/チカゲA/ライラ    1 
    ユキヒ/クルル/ライラ    1 
    ユキヒ/クルル/ウツロA    1 
    ユキヒ/ライラ/ウツロA    1 
    シンラ/ハガネ/ホノカ    1 
    シンラ/クルル/ウツロA    1 
    ハガネ/サリヤ/ウツロA    1 
    チカゲ/ライラ/ウツロA    2 
    チカゲA/ライラ/ウツロA    1 
    クルル/ライラ/ウツロA    2 
    サリヤ/ライラ/ウツロA    1 

     

    メガミ個別データ

     

    メガミ名 使用数 使用率 BAN率 試合数 勝利数 勝率
    ユリナ 28 22.2% 26.2% 90 51 56.7%
    ユリナA 45 35.7% 43.8% 117 59 50.4%
    サイネ 16 12.7% 25.0% 51 24 47.1%
    サイネA 2 1.6% 10.0% 9 2 22.2%
    ヒミカ 15 11.9% 31.4% 48 23 47.9%
    ヒミカA 2 1.6% 11.1% 8 4 50.0%
    トコヨ 19 15.1% 33.3% 56 28 50.0%
    トコヨA 13 10.3% 42.2% 37 21 56.8%
    オボロ 37 29.4% 36.4% 103 62 60.2%
    オボロA 28 22.2 23.1% 100 50 50.0%
    ユキヒ 25 19.8% 21.9% 89 45 50.6%
    シンラ 12 9.5% 40.4% 31 11 35.5%
    ハガネ 9 7.1% 30.0% 28 12 42.9%
    チカゲ 8 6.3% 32.4% 25 10 40.0%
    チカゲA 6 4.8% 31.0% 20 12 60.0%
    クルル 11 8.7% 43.8% 27 11 40.7%
    サリヤ 21 16.7% 44.0% 51 25 49.0%
    ライラ 46 36.5% 30.3% 152 76 50.0%
    ウツロ 5 4.0% 33.3% 16 10 62.5%
    ウツロA 26 20.6% 41.5% 69 30 43.5%
    ホノカ 4 3.2% 5.6% 17 6 35.3%

     

    ※BAN率は三拾一捨で取り除かれた割合を表します。即ち33.3%が最も平均的です。

     

     今回の大規模大会の環境は実に良好であり、シーズン1のサリヤ、シーズン2のオボロのような、用いることが前提となるような支配的なメガミは存在しませんでした。それゆえに多様性に溢れ、本作の中で最善の環境を更新したと自信を持って感じております。

     しかしながら問題視しているところがないわけではありません。先日の禁止改訂の際にも触れたとおり、アナザー版ウツロは極端な相性差を生んでおり、彼女へと有利であるユリナやライラの採用率を強く引き上げると共に、彼女に対して厳しいサイネ、ハガネ、チカゲなどを苦しい立場に追いやっています。また、アナザー版ウツロに不利とは限らないものの、ユリナやライラの相手が難しいシンラもまた今シーズンでは苦しい状況でした。

     

     アナザー版ウツロは絶対的ではないものの、今の環境が彼女に振り回されてしまっているのは間違いありません。今回の結果はその点も踏まえてみる必要があると言えるでしょう。

     とはいえ、改めて今が良い環境であることも間違いありません。アナザー版ウツロに更新がなされたうえで新たなメガミが追加されたシーズン4がどのようになるのか、今から待ち遠しいと感じております。