今後の展望、2017冬

2017.12.22 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。前回の展望からはや三か月というべきか、まだ三か月というべきか、慌ただしい日々の中では時間が早くもあり遅くもありでなんとも捉えづらいものです。なにはともあれ、三月に一度お送りする今後の展望の時間がやって参りました。未来に向けた指針をお話ししましょう!
     
     
    前回の展望をおさらいしよう!

     

     前回の「今後の展望、2017秋」からは前回の展望を見直し、それらがどうなったかをまず確認することにしていました。良い手段と感じていますので、今回もそれに従いましょう。前回の展望と結果は次のようなものでした。
     
    デジタルゲーム版に向け、一大発表を行います!

     

     10月5日と6日の大ニュース週間に一大発表として『供焚勝法戮粒発発表と、デジタルゲーム版はそちらに準拠することをお伝えしました。この発表をどのように受け取られるかは正直心配していましたが、私の想像よりも好意的であったことに安心しております。

     

    次の頒布物予定をお伝えしましょう

     

    第二幕、ふたたび再版決定!
    第参拡張に向けて

     

     『第二幕決定版』『第参拡張』ともに無事に発売となりました。手に取って頂いた皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。
     
     唯一想定外であったのは、『第二幕決定版』がすぐに品薄となってしまった点です。私としては『供焚勝法戮糧表に伴い、基本セットを購入してこれから始めるという流れは幾らかは下火となってしまうだろうと想像していました。
     
     ですが『供焚勝法戮倭杼よりは好意的に受け取られ、他方でまったくもって計算外なことに、テレビに取り上げて頂くという一大事件もございました。どちらも嬉しいニュースではあります。しかしながら、生産数をいくらか臆病に見積もってしまったのは悪い方に働きました。こちらへの対策は、今回の展望でお話ししましょう。

     

    現状のバランスにつきまして

     

     こちらも10月5日と6日の大ニュース週間にて、決定版に向けた調整を発表しました。これらの調整についてはゲームを間違いなく魅力的にしたと感じており、成功と言えます。
     
     他方で、細部に目を向けると反省点がないわけではありません(失敗というほどのものはないですが)。現状を踏まえ、一通り振り返ってみましょう。
     
    梳流し

     このカードの弱体化を行ったことそのものは大正解でした。調整後でもトコヨは大会で一定以上の結果を残し続けており、不当な強さを緩和できたうえで、メガミの魅力を損なうこともありませんでした。
     
     しかしこの調整は「境地でなければ使用できない」という魅力的でないテキストを甘んじて受け入れたうえでなされていました。カードの効果をデザインするにあたり、ネガティブな言い回しは極力避けるべきです。例えば「仲間がいると強くなる」と「一人だと弱くなる」という効果はほぼ同一のものなので、他の理由がないならば前者を採用すべきです。後者はプレイヤーにどこか損をした感情を与えてしまうため、ゲームが良い体験となり辛いのです(例外として、「底力」のようにとんでもない効果が出るならば枷のような書式に魅力が生まれることもあります)。
     
     それゆえに境地ならばオーラへのダメージに「-」を代入するというアイデアも考えてはいたのですが、代入という難しい処理を初期デッキに入るカードに入れたくないという点から没にしていました。
     
     しかし印刷後に「オーラへのダメージを選べない」という書式の新しい効果にすればその点を解決できることに気が付きました。これは正直なところ悔しいものであり、次の機会では上手くやろうと決意しています。

     

    点睛

     このカードはシンラとの組み合わせにおいて高い価値を持ち、魅力的かつ適切なバランスのコンボデッキを成立させています。その点において無駄なカードではなく、成功と捉えています。
     
     他方で他の組み合わせでは使いづら過ぎた点は悔やんでいます。その点はこのカードそのものというよりも、トコヨが第二幕の構造において強すぎるため、汎用性の高いカードが作り辛い点に問題の本質があると考えています。
     
