『想い一枚ここにあり』第34回:びっぐごーれむ

2020.05.09 Saturday

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     こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。
     
     著者の決め方はこれまで同様、大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めます。それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

     


     著者紹介:赤面の男〜一体何条綴なんだ〜EZRANOTE
     シーズン1大規模イベント4勝1敗。東京の強豪でクルルを得意とするが、最も注目すべきはそこではない。入賞者集合写真や、彼らの雄姿を描く写真をご覧あれ。


     

    想い一枚ここにあり
    第34回:びっぐごーれむ

    著:赤面の男〜一体何条綴なんだ〜EZRANOTE

     

     

     

    ご機嫌ようミコトの諸君。私は五じょ――いえ失敬。EZRANOTEと申します。以後お見知りおきを。

     

     

    ■初めに


    此度紹介させて頂きますは「びっぐごーれむ」。神語りではクルル様の最終兵器として登場した文字通りの切札、山のように巨大な絡繰人形でございます。


    このカードを知ってからというものの新たなメガミ様が登場するたび、まずはどんな全力カードを持っているのかを確認する癖がついてしまいました。

     

    「びっぐごーれむ」が有するのは、使用済の状態で発揮する能力が2つ。

    ひとつは全力カードを使用した際、基本行動を1回行えるサポート能力。もうひとつは歯車枠、相手にライフダメージを与える能力です。

    注目すべきは歯車枠でしょう。このライフダメージは対応不可能ゆえに発動すれば防ぐ手立てはございません。更に自身は再構成をライフダメージなしで行えます。実質2ライフ差を生み出す圧倒的パワーをもたらすのです!スゴイぞー!カッコいいぞー!

     

    ここでは「びっぐごーれむ」を活用法を僭越ながら語らせて頂きたく存じます。

    大掛かりな絡繰構築に今まで手を出せなかった者、これから科学の道へ進みたい者、そんな諸君らの力になれば幸いでございます。

     

     

    ■1.高機動型びっぐごーれむ


    「びっぐごーれむ」は強大な力を持ちますが、弱点がないわけではありません。「びっぐごーれむ」を採用するということは、ライフを一定の間隔で削る(クロックを刻む)戦術であることを相手に露呈することになります。


    相手はこちらの動きより早く、ライフを削ろうと躍起になって襲い掛かってくるでしょう。にも拘わらず歯車枠効果が求める機巧は全力2と対応1。これらはどちらもサブタイプ。1枚で複数を兼ねることは叶いません。


    更には効果を発揮するたび再構成で捨て札がリセットされるため、通常札に頼るとどうしても時間が掛かります。

     

    ならば全力を持つ切り札を採用すれば良いのです!「どれーんでびる」も使用しておけばなんと全力1枚使用するだけで使い放題。毎ターンライフを削ることだって夢ではありません!


    特にお勧めは全力/付与。クルル様の「とるねーど」の機巧も満たしやすく、ダメージは更に加速することでしょう。

     

     

    ■2.要塞型びっぐごーれむ


    準備に時間が掛かる者、同じくクロックを刻む戦術を使う者であれば先の方法で打ち勝てましょう。


    ですが場をひっくり返すほど強力な切札を持つ者、計算された攻撃により最短ターンでライフを削りきることを目的にした者相手には通用し辛いといえましょう。

     

    ならば計算を狂わしてしまいましょう!クルル様のカードには「くるるーん」や「りふれくた」など、攻撃の抑止力になるものもございます。対応し、闘いを延ばし続ければ「びっぐごーれむ」でライフ差は自ずと開いていき、先に力尽きるのは相手の方でございましょう!


    また攻撃をいなすだけでなく、攻撃をされない立ち回りも有効です。例えば「いんだすとりあ」で間合操作カードを増やし、常に相手の間合の外に居座り続ければ、相手に打つ手はないでしょう。


    真正面から殴り合うだけが闘いではない。科学者のやり方というものを教えてやりましょう。

     

     

    ■番外編.相手の技を利用する


    我々科学者にとって最も恐れるものは思考を乱されること。即ち手札を落とされることです。されど相手によっては避けては通れぬ試練でございます。

     

    機巧はカードが表になっていれば完成します。察しの良いミコトならお気付きでしょう。避けられぬなら、避けなくても問題ないように備えればよいと!


