『想い一枚ここにあり』第1回:浦波嵐

2019.04.05 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。第三回全国大会「天音杯」も大成功で終わり(※1)、小説『桜降る代の神語り』やそれに辿る第壱拡張、第弐拡張の流れも完結しました。つまり本作の大きな流れはひとつの終わりを見て、完結としても問題のない状況が再び訪れたわけです。
     
     しかし本作はまだまだ終わりません。今回の全国大会ではシーズン3から始めてくださった多くのプレイヤーの方々にもお会いできました。さらに本作を長く遊んでくださっている皆様の熱量もまだまだ素晴らしいものなのです。ゆえに私どもは、本作の次の展開を推し進め始めております(※2)。

     

    ※1 天音杯のレポートは来週の公開に向け、現在作成中です。今しばらくお待ちいただければ幸いです。

    ※2 その中のひとつはもちろん『第参拡張』です。こちらの初報もまさに第三回全国大会でお見せしましたが、来週以降はさらなる情報を公開してまいりますのでご期待ください。

     

     そしてその流れはこのブログでも変わりません。今週より新たな攻略記事が、そして来週か再来週からはメガミ特集の第3シーズンが始まります。そう、そしてこの記事こそがその攻略記事なのです。

     

     しかしまずは先にお詫びさせて頂きます。攻略記事におきましては、いくつかのシリーズが止まってしまっており申し訳ない限りです。どちらも動画の編集や、特定の著者のスケジュールに左右されてしまうため、なかなか掲載のスケジュールが調整し辛い状況にあるのです。
     
     そこで私どもはより気楽に連載し、安定してほぼ毎週更新でき、気軽に読めるシリーズが必要だと判断しました。内容としては、様々な結果を残した名プレイヤーたちを毎週お招きし、思い入れがあるカード1枚を語って頂くというものです。対象は初級者から中級者を想定し、その1枚におけるもう一歩先の使い方を身につける狙いがあります。
     
     1枚の話なので分量も軽くて気軽に読め、またプレイヤーごとの個性も面白い記事となることでしょう。それでは、さっそくはじめましょう!

     

     


    著者紹介:tot
     第一幕ランキング1位、第1回全国大会ベスト8、シーズン1大規模ベスト4、シーズン2大規模ベスト4。本作を発売から今日にかけて遊んで頂いている最も古株のプレイヤーのひとり。ビートダウンを特に嗜好する。


     

    想い一枚ここにあり
    第1回:浦波嵐

    著:tot

     


     

     

    万能カードは適切な場面で使うことで真価を発揮する


    今回のテーマである「浦波嵐」は、攻めにも守りにも使える優秀な効果に加え、消費が軽く、ゲーム中盤から終盤までタイミングを問わず活躍できる、非常に使い勝手の良い強力な切札です。そして、「様々な場面で使える」と言うことは、使う場面を適切に判断すれば、より大きなリターンを得られると言うことです。本記事では、浦波嵐をより上手に使う為のポイントを紹介します。

     

     

    中盤の脅威にどこまで対応するか

     

     浦波嵐を使う上で特に悩ましいのが、デッキ2巡目あたりのゲーム中盤で、ライフ受けしがたい攻撃を打たれた時に、対応で使うかの判断です。例えば「中盤に自オーラ3の状態で4/3居合を打たれた」などが挙げられます。今回は、この4/3居合のケースを元に、数ある浦波嵐の使用シーンの中でも、難しい判断が求められる「中盤での対応」に焦点を当てて解説を行います。

     

     

    ■初級編:消費で考える


    そもそも、消費3の切札に期待される効果はどの程度のものでしょうか。他のメガミの近しい消費の切札を見てみましょう。

     

    はらりゆき:消費2でライフ1点+再起
    雷螺風神爪:消費3でライフ2点+再起
    この旗の名の下に:消費4でライフ2点+メリット効果
    浦波嵐:消費3でライフ?点+2オーラダメージ

     

    こうして見ると、概ねライフ2〜3点分の仕事ができれば平均かそれ以上の働きはしそうです。消費に対するコストパフォーマンスだけで考えれば、4/3の居合は、浦波嵐で防ぎきれない分のオーラダメージを踏まえても、対応する価値が大いにあるでしょう。

     

     

    ■中級編:自分のゲームプランで考える

     

    しかし、フレアやライフの価値はゲームプランや状況によって異なります。例えば、リーサルでライフ4〜5点を狙うようなビートダウンデッキと、ライフ1点を大事にして守り抜くコントロールデッキでは、前者はフレアの価値が高く、後者はライフの価値が高いでしょう。


    もう少し具体的にイメージするために、自分がユリナ/サリヤを宿している想定で、2種類のサンプルデッキを挙げて解説します。

     

    ※デッキ構築の記事ではないので、デッキ内容は例示向けに構築したものであり、強さを保証するものではありません。

     

        攻撃的デッキ
    【通常札】居合、斬、一閃、柄打ち、Burning Steam、Waving Edge、Shield Charge、
    【切 札】浦波嵐、月影落、Alpha Edge


    デッキが全て攻撃カードのアグレッシブな構築です。大技(月影落)もあり、対応せずにライフ3点を失っても、ライフ差を取り返す手段が沢山あります。逆に浦波嵐を使ってしまうと、デッキコンセプトであるリーサル火力が落ちてしまいます。中盤ではできる限り温存したい所です。

     

        守備的デッキ
    【通常札】居合、斬、柄打ち、Burning Steam、Waving Edge、Roaring、Turbo Switch
    【切 札】浦波嵐、浮船宿、Omega-Burst


    対応を中心とした守備的な構築です。先ほどの<攻撃的デッキ>とは打って変わってライフ打点の高い攻撃が少なく、ライフ3点を失ったらライフ差を取り返す手段が殆どありません。何が何でも防ぎたい所です。

     

    このように、自分の使うデッキによって対応すべきラインが変わってきます。自分の戦略において、対応した時/対応しなかった時に勝ち筋が残るのかを見極めて使えると良いでしょう。

     

     

    ■上級編:対戦相手のゲームプランで考える


    中級編でゲームプランについて考えましたが、一つ大事な要素が抜けています。それは、対戦相手にも同様にゲームプランがあることです。例えば、相手が上記サンプルデッキのいずれかを使っていたとします。それが<守備的デッキ>であれば、居合はデッキの最大火力であり、これ以上に浦波嵐を対応で効果的に使える場面は早々ありません。しかし、相手が<攻撃的デッキ>であった場合は、月影落という更なる脅威が控えています。ライフ3点を守れるとは言え、居合に対応すべきか月影落に備えて温存しておくかは一考の余地がありそうです。


    このように、相手のゲームプランも考慮に入れると、より効果的な使用場面が見えてきます。勿論、実際の対戦では、相手のデッキ内容は事前に分からないので、対戦中に推測する必要があります。自分のゲームプランを元に行動を決める中級編の逆で、相手の行動から相手のゲームプランを導き出すのです。難しいことですが、意識するだけでもレベルアップに繋がると思います。

     

     

    最後に


    浦波嵐は、勝敗が確定する場面で使うだけでも十分強力ですが、ゲームプランを意識して柔軟に使うことで、更に輝きを増します。使えば使うほど眼前構築の奥深さを感じられるカードなので、皆さんもぜひ使い込んでみてください!

     

     

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