ゲームマーケット2017春まとめ

2017.05.12 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。

     いよいよゲームマーケット2017春まで、残り2日となりました。本日は大きな新情報があるというわけではありません。ゲームマーケットでの頒布物、そして企画を改めてまとめさせて頂きます。イベント前の確認にご利用ください。

     

     私どもはA32「BakaFire Partyにてお待ちしております!

     

    限定セット『祭札』

     

     

     『祭札』はカジュアルに楽しむための4つのルールと、それで用いるカードを封入した、ゲームマーケット限定セットです。さらに限定のプロモーションタロット2017年3月31日に施行されたチカゲの調整カードも封入されております(調整カードは公式、公認イベントでも入手可能です)。

     

     本セットについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

     

    基本セット、幕間、第壱拡張ももちろん頒布

     

     申し訳ないながら品薄となっていた基本セットは、今回のゲームマーケットにて再版されます! さらに3月のゲームマーケットが初出である第壱拡張『夜天会心』も用意しております。

     

     そして幕間『細音雪花』については、製品の仕様や目的を鑑みると再版が難しいと考えております。従って、今回のゲームマーケットが幕間を手に入れる最後のチャンスとなる可能性が高いです。入手をお考えならば、早目にお越しいただければ幸いです。

     

     本作からは外れますが『惨劇RoopeR』シリーズ基本セットや、拡張全種も取り揃えております。時間を遡り、惨劇を打ち破るボードゲームとなっております。もしよろしければ、そちらも併せていかがでしょうか。

     

    全ての方に紙袋をプレゼント

     

     いずれかの製品をお求めいただいたすべての方に、本シリーズの紙袋をプレゼントいたします! 大きめのサイズに作成しており、ゲームマーケットで購入した様々な力作を収めるのには持ってこいと言えるでしょう。ぜひとも、ご利用いただければ幸いです。

     

    TOKIAME先生サイン会も開催

     

     本シリーズを素晴らしいイラストで彩るTOKIAME先生のサイン会を開催いたします。開始時刻は13:00ごろを予定しております。詳しくは、当日ブースの案内をご覧ください。

     

     また、本ブースでのサイン会であるため、サインを行えるのは『桜降る代に決闘を』シリーズ(基本でも拡張でも大丈夫です)の外箱、カード、タロットのいずれかに限定させて頂きます。ご容赦、ご理解いただければ幸いです。

     

    さらなる新情報も……?

     

     最後に、本ブースにお越しいただいたあなたのためのサプライズとして、新たな展開についての速報も用意しております。ご期待ください!

     

     

     以上となります。本ブースでは様々な催しとともに、あなたをお待ちしております! 繰り返しになりますが、ブース番号はA32「BakaFire Party」です。もしあなたが幸運にもゲームマーケットにいらっしゃるのであれば、会場にてお会いしましょう!

     

     次回の更新は二週間後を予定していますが、まだ書く内容は確定しておりません。Twitterにて次の記事についてのアンケートを行っておりますので、ご協力いただけると嬉しい限りです。

    全国大会に向けていざ進め!

    2017.04.28 Friday

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       こんにちは、BakaFireです。ゲームマーケット2017春、そして本作の一周年も近づいてまいりました。ゲームマーケットの話題も盛り上がっておりますが、今回の記事はそれより少しだけ先、別の一周年企画の話となります。

       

       そう、「桜降る代に決闘を 全国大会」の話をする時が参りました!

       

      頂点をめざし、全霊で戦え!

       

       以前の記事で計画をお話しした通り、現在、いくつかの都道府県で定期的な大会をご開催頂いております。特に大阪、北海道での盛り上がりは大きく。先日も東京と合わせた三地方合同で交流祭を開催いたしました。

       

       そして、その流れをより楽しく魅力的にするため、そして各地のプレイヤーの交流の場とするため、全国大会の開催を決定いたしました。全国で予選大会を開催し、そちらの上位に入ったプレイヤーが東京で開催される全国大会本戦に参加できます。大変ありがたいことに、各地の大会主催の皆様にもご助力いただけ、どうにか実現に漕ぎ着けられそうです。改めてこの場で、お礼申し上げます。

       

