今後の展望、2018春夏

2018.06.01 Friday

0

     こんにちは、BakaFireです。本日の記事では久方ぶりに今後の展望についてお話しさせて頂ければと思います。初めてご覧になる方のために説明すると、私は三か月に1回、本作の今後の展望や指針をまとめ、説明させて頂いているのです。

     とはいえ2017年12月の記事ののち、2018年3月の記事はお休みをいただいておりました。これにつきましては2つ理由があります。1つ目が『新幕』の原稿があまりにも慌ただしく、記事を書く余力がなかったことです。そしてもうひとつが、次に発表すべき内容の多くはゲームマーケット2018春でのステージイベントの内容でもあったため、それまで取っておきたかったのです。

     今やステージイベントは終わり、そして3月を超えて6月を迎えました。ならばステージイベントの内容も踏まえ、改めて今後の展望をお伝えするべきでしょう。


    前回の展望のおさらいです。

     

     今後の展望シリーズでは毎回、前回の展望を見直し、それらがどうなったかを確認していました。1回空いてしまったためやや時代遅れなところはありますが、今回もそれに倣いましょう。

     

    デジタルゲーム版が本格的に動き出します!

     

     こちらについてはあなたにお詫びしなくてはなりません。デジタルゲーム版のリリースは2018年春を予定しておりましたが、2018年内へと変更させて頂くことになりました。

     一応補足しておくと、私はデジタルゲーム版の開発を取り仕切る立場にはありません。しかしながら本作全体に尽くしていく立場として責任を感じております。誠に申し訳ございません。

     とはいえ、ステージイベントでの発表からも分かる通り、計画は頓挫したわけではありません。むしろより魅力的な姿に向けて進み続けております。お待たせして申し訳ありませんが、引き続きご期待頂ければ幸いです。

    第二幕の頒布物計画を再構成しましたよ!

     

    全ての製品を再生産いたします!

     

     無事というとやや語弊はありますが、ほぼ計画通りに全ての再版が完了し、これにて『第二幕』シリーズはほぼ生産終了となります(まだもうひとつ計画はありますが)。

     『第二幕決定版』『第壱拡張』『第弐拡張』『第参拡張』『祭札通常版』については現在流通している分で全てとなりますので、ご入り用ならば早めにお求めいただければ幸いです。

     

    細音雪花DL版が2月に発売します!

     

     本作の設定資料集である細音雪花DL版は無事にDLsite.com様にて発売しました(発売は3月に延びてしまいましたが)。本作の世界に興味がありましたら、是非とも手に取って頂けると嬉しいです。

     より詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ。

    公式ネットショップを開始するぞ!
    コミックマーケットにて公式グッズが発売します!

     

     こちらについては幾ばくかの方針転換がありました。結論を申し上げると、私どもBakaFire Partyは公式ネットショップは持たないことを選びました。従って現在は公式ネットショップは存在していません。理由は2つあります。

     1つ目は様々なゲームショップ様に対してより誠実であるべきと考え直したのです。私どもがアナログゲームをリリースし、充実したサービスを提供するにあたり、様々なゲームショップ様との連携は極めて重要です。しかしゲームの製造元そのものがネットショップを持ってしまうと私とそれらのショップの間でパイの取り合いが生じてしまいます。これらを踏まえ、私どもそのものが公式として流通に携わるのは失敗だったと判断しました。

     もう一つの理由は、デジタルゲーム版を開発、運営する有限会社センキ様から、自社のショップを持ちたいという要望があったためです。センキ様は今は本作のみに注力して頂いていますが、1年、2年先には当然ですが他の作品も手掛けることになります。その際に、それらのシリーズ全てのグッズを扱えるように会社としてのショップを持つべきと判断したのです。

     以上により思惑は一致し、公式ネットショップは廃止され、デジタル版公式ネットショップ「極ジョー商店」が設立されることになりました。

     もちろん、他でもないデジタルゲーム版の開発会社が運営するため、私どもとは強い連携関係を持つことになり、今後のサービスでもご助力いただきます。しかしながら大枠では(デジタル版公式グッズを扱う以外は)他のゲームショップ様と同じ位置づけと考えて頂ければ幸いです。

    現状のバランスにつきまして

     

     もはや『新幕』が発売していますが、ここでは『第二幕』についての話となります。

     『第二幕』のバランスはひとつの理想形として完成を見たと考えています。全てのメガミが強いと感じられ、それぞれの強みは十分に異なっています。今後の拡張性にこそ大きな欠陥がありますが、今この時点で完結しているゲームとしてはあらゆる意味で完成したといえるでしょう。

     今後、『第二幕』のバランス調整を行う予定は(あらゆるデッキにほぼ必勝のデッキが突然開発されない限り)行われる予定はありません。

    来年以降のイベントにつきまして

     

    公式イベントのスケジュールが定期化します。

     

     現在、問題なく毎月第2日曜日に公式イベントが開催されています。

    慣れていない方へのサポートを強化します。
    初心者講習会、交流会を開催!