    例えばトコヨ様の「無窮ノ風」は、こちらの手札を捨て札にする効果を有します。選択権はこちらにあるため、捨てても構わない全力カードを選べば結果的に機巧の完成を早めることにもなりましょう。


    科学者たるもの、邪魔が入っても狼狽えない、慢心しない周到さを心得ましょうぞ。

     

     

    ■終わりに


    いかがでしたか?巨大兵器は漢の浪漫。諸君らが全力で絡繰を組み上げる姿を見れる日を心待ちにしてますぞ。

    あぁちなみに。「山城水津城の鬨の声」は一見全力カードを使いやすくしておりますが、サブタイプを失っているため展開中は「びっぐごーれむ」は機能しません。ミズキ様も宿すならば留意するように。

     

     

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    『想い一枚ここにあり』第33回:ラピッドファイア

    2020.04.24 Friday

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       こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。
       
       著者の決め方はこれまで同様、大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めます。それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

       


       著者紹介:マーサ
       シーズン4大規模イベント4勝1敗。九州の強豪。第二幕からヒミカを宿し続けており、直感的なプレイングを得意とする。


       

      想い一枚ここにあり
      第33回:ラピッドファイア

      著:マーサ

       

       

       

      はじめまして、主に福岡・熊本に出没するヒミカ大好き野郎のマーサです。
      今回はヒミカの持つ最強の攻撃札「ラピッドファイア」について、最強なポイント2つを語っていきたいと思います。

       


      (1)3/2は最強


      「ラピッドファイア」は連火を満たすことで攻撃力が2/1から3/2に上がる効果を持ったカードです。他にも3/2の通常札はいくつかありますが、どれもデメリットか条件がついています。3/2はそれだけ強いという証左ですね。よって、3/2になる「ラピッドファイア」は最強です。


      (2)2/1は3/2より強い


      コイツ何言ってんだみたいな目で見ないでください、私は正気です。ヒミカは攻撃の間合が遠いメガミなので、相手がどれだけ間合を詰めてくるかは大事なことです。ダメージ量ではなく間合に注目して、実際に例を挙げてみます。

       

      間合8・相手のオーラ5・こちらの手札が「シュート・マグナムカノン・ラピッドファイア」の3枚で、まず「シュート(2/1)」を使い相手がオーラで受けた場合(相手のオーラ5→3)

       

      (a)「マグナムカノン(3/2)」を先に使った場合
      オーラ受け(相手オーラ3→0)→ラピッドファイア(3/2)ライフ受け(相手ライフ-2)
      結果:相手(オーラ0・ライフ-2)、自分(ライフ-1)

       

      (b)「ラピッドファイア(2/1)」を先に使った場合1
      ライフ受け(相手ライフ-1)→マグナムカノンはライフに通らないので使わずに終了
      結果:相手(オーラ3・ライフ-1)、自分(ライフ±0)

       

      (c)「ラピッドファイア(2/1)」を先に使った場合2
      オーラ受け(相手オーラ3→1)→マグナムカノン(3/2)ライフ受け(相手ライフ-2・自分ライフ-1)
      結果:相手(オーラ1・ライフ-2)、自分(ライフ-1)

       

      上記のようになります。どの場合も自分と相手とのライフ差は1広がりますが、残りのオーラ数に差が出ます。このまま相手のターンになり、相手がフルリソース(集中力2・手札が4枚)で可能な限り間合を詰めようとすると、

       

      (a)は5歩前進して間合3まで近づく事ができてなおかつ集中力か手札が1残る
      (b)は前進と宿しを行っても間合4までしか近づけない上に集中力も手札も残らない
      (c)は間合3まで近づくことはできるが集中力も手札も残らない

       

      となります。威力が上がるなら上げた方が良いように思えますが、間合を維持することを考えた時には2/1は3/2より強いです。つまり、2/1のままでも「ラピッドファイア」は最強なのです。

       

       

      まとめ


      「ラピッドファイア」は連火を満たすことで攻撃力が上がりますが、逆に言えば連火を満たさなければそのままの攻撃力で使用することができます。連火を満たしていないことはデメリットではなく、それぞれに違ったメリットがあります。