    忍歩

     現在オボロは大会上位でも見られるようになり、明白に躍進できたと言えます。バランスにも大きな問題はなく、調整は成功だと考えています。
     
     他方でバランスに小さな問題がないわけではなく、汎用性が高すぎる面も含めてベストの調整かどうかには疑問が残ります。私としてはこの点は「忍歩」の問題とは考えていません。オボロのカードリストにいくらかの問題があったために、「これほど汎用性のある強いカードを入れる」か「多くの種類に小さな修正をする」かの2択を選ばなくてはならなかった点にこそ問題の本質があると考えています。
     
    立論、抗弁

     シンラは環境で存在感を示すようになり、ゲームバランスの面でも良好です。これらの調整は完全に成功だと考えています。
     
    円舞錬、引力場

     ハガネを取り巻く状況は以前より良くなりました。その点においては成功ですが、ハガネが環境で存在感を示せているかというと怪しいところです。しかしハガネを使いこなすのは簡単ではないため、一概に調整が不足していたと断じるのも危険です。
     
    もじゅるー

     危険なデッキが弱体化するとともに、クルル関連の他のデッキがより活躍できるようになりました。この調整も完全に成功だと考えています。
     
     ひとまずはこんなところでしょうか。第参拡張、および現在のバランスについては今回の展望にて触れますので、そちらもご覧ください。

     

    今後のイベントをお知らせしましょう

     

    戦乱之陣はどうだったのか
    次の戦乱之陣はいかに?

     

     戦乱之陣は魅力的なイベントとして成功していると考えています。開催する地方も増えてきており、順調です。

     そのうえで最近、より魅力的にするためにやるべきことにも気づいてきました。それについては、今回の展望で触れることにしましょう。

     

    名古屋で大規模な公式イベントを開催するぞ!

     

     10月29日に滞りなく開催され、大いに盛り上がりました。大成功だったと考えています。

     

    公式攻略記事を開始します!

     

     無事に開始し、第4回までが掲載されています。現在はコミックマーケットの原稿のために休載していますが、年明けにはまた魅力的な記事が読めることでしょう!

     

    コラボカフェイベント、計画してます

     

     11月下旬から12月上旬にかけて実施され、大成功でした。こちらについてはレポートを掲載いたしましたので、そちらをご覧くださいませ。

     


     前回の展望はこのようなものでした。それでは話を進めましょう。12月から3月までにかけての、本作の展望は次のようになります!
     
     
    デジタルゲーム版が本格的に動き出します!

     

     かねてから話を進めてまいりましたデジタルゲーム版ですが、ついに本格的に動きだしました! そう、昨日21日ににじよめ様にて事前登録が開始したのです。事前登録はこちらより行えます。あなたのご参加、心よりお待ちしておりますよ!
     
     昨日の様子を見る限り、デジタルゲーム版への不安を伝えるフィードバックもいくつか認識しています。全てを語ることはできませんが、少なくともメガミ、通常札、切札まわりについて散見されるひどく悪い想像は全て杞憂であると断言します。本作を本作たらしめる理念に手を入れることはあり得ませんので、ご安心ください。
     
     さらに昨日はもうひとつ。デジタルゲーム版では全てのメガミに声が付くことと、一部のメガミへのキャストが発表されました。折角ですので、こちらの記事でも紹介しておきましょう。次の通りになります!

     

    ユリナ役:加隈亜衣さん
    ヒミカ役:瑞沢渓さん
    トコヨ役:内田彩さん
    オボロ役:若林直美さん
    サイネ役:近藤玲奈さん

     

     そしてもちろん、今後はデジタルゲーム版でも魅力的な発表が行われていくことになります。アナログゲーム版と合わせて、ぜひともご期待くださいませ!
     

    第二幕の頒布物計画を再構成しましたよ!

     

     前回の展望への振り返りにて、想定外の品薄となってしまったことをお伝えしました。それに伴い、第二幕の頒布物についての計画を見直しましたので、それらをお伝えします。
     
    全ての製品を再生産いたします!