       大きなお祭りを盛り上げるべく、できる限り魅力的なイベントとなるよう頑張らせて頂きます。

       

       それでは早速、現状のレギュレーションやスケジュールについてお伝えいたしましょう。申し訳ないながら、100%全てが確定した状況ではございません。可能な限り良いイベントにできるよう尽力してまいりますので、お気づきの点などありましたら、ご意見を賜れるとありがたい限りです(全てが確定したら、サイトに特設ページも作成します)。

       

      全国大会予選

       

      予選スケジュール

       

       予選は以下のスケジュールで行われます。競技人口の多い関東、関西、北海道では複数回の予選を行います。

       

      北海道

      5/21 全国大会北海道第一予選

      6/11 全国大会北海道第二予選

       

      関東

      6/4 全国大会関東予選

      6/14 関東小規模予選

       

      中部

      6/4 全国大会新潟予選

       

      関西

      6/4 全国大会大阪予選@ひがっちゲームズ

      6/11 全国大会大阪予選@DDT本店

       

      • 6/4に福岡で予選が開催される可能性があります。
      • 参加者が多く、定員割れが激しい場合は、関東で予選を追加する可能性があります。
      • すでに十分な予選があるため、関東、関西、北海道、新潟では予選は受け付けておりません。しかし、それ以外の地方で予選を開催したい場合はメールかフォームにてご連絡ください。前向きに検討させて頂きます(予選としての成立には、4人以上の参加が必要です)。

       

      予選レギュレーション

       

      形式

      通常選択または簡易神話大戦

      (詳しくは、大会レギュレーションをご覧ください)

       

      本戦進出のためのルール

      参加者の上位四分の一(切り捨て)が本戦に進出できます。具体的には、参加者の人数に応じて以下の形となります。

      • 4〜7名:優勝者のみ
      • 8〜11名:優勝者と2位
      • 12〜15名:優勝者から3位まで
      • ………

       

      勝利数が同じプレイヤーの間では、以下の計算により順位を決定します。

      • ソルコフの比較:対戦した相手全員の勝利点数を合計し、比較し、高い方が上位となります。
      • SBの比較:ソルコフが一致した場合、対戦した相手のうち勝利した相手のみの勝利点数を合計し、比較し、高い方が上位になります。

       

       また、予選大会の主催と審判を行い、選手として参加しなかった方は例外として、参加賞と本戦の進出権利が得られます。ショップなどでご開催頂いている場合はあまり意味はないのですが、地方によっては本作を熱心に普及して頂いている個人の方に支えられてイベントが行われていることがあります。このルールはそのような方が本戦に参加できず、イベントを楽しめないのは良くないと判断したことによるものです。

       

      参加賞は限定プロモーションタロットだ!

       

       特別なイベントを記念し、普段よりも豪華な参加賞を用意いたしました! 新たなプロモーションタロットである「オボロ」を予選にご参加いただいた全員にお贈りします。

       

      (こちらを入手する方法は、いずれかの予選に参加する以外にはなく、よほどの例外を除いて再び入手する機会はありません。ご注意ください)

       

      全国大会本戦

       

      本戦スケジュール

       

      7/2 全国大会本戦

       

       今のところ、本戦は7/2(日)にイエローサブマリン秋葉原RPGショップ様の全テーブルを貸し切って行う予定です。

       

      本戦レギュレーション

       

      三拾一捨

      まず三拾一捨にて、全勝が残り2人になるまで試合を行います。

       

      神話大戦

      残り2人で神話大戦による決勝戦を行います。

      (詳しくは、大会レギュレーションをご覧ください)

       

      本戦の優勝賞品

       

       本戦を見事に優勝された方には、賞品として以下が贈られます。

      • 優勝扇

      トロフィーにあたる賞品として、一点物の扇が贈られます。

      • TOKIAME先生描き下ろし色紙

      優勝者の希望に合わせた形で、メガミ一柱のイラストをTOKIAME先生に描いていただけます。

      • タロットコンプリートセット

      これまでのプロモーションタロット全て(ユリナ、ヒミカ、トコヨ、オボロ)を1枚ずつお贈りします。

      • ポストカードコンプリートセット

      これまでの参加賞ポストカードと、今後しばらくの間で配布される予定の全ポストカードをお贈りします。

       