       

      その時々の状況によって2つの攻撃力を使い分けることができれば、強力な攻撃で相手を圧倒することや間合をコントロールして相手を封じ込めたりすることができます。「ラピッドファイア」はそんな多彩な戦術を可能にする変幻自在なカードなのです。この記事が皆さんのヒミカを宿す楽しさを感じる手助けになれば幸いです。

       

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      『想い一枚ここにあり』第32回:無窮ノ風

      2020.04.10 Friday

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         こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。
         
         著者の決め方はこれまで同様、大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めます。それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

         


         著者紹介:ぽっぷん
         シーズン2大規模イベント4勝1敗。大阪の強豪。トコヨを好み、対応を適度に構えながらライフを削っていく戦い方を得意とする。


         

        想い一枚ここにあり
        第32回:無窮ノ風

        著:ぽっぷん

         

         

        こんにちは。大阪でふるよにをしておりますぽっぷんという者です。今回このコーナーを担当させていただき誠に光栄に思っております。

         

        今回は私が推しているメガミであり電子版でも既に登場しているトコヨ様が持つ切札の一枚、「無窮ノ風」について書いて行こうかと思います。皆様はこの切札についてどのような思いを持っているでしょうか。色々あるでしょうが今回は私がこの札について思っていることを伝えていけたらな、と思います。

         

        それでは性能についておさらいしながら使い方に触れてみましょう。

         

         

        間合3-8で撃てる1/1の対応不可攻撃

         

        幅広い間合で手札を使うことなく撃つことができる大体の場合でオーラを1点削ることができる攻撃札です。消費が小さいことから序盤でも撃ちやすく、収束しやすい間合2から1離脱だけで適正間合に入ることができるのは大きな魅力でしょう。

         

        ただしあくまでも 1/1 という微小なスタッツであることは忘れてはなりません。これだけ撃ってオーラを削り次ターンに簡単に補充されて終わりというのはあまりに寂しいです。基本的には今手元にある攻撃と合わせて相手のライフを取れると判断した場合に撃つことを心がけましょう。

         

         

        攻撃後に攻撃でない手札を捨てさせる

         

        この能力と対応不可のおかげで相手の通常札の攻撃でない対応を使わせずに落とすことができるため、対応に弱いが決まれば強い攻撃の前方確認として使うのが分かりやすい使い方でしょうか。

         

        他にも相手がデッキの動きに必要な非攻撃札を抱えることを落とされるリスクを背負わせることが可能です。

         

        少し分かりにくいところでは切札をオープンにしていないトコヨに対して手札の対応を当てにした攻撃の受け方をしにくくなるというのも挙げられます。簡単な例を挙げるならばユリナ/トコヨに対して「Turbo Switch」を構えているからといって「一閃」をオーラ受けしても良いかというものがあります。相手目線からすればオーラ受けした後に「無窮ノ風」で「Turbo Switch」を落とされて「月影落」をライフに食らって負けのルートがチラつくでしょう。

         

         

        境地を維持することで再起する

         

        境地、つまり集中力を溢れさせるというデメリットを負いますが複数回の使用を許してくれます。決闘の道中で連撃に絡めて一度使いライフを奪い、後のターンでリソースを溜めながら境地で雅打ちを構えつつ再起させる、こういったプランニングも可能なわけですね。

         

        フレア供給のサポートができたり、自分のオーラを増やすことができる相方メガミの切札を組み合わせて何度も再起させて使用するという戦術も存在します。(ex. 「壬蔓」「どれーんでびる」)ちなみにですがこの切札をリーサル時の1回しか撃たないという運用も大いにありです。

         

        再起という利点を無視しても広い間合小さい消費のおかげで多くの攻撃切札との相性が良く名脇役として輝いてくれます。

         

        「無窮ノ風」を使用する際のコツは先ほど述べた特別な補助がない限り何度も無理に再起させないことです。消費フレアや切札枠の面から見て他の切札をケアする必要が薄くなったり、境地のために集中力を溢れさせながらフレアを捻出するための不用意な宿しも強いられることでオーラが薄くなることにつながることが多くなってしまいます。

         

         