     

     『第二幕決定版』が想定外の品薄になってしまっただけでなく、『第壱拡張』は完全に品切れとなり、『第弐拡張』についても品切れに近い状況となっています。
     
     ご安心ください。これらの製品はすでに再生産が始まっています。いずれも1月上旬には再版分が発売いたします。また、コミックマーケット93の「西4階企業ブース No.3312、にじよめ / DLsite.com」様ではいち早くお求めいただけます。
     
     さらに『第参拡張』の残数もありがたいことに残りが少なくなってきております。こちらの品切れの可能性を踏まえ、『第参拡張』の再版は早めに行うことにいたしました。その際に印刷のシートが余るため、併せて『祭札通常版』の再版も行います。これらは1月下旬から2月頭の発売を予定しております。

     

     そして、さすがに今回の生産こそが『第二幕』シリーズは最後の生産になるだろうと考えております。早めにお求めいただけるとありがたい限りです。


    コミックマーケットにて公式グッズが発売します!

     

     先週のコミックマーケットに関する記事で既にお伝えしておりますが、本作の公式グッズについての動きも始まりました! 扇子、カードスタンド兼扇子立て、メガミタロットスタンド、いずれも素晴らしい出来となっております。
     
     ゲームを遊ぶだけであれば必須ではないですが、ゲーム体験をより豪華なものとするため、宜しければいかがでしょうか。
     
     いずれもコミックマーケットでは「西4階企業ブース No.3334、ラッセル」様にてお求めいただけます。また、後述する公式ネットショップでのお求めも可能です。


    細音雪花DL版が2月に発売します!

     

     これまた以前の記事での計画通り、2月には『幕間:細音雪花』のDL版が発売されます。『細音雪花』の設定資料集としての需要がまだあるとのフィードバックを頂いておりましたので、その側面を補強した上でダウンロード販売することにいたしました。詳しい内容については、来月のブログ記事をご期待くださいませ。


    公式ネットショップを開始するぞ!

     

     こちらもコミックマーケットの記事で触れたとおり、本作のシリーズや公式グッズをお求めいただける公式ネットショップが1月にオープンいたします! 応援いただければありがたいです!


    現状のバランスにつきまして

     

     これまでで最良のバランスは更新し続けられている。そう感じています。特に『第弐拡張』から『決定版』への変化では全てが改善であり、より魅力的な環境を提供できたと確信しています。
     
     では『第参拡張』はどうでしょうか。まず、私の至らなさゆえに発売前に調整を行わざるをえなかった点については、反省と改善の表明を行うのみです。これについては当該記事で十分に述べたため、こちらでは避けます。
     
     調整後の『第参拡張』については今のところは大きな問題なく、魅力的な環境であると感じています。まだ発売から1ヶ月たっていない状況ですので、断言をするのは難しい点をご理解いただけるとありがたいです。
     
     唯一、ある1枚のカードについてのフィードバックが良くないものであり、危険性が示唆されている点は把握しています。しかし現時点では、私はそれが修正が必要なほどに強力とは考えていません。どちらかというと理不尽さから来る別種の問題と捉えていますが、それでも修正の必然性はまだ見えていません。
     
     今のところ、カードをさらに調整する予定はありません。これから『第二幕』を調整するのは、看過できない水準のデッキが発見された時に限られると考えていただいて大丈夫です。
     
     残された「修正するほどではない小さな問題たち」は『供焚勝法戮妨けた宿題として捉えております。これらの小問題については、まとめてどこかで記事にするかもしれません。
     
     
    来年以降のイベントにつきまして

     

    公式イベントのスケジュールが定期化します。

     

     これまで公式の交流祭はやや不定期に月一で開催されていました。それゆえに予定が立てづらく、ご参加が難しかった方もいらっしゃったと思います。ご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。
     
     今後、秋葉原のイエローサブマリンで開かれる公式交流祭は毎月第2日曜日に固定されます。ご参加を希望される方は、それらの日でのスケジュールを空けておいていただけるとありがたい限りです。


    慣れていない方へのサポートを強化します。

     