     

     対戦会は今はお休みをいただいていますが、近いうちに再開します。

     また、別の試みとしてイエローサブマリン様での体験会も始まりました。これらの体験会は今後もシーズンの開始時に定期的に行われます。その際にももちろんプロモーション集中力「ユキヒA」は獲得できますよ!

    基本セット大会を交流祭で併催!

     

     こちらへのフィードバックは良いものもあれば、悪いものもありました。難しいところですが「新幕」となった今、ひとまずは保留しておくことにします。

    戦乱之陣の参加賞も変化します!

     

     予定通り現在もプロモーション集中力「オボロ」が獲得できるようになっています。

    第二幕最大の、一大イベントを開催します!

     

     第二幕大決戦は無事に4月7日に開催され、大成功でした。詳しく知りたいならば、ぜひともこちらのレポートをご覧ください。

     

     

    ここまで終わって次に向け

     

     ここまでが前回の展望となります。多くの物事で成功し、順調に『第二幕』はひとつの終着点へとたどり着けました。そして次に『新幕』も無事に開始しています。

     しかし他方で、強く問題に感じている点もあります。製品の再生産、細音雪花DL版のスケジュールに乱れがあった点をはじめとして、様々な点に至らなさが生まれてしまっているのは確かです。少し主題からそれますが、本日の展望ではその点にも触れられればと考えております。

     それでは、次の展望を始めましょう!

     


    デジタルゲーム版はより魅力的に!

     

     ゲームマーケット2018春のステージイベントではデジタルゲーム版の発表も行われました。先日の記事の冒頭でも書いた通り、メディア様での記事でまとめられておりますので、まだ見ていないのならばぜひともご覧ください。

     

    Gamer様

    ガジェット通信様

    インサイド様

    GAMEwatch様

    ゴジライン様

    4Gamer様

    電撃オンライン様


    お時間がない場合はプロモーションムービーだけでもいかがでしょう。2分半ほどの動画となります。

     

     この勢いで、デジタルゲーム版の開発は順調に進んでおります。ご期待の上、お待ちいただけると嬉しい限りです。

     


    より幅広く組織化を進めます

     

     『第参拡張』での失敗以降、私は様々な仕事の委託を進めてきました。今では流通、経理、大会賞品送付などの業務はすべて委託できており、どうにか過労死を免れる程度の忙しさとなり、ゲームデザインにこれまでより注力できるようになりました。

     というより、これらの委託ができていなければおそらく『新幕』は発売延期となっていたため、私はどうにか命拾いしたとさえ言えるのかもしれません。

     しかしこれでもなお、私はあなたに改めて謝罪したく思っています。スケジュールの乱れなどからも分かる通り、私はまだあなたに対して十分に誠実だと胸を張れるほどには本作に尽くせていないと痛感しているのです。

     これらの不実のうち、本作において分かりやすいのはWebサイトについてです。本日どうにか『新幕』のスマートフォン版での公式サイト(このリンクはスマートフォンから使用してください)がオープンしました。しかしまだ細かな内容に不足があり、PC版は間に合っていないため急場をしのぐ形となってしまっています。

     

    (挙句の果てにいざ更新してみたらスマートフォン版で大会情報を読み込まない問題が生まれてしまいました。作業環境ではちゃんと読み込んでくれていたのになぜ……)

     ひとつ補足すると、私が最も注力すべき仕事は何かといえば、間違いなくゲームデザインです。私は『第参拡張』でそれを痛感してから、ゲームデザインに一番の重きを置いて行動しています。結果として、それ以外に至らないところが生まれてしまっているのです。

     この現状を踏まえ、次はどうするべきかを考えました。現在、本当にありがたいことに『新幕』はご評価を頂けており、私の状況はより良くなりつつあります。ならば私はそれにふさわしいサービスをあなたに提供できるようにしたいのです。しかし残念ながら、もはや物理的に時間が足りません。

     これらを踏まえると、より組織化を進めるべきだと結論付けられます。私は今後、外注、雇用などをもう一歩踏み込んで進め、現在の課題の克服を図ります。

     しかしながら、私は慎重にならなければならないことも理解しています。私以外に任せることを増やすということは、私自身が力を込められないものが増えるということです。結果として、本作らしくない方向に舵が切られてしまい、本作としての魅力を殺してしまう恐れがあるのです。