        終わりに

         

        トコヨ様は他の切札も含めたその全てにクリティカルな状況があるもののただ強なものが少ないため、少し難しくとても楽しいメガミであると思っています。これからトコヨ様を宿した決闘の際に今回お話したことが少しでも役に立てば幸いです。

         

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        『想い一枚ここにあり』第31回:天音揺波の底力

        2020.04.03 Friday

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           こんにちは、BakaFireです。この攻略記事シリーズでは様々な大会で実績を残した名プレイヤーたちが思い入れのあるカード1枚を語ります。対象は初級者から中級者であり、カードのもう一歩先の使い方を身につけるにはうってつけと言えるでしょう。分量も少なめなので気楽に読めます。
           
           著者の決め方はこれまで同様、大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めます。それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

           


           著者紹介:ルミニエラ
           シーズン1大規模イベント4勝1敗。東京の強豪。本日の記事でも取り上げる「天音揺波の底力」によく当たることから、底力芸人の異名も持つ。


           

          想い一枚ここにあり
          第31回:天音揺波の底力

          著:ルミニエラ

           

           

          はじめまして。ルミニエラと申します。

           

          さて、今回の「想い一枚ここにあり」では、第一幕から現在に至るまで数々の決闘を彩ってきた一枚、「天音揺波の底力」についてご紹介させていただきます。

           

          〇「天音揺波の底力」とは


           「天音揺波の底力」とは、その名前のとおり、ユリナの持つ全力攻撃切札です。


           まず目を引くのは、なんといってもその攻撃力でしょう。この5/5という超高火力を、フレア消費5で打ててしまうという、実にとんでもない切札なのです。


           一方で、その使用には強力な制限が伴います。


           まずは、全力攻撃札である点でしょう。そもそも自分のターンになったとき、間合1-4でなければこのカードを使用することができません。また、このカードを使用する際は決死状態、つまり自分のライフが3以下でなければならないのです。

           

           

          〇当たる相手か否か


           「天音揺波の底力」は簡単にデッキに入るカードではありません。「天音揺波の底力」は上述したようにライフ3以下で迎えたターンに放つ全力攻撃です。つまり、「天音揺波の底力」を放った後に相手を倒し切れていなかった場合、逆にこちらが窮地に陥ることでしょう。


           つまり、「天音揺波の底力」は対戦相手を確実に倒し切れる場面でのみ有効な一撃となるのです。採用するにはまず、相手が「天音揺波の底力」に対してどのような防御手段を持つかを検討すべきでしょう。


           「浦波嵐」を持つユリナ自身や「久遠ノ花」擁するトコヨのように、汎用性が高く「天音揺波の底力」に対し有効な対応札を持つ相手は、「天音揺波の底力」を耐えることが多く、採用すべきではありません。


           また、そもそも「天音揺波の底力」を使用するためには、相手に間合1-4でとどまってもらう必要があります。しかし、ユキヒ開やヒミカのように、間合1-4にいない可能性が高いメガミには、このカードは有効とはいえないでしょう。

           

           

          〇ライフに攻撃を叩き込む


           適正間合に相手が居座ったとしても、相手にオーラ5で維持されたりしてしまえば、この攻撃を致命的な一撃にすることはできません。つまり、このカード単体で勝負を決するのは難しいのです。逆に言えば、他のカードと組み合わせることで、この攻撃をライフに通すことが可能になってきます。


           幸い、ユリナは攻撃力に恵まれたメガミです。2/2である「一閃」をライフ受けし続けることは難しいでしょう。更に相方のメガミの攻撃もあれば、継続して攻撃し続けることで相手がオーラ5を保つことが難しいゲーム展開に持ち込むことができるでしょう。


           また、特に相性が良いのは、全力である「天音揺波の底力」の直前に相手オーラをはがすことができるカードです。「浦波嵐」や「圧気」「癇癪玉」、「衝音晶」などが存在します。特に、間合1-4で相手が全力攻撃札を振ってきたら、しめしめと思いながら「浦波嵐」で対応し、ついでに相手の攻撃をライフで受けてフレアをためつつ決死状態になりましょう。きれいな「天音揺波の底力」の完成です。

           

           