     これまでで何度も述べている通り、戦乱之陣は大きな成功を収めました。大会をガチで楽しみ、その上でもし良い結果を残せなかったとしても遺恨なく大会を抜け、カジュアルに遊ぶイベントへと参加できます。そして幾らかの回数遊ぶだけで参加賞が手に入るのです。
     
     既に本作に親しんでくださっている方には、これで十分なイベントと言えるでしょう。しかし近日、それでは不足している側面があることに気づきました。
     
     本作はすでに第参拡張が出版され、使用できるメガミは13柱にも上っています。こうなるとカードの把握も難しいため、本作を始めたばかりの方がイベントへと参加するハードルが高くなりすぎているのではないでしょうか。
     
     そこで私どもは、ゲームに慣れていない方へのサポートを強化していくことにしました。具体的には以下のやり方を検討しています。
     
    初心者講習会、交流会を開催!

     

     慣れていない方の中には「大会」という要素が入るだけで厳しく感じてしまう方もいらっしゃいます。そこで、大会を一切行わない交流イベントを開くことにしました。そちらでは初心者講習会を強く取り扱い、本作を遊んだことがない方や、遊び慣れていない方も気軽にお楽しみいただけます。もちろん、熟練した皆様は練習の場としてイベントを使って頂いて構いません。
     
     場所と時間については、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて月1回土日に開催し、ムスビヨリ様にて月1回平日夜に開催を行えればと考えております。
     
     初回は1月27日(土)を予定しております。まだイベントに参加されたことのない、あなたのご参加をお待ちしておりますよ!
     
    基本セット大会を交流祭で併催!

     

     また、大会には出たいもののカードプールの広さをしんどく感じている方もいるのではないかと予測しています。そこで試験的な試みとして、1月14日の公式交流祭で「基本セット7柱のみの大会」を併催することにしました(もちろん普通の大会もあります)。

     

     こちらについては1月の参加人数などのフィードバックを踏まえ、続けるかどうかを決めます。

     

    戦乱之陣の参加賞も変化します!

     

     これまで戦乱之陣で獲得できたプロモーション集中力カード「ヒミカ」につきましては、関東、関西、北海道では来月1月のイベントが最後のチャンスとなります(愛知、福岡、新潟では開始が12月からであるため、もう少し延長する見込みです)。まだ手に入れていない方は、是非ともご参加くださいませ! 
     
     1月の公式交流祭は1月14日(日)で、予約はこちらから可能です!
     
     そして2月からは、新たにプロモーション集中力カード「オボロ」が獲得できるようになります! 次世代の戦乱之陣にもご期待ください!

     


    第二幕最大の、一大イベントを開催します!

     

     そして最後に、大型大会についての速報です! このたびの『第参拡張』の発売にて、『第二幕』シリーズでは全てのメガミが出揃うことになりました。それならば『第二幕』の頂点を決める戦いをするべきではないでしょうか!
     
     その通り! 「第二幕大決戦」と題した全国大会イベントを2018年2月から4月にかけて開催いたします! 形式は2017年7月に行った全国大会に近く、全国での予選を行い、その通過者が東京での本戦で頂点を巡る決戦へと挑むのです。

     

     予選のスケジュールや方法は調整中ですが、本戦の日程は4月7日(土)でほぼ確定しております。参加を希望されるならば、この日を空けておいていただければ幸いです。
     
     もちろん一大イベントですので、賞品はこれまでで最も豪華絢爛、すばらしいものを用意しております! 詳しくは来年1月上旬、こちらのブログにてお伝えいたしますのでご期待くださいませ!

     


     以上となります。第二幕のサービスそのものは続くとはいえ、いよいよ一区切りに向けたラストスパートに入ったのも確かです。是非とも残る半年間、本作を全力で楽しんで頂ければ幸いです。
     
     次の展望はこれらがひと段落した翌年3月、いよいよ『供焚勝法戮見えてくる頃にお届けします。そして来週からは今度こそハガネ特集となります。ご期待くださいませ!