     私はそのリスクを決して忘れないよう意識し、どうにか上手くやれるよう全力を尽くします。どうか暖かく見守って頂ければこれ以上の喜びはございません。

     


    公式サイトを初めとして、

    新幕のサポートを補強します

     

     すぐ上でお伝えした通り、誠に申し訳ないながら公式サイトの計画には遅れが生じています。しかしこれまた上記の通りに改善を図り、より密なサポートを行えるよう進めてまいります。

     具体的には、ゲームを解説するルールガイドの作成、定期的で秩序だった形でのゲームバランスやルールへのサポート、新幕ふるよにコモンズの作成、PC版公式サイトのオープンなどを進めております。これらの多くは6月中には実現できる見込みですので、ご安心ください。

     


    大規模大会が大阪で開催だ!

     

     第二回全国大会のレポートで次の大規模大会について軽く触れ、バランス調整の宣言では本作が今後シーズン単位で区切られるという指針が示されました。そしてそれらのシーズンごとに1回は大規模大会を行い、シーズンの頂点を決めることもところどころの更新でお伝えしております。

     本日はその初報です。来たる7月28日(土)『新幕』初となる大規模大会を大阪にて開催いたします。人数は予選を含まないイベントとしてはこれまでで最大の128人規模となります。

     参加申込の開始や、詳細の発表は近いうちに行われますので、可能であれば今のうちに予定を開けておいてください。あなたのご参加、心よりお待ちしております!

     

     

    現状のバランスにつきまして

     

     気になる所かもしれませんが、もはやこのシリーズでゲームバランスを語ることはありません。

     先日の新幕バランス調整への宣言でお伝えした通り、今後の第一月曜日には禁止改訂が行われ、さらに新しい拡張が発売されるたびにカードの更新が行われます。そしてそれらの折にはブログで記事が掲載され、そこでバランスについて語ることになります。

     つまり、ゲームバランスについてより緻密に監視し、ルールに基づいたスケジュールでお伝えできるようになるのです。

     


    『新幕 第壱拡張』が進行中!

     

     そして最後に、次のシーズンに向けた話も行いましょう! ステージイベントにてお伝えした通り、8月10日から12日のコミックマーケット94にて『新幕 第壱拡張』が先行発売いたします。そして、8月17日(金)に一般店舗で発売する予定です。

     先程の課題でゲームデザインに注力しているとお伝えした通り、こちらの開発は極めて順調です。安心してご期待頂ければ幸いです。

     そちらでは『第参拡張』で登場したメガミ・ウツロが新幕仕様となり帰ってくるほか、より魅力的なゲームに向けたカード更新、そして新たなやり方での拡張としてアナザー版メガミが登場します。

     アナザー版メガミについては補足しておきましょう。アナザー版メガミとは、メガミのある時期やある側面を切りだして宿すという新たな技により生まれた、ある意味で新たなメガミを指します。まずはステージイベントでもお見せしたイラストやカードをご覧ください。

     

     もし公式小説をお読みでしたらピンと来るかもしれません。このユリナは「第一章」ユリナであり、公式小説第一章の頃のユリナを切り出して宿すというものです。同じくサイネは「第二章」サイネなのです。


     ちょうどカードがある「第二章」サイネを例に説明いたします。「第二章」サイネは2枚のカードを持ちます。そして従来のサイネのカードのうち、2枚を置き換えた姿となります(例えば「二重奏:弾奏氷瞑」はS-2なので、「響鳴共振」と置き換わります)。

     そして今後サイネを宿す際には基本の姿か、「第二章」のどちらかを選びます。もちろん「第二章」サイネを宿す場合も他のメガミと組み合わせますが、その際にサイネと組み合わせることはできません。

     これは今後の拡張の指針でもあります。本作に登場するメガミたちは、まだ魅力を掘り下げる余地があります。同様にゲームとして見ても、決死、八相などのギミックにはまだ広げられうるデザイン空間があります。

     ゆえに今後は新たなメガミにより横に拡張していくだけでなく、アナザー版メガミを出すことでメガミを掘り下げる形での拡張も行っていくのです。他方でアナザー版はアナザー版として11枚のカードが使えるに過ぎないため、眼前構築が複雑になりすぎる心配もありません。

     『新幕 第壱拡張』には4柱のアナザー版メガミが登場します。ご期待頂ければ幸いです。


     以上となります。新幕最初となる今後の展望、お楽しみいただけていればうれしい限りです。次の展望は『新幕 第壱拡張』発売後、9月にお届けいたします。

     

     次の私の記事は再来週となり、いよいよ今度こそクルル特集を掲載します。ご期待くださいませ!