          〇「月影落」との差別化


           以上、「天音揺波の底力」を紹介しましたが、そもそもユリナは「月影落」という、標準行動で使えるすっごくつよい攻撃切札を既に持っています。そして多くの場合は、「天音揺波の底力」よりも「月影落」のほうが採用されていることでしょう。では、「天音揺波の底力」は「月影落」とどのように差別化すべきなのでしょうか。

           

          ・適正間合の違い


           「月影落」は間合3-4と比較的短い適正間合を持ちますが、「天音揺波の底力」は間合1-4とかなり広い適正間合を持ちます。さらに、多くのメガミが主戦場とし、比較的相手から返されやすい間合2-3を中心に踏んでいるカードであることから、「Turbo Switch」等の間合移動対応への耐性が高いといえるでしょう。

           

          ・フレアコストの違い


           「月影落」は必要フレア数が7とかなり重めの切札です。そのため、フレアを溜める行動や基本動作を咎める相手と相対すると「月影落」が打てなかったり、逆に「月影落」を振るだけで精いっぱいな状態に陥ったりします。一方、攻撃切札として同じ役割を果たせる「天音揺波の底力」は消費フレア数の少なさを活かすことができるのです。

           

          ・決死になれるかどうか


           「天音揺波の底力」はそもそも「決死」状態に入らなければ使えません。ゆえに、どうしたら「決死」状態で自分のターンを貰えるかを考える必要があります。


           「決死」状態のユリナは「一閃」が強化されており、「天音揺波の底力」のことを考えずとも、ユリナを相手にするときはライフ4以上から一気に倒すことを考えるでしょう。


           そもそも一般的に、相手のライフを細かく削っていくと、相手がゲーム中に使えるフレアの量が増えるため、切札攻撃を絡めてライフ4〜5程度の相手を一気に倒すことがセオリーの一つです。一般的なビートダウンを得意とする組み合わせは、簡単には「決死」状態でターンを渡してくれないでしょう。


           「天音揺波の底力」を使う場合は、相手が瞬間的に大量のライフを奪う手段を持たないか、あるいは対応を利用して上手く「決死」状態でターンを貰うことを考える必要があります。


           上手く「決死」になれない場合は、「月影落」のほうが有効な可能性が高いでしょう。

           

           

          〇最後に


           とにかく大きな一撃を叩き込める一枚ですが、相手の構築やプレイを考える必要がある、実にふるよにらしい一枚でもあります。本記事がみなさまのふるよにライフの一助になれたなら幸いです。

           

           

          〇おまけ


           第二幕時代より様々な「天音揺波の底力」にぶち当たってきた私ですが、この機会に「天音揺波の底力」に当たらない方法についてちゃんと考察してみました。


           まずはなにより、「天音揺波の底力」の存在を忘れないことでしょう。これで「そういえばそんなもんあったなあ」と思いながら「天音揺波の底力」に当たることは防げます。眼前構築時、桜花決闘時、いつも思い出してあげてください。


           また、全力カードを打つ前に一呼吸置くのも大切です。全力カードは基本的に強いことが書いてあるので楽しくなってしまいますが、一度冷静になったうえで、返しに「天音揺波の底力」で負けていないか検討してください。お願いします。さらに、焦燥ダメージには気をつけてください。相手のライフが5でも、山札が0であれば焦燥2点から決死になることができます。ライフ5から既に「天音揺波の底力」の足音は聞こえているのです。


           ここまで書いて気づいたのですが、割と当たり前のことばかりでした。当たり前のことを当たり前にやるって難しいですね。猛省しました。


           

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          『想い一枚ここにあり』第30回:Stunt

          2020.03.13 Friday

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             著者の決め方はこれまで同様、大規模イベントで4勝1敗を達成した方々に無作為な順で依頼を進めます。それでは、今回の著者を紹介いたしましょう!

             


             著者紹介:東風夜
             第三回全国大会「天音杯」4勝1敗。東京の強豪。サリヤを特に好み得意としており、自身のブログではサリヤを用いた攻略記事も掲載している。


             

            想い一枚ここにあり
            第30回:Stunt

            著:東風夜

             

             

            初めまして。関東でふるよにをしている東風夜と申します。


            さて、今回紹介するStuntですが、皆さんはどんなカードだと思っていますか?