       また、準優勝された方にも以下が贈られます。

       

      • TOKIAME先生描き下ろし色紙

      準優勝者の希望に合わせた形で、メガミ一柱のイラストをTOKIAME先生に描いていただけます。

      • ポストカードコンプリートセット

      これまでの参加賞ポストカードと、今後しばらくの間で配布される予定の全ポストカードをお贈りします。

       

      大会ルールの整備

       

       全国大会の開催に合わせ、 本日に大会レギュレーションの改訂を行いました。大きな変更点は以下の2つとなります。こちらにて紹介しましょう。

       

      簡易神話大戦

       

       以前の記事で軽く触れ、4/15のミスボド内部大会で仮運用を行い、結果は大成功でした。1回のイベントを通して多彩なメガミを使って楽しめ、相手も同様であるためにマッチアップも多彩なものとなります。唯一、敗北したとしても使用したメガミは使えなくなるとした方が、より多彩な組み合わせで楽しめるようになるとわかりましたので、その点は変更しました。

       今後、この形式は8人大会として標準的なものとしていく方針です。東京でも、高田馬場のゲームショップとど様に会場をお借りし、平日水曜夜に大会を開催していく見込みです。第1回の大会は5/17(水)となりますよ!

       

      引き分けの撤廃

       

       これまでのイベントでは時間が切れた際、場合によっては引き分けが起こっていました。しかし、引き分けたプレイヤーは優勝争いから実質的に脱落してしまいます。これはイベントを盛り下げ、望ましいものではありませんでした(2月のプレリリースではひどいことに、全勝4名が引分でまとめて脱落して隔離されました)。

       それを避けるために、今後の大会では以下のようにルールが変更されます。

       

      時間内に桜花決闘が終わらなかった場合、現在進行中のターンの次のターンまで行い、その時点でライフの多い方が勝者となります。同値の場合はさらに次のターンを行い、ターンの終了時にライフに差が付くまで続けます。

       

       

       以上となります。各地での全国大会予選は、基本的に本日より受け付けを開始しております。もちろん、東京の予選も同様ですよ。皆様のご参加、心よりお待ちしております!

       次回はまた2週間後、ゲームマーケット直前のご案内にてお会いしましょう。

      祭札、そして様々な流れを楽しもう!

      2017.04.14 Friday

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         こんにちは、BakaFireです。いよいよゲームマーケット2017春に向けた情報を公開していく時が来ました。先日の記事でもお伝えした通り、この春で本作は一周年を迎えます。様々な催しを予定しておりますので、ご期待ください!

         本日はその中から春の新作「祭札」を紹介いたします。

         

        祭の時間がやってきました!

         

         

         「祭札」は一周年を記念した、ゲームマーケット限定のプレミアムセットです。普段のセットとは違い、よりカジュアルに遊ぶための特殊ルール4種類と、そのためのカードを封入しております。一味違う楽しさをご期待ください。
         
         もちろんカジュアル向けの限定セットですので、大会では使用できません。本作を持っているかどうかが有利不利に繋がることはありませんので、ご安心ください。
         
         さらに、ゲームマーケットに行けないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方のためにカードの画像は6月下旬ごろに公開する予定です。ただし、プレミアム仕様のカードや特典のタロットは本作でしか手に入りません。もしお越しになるならば、是非とも手に取っていただけると嬉しいです。
         
         続けて、祭札に含まれる4つのルールを簡単に紹介しましょう。

         

        祭を彩る名店たちを紹介しよう!

         

        メガミの根源たる力に括目せよ!

         

         原初札はメガミ自身がその力を振るう時に用いる、極めて強力なカードです。これはでは(主に東京の)交流祭での「メガミに挑戦!」で使用されてきました。
         
         祭札では、5月までのイベントで登場したメガミ全員分の原初札を封入しております! これがあれば「メガミに挑戦!」をいつでも遊べます。さらに、原初札を普通の対戦に用いて、よりクレイジーに遊ぶことも可能ですよ。フゥー!
         