            私は、多彩なサリヤの性質の一つである"攻撃性"を象徴する一枚だと思っています。


            それには理由が3つあります。


            .侫譽△鯲めて大技が使えたり、再起切り札をたくさん使える
            △互いのオーラ受けの選択肢を狭め、ゲームが加速する
            A或蔑呂上がる


            順番に解説していきます。

             

            フレアを溜めて大技が使えたり、再起切札をたくさん使える


            Stuntを使うと宿しをした場合と比べてフレアが2倍増えます。フレアが2倍速で増えるということは、極論を言えば普段の2倍速で大型切札を使えるようになるか、再起切札を2倍使えることになります。


            流石に2倍速は言い過ぎかもしれませんが、思っている以上にフレアが溜まるスピードは早く、Stuntを2回使えばフレアは4、再構成を1回挟んでいるので+1して最低でも5フレアあるので、4〜5ターン目くらいから既に月影落などの大技が使えそうな雰囲気になってきます。


            また、再起切札についても2倍使えるは言い過ぎかもしれませんが、1〜2ターン目にStuntを使用することで3ターン目にAlpha-Edgeを2回使える状態にすることができます。


            このように、Stuntは切札を使いやすくして相手に与えるダメージを飛躍的に伸ばすことができます。

             

             

            △互いのオーラ受けの選択肢を狭め、ゲームが加速する


            Stuntを使うと自分のオーラが減るため、相手の攻撃をオーラで受けにくくなります。その一方で相手は畏縮により基本動作が阻害されるため、相手もまた攻撃をオーラで受けにくくなります。


            お互いにライフ受けが多くなれば必然的にゲームは加速します。そこで溜まったフレアでAlpha-Edgeや相方の切札を使って大ダメージを与えて勝つというゲームプランが立てやすくなります。

             

             

            A或蔑呂上がる


            1枚のカードでオーラを2個減らすことができるため、効率よく前進ができます。


            1巡目の理想的な動きを補助したり、遠距離で間合ロックされた時に一気に前進する手段として使うことで攻撃の機会を増やすことができます。

             

            では、Stuntの攻撃性が分かったところで具体的にどう使っていくか、使い方を1つ紹介したいと思います。

             

             

            Stuntアグロムーブ


            1ターン目:Stunt
            2ターン目:手札2枚で2前進
            3ターン目:Alpha-Edge→Burning Steam→Alpha-Edge→相方メガミの2/2攻撃→Waving Edge→ Shield Charge


            この動きで、1巡目に相手のライフを4点削ることができます。少し具体的に、2ターン目までと3ターン目に分けてポイントを解説します。

             

            ・2ターン目までのポイント


            Stuntを使ってから手札2枚で前進しておくことがポイントです。これにより自分のオーラは3なので、次のターンに集中力で2前進できます。また、当然フレアは2点あるのでAlpha-Edgeを2回使う準備ができています。

             

            ・3ターン目のポイント


            先述の通り、集中力で2前進できるためBurning SteamとWaving Edgeの騎動を含めて合計で4歩移動できます。なのでターン開始時の間合いが5以下ならばShield Chargeを当てることができます。


            自分が2ターン目に2前進しているので、3ターン目までに相手が合計で3前進していれば最高の動きができます。


            次に、相手の最適な受け方はShield ChargeとAlpha-Edge2発がオーラ、Burning Steam、Waving Edge、2/2攻撃がライフとなります。(※Alpha-Edge2発と2/2攻撃はどちらをライフ受けしても同じ)


            なので、相手に対応がなければライフを4点取れていますし、相手の受け方次第ではShield Chargeがライフに入る展開もあり得ます。

             

            これはStuntを利用した動きの一例ですが、こうして見ると"サリヤの攻撃性"がどのようなものかわかっていただけるかと思います。

             

             

            最後に


            サリヤはカードの選び方次第で攻撃と防御の比重を大きく変えることができるメガミです。サリヤを「相手の攻撃から守ってくれる優しいお姉さん」にするか、「相手を叩きのめす怖いお姉さん」にするかは貴方の構築次第です。


            是非、彼女の多彩な魅力に触れてみてください。

             

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