         さらに、切札のイラストはTOKIAME先生による新規イラスト描き下ろしとなっております。見たいですって? もちろん! 1枚お見せしますとも!

         

         

         

         


         

        この妙な黄土色? これは製品版では金色で印刷されているのです!

         

        謎のメガミが作り出した謎のマシーンにより、2.5等身となったメガミが大量発生したぞ! 
         


         
         そんな外伝めいた決闘を行うのがこのルールです。合計15枚の大発生カードがゲームに様々な影響を及ぼします。そしてそれらは、特定の条件で切り替わるのです。乱動するルールを巧みに泳いでいく、刺激的なゲームをお楽しみください!
         

         こちらは3月の交流祭で試遊版が公開され、好評を頂きました。

         

        クレイジーな決闘がバカ盛り仕様でおでましだ!

         

         第一幕の時代では大乱闘大会として、そしてそれ以降では交流祭の限定イベントとして親しまれていた大乱闘が、いつでも遊べるようになりますよ! これまで用いられた2つのルールに加え、新たに6つの大乱闘ルールを追加して、大乱闘カードとして封入しました。

         


         思っていたよりガチで、探求しがいのあるものから、クレイジーを極めたものまで多彩なルールが用意されております。狂った世界の探索をお楽しみください!

         さて、これらの大乱闘ですが、公開されるより前に大会で遊びたいですよね。大乱闘が楽しいのは、考え込むより前にルールの中へと投げ入れられ、そこで最善を尽くすことにあるのですから! ご安心ください。既にその機会は用意されております。
         
         4/23には、東京大阪北海道の3か所で同時交流祭が開催されます。さらにその中のいずれでも大乱闘が行われ、それらのルールは全て異なるのです! カードとなり、既知のものとなるより前にこの狂気を楽しめるのは今しかありません。ご参加、心よりお待ちしております!

         

        海の外より授けられたBlackBoxを利用し、かつてないデッキを構築して戦おう!
         
         いわゆるドラフトのような方法でデッキを構築するルールです。BlackBoxの内容を整え、そして運に恵まれれば、3柱以上のメガミや2枚以上の同じカードを用いてデッキを組むことも可能です。中々に戦略性もあり、カジュアルだけでなくガチで遊ぶこともできますよ!

         

        さらに限定プロモーションタロットも封入

         

         ルールだけではありません。パッケージのイラストを用いた、一周年記念プロモーションタロットも封入されています。

         

        予約はこちら!

         

         こちらのページにて本日より予約も開始しております! 祭札だけではなく、『桜降る代に決闘を』シリーズの他の製品や、『惨劇RoopeR』シリーズについての予約も可能ですよ。確実に手に入れたい方は、是非ともご利用ください!

         

        次世代へと向かおう!

         

         祭札についてはいかがでしたでしょうか。一周年という節目を迎え、本作は次の流れへと向かおうとしております。折角ですので、祭札以外の流れについても簡単に紹介しましょう。

         

        大会賞品の変更

         見事にも大会で優勝された方には、これまではプロモーションタロット「ヒミカ」が贈られていましたが、今回のゲームマーケットを節目に変更になります。
         5/15以降の大会での賞品はプロモーションタロット「トコヨ」になります。新たなタロットのため、勝利を目指しましょう!

         

        ゆるい午後はシーズン2へ

         4コマ漫画ですが、今回の更新でシーズン1が完結となります。ですがご安心を。遠くないうちにシーズン2が始まります。
         各シーズンはいずれも全8回を予定しており、アンソロジーコミックのように様々な先生をお招きする予定です。多彩な作風で描かれる桜降る代にご期待ください!

         

        TOKIAME先生サイン会

         ゲームマーケット春の当ブース(A32)にて、本作を素晴らしいイラストで彩るTOKIAME先生のサイン会を開催いたします。開催時間は13時から15時を予定しております。このチャンスをお見逃しなく!

         

        全国大会開催決定!

         先日の記事でも書きましたが、5月下旬から7月上旬を目途に、『桜降る代に決闘を』の全国大会を予定しております。こちらについての詳細は、2週間後に当ブログの記事で紹介する予定です。

         

        さらなる新情報も……?

         そして、大きな流れとなる新情報もございます。こちらについては、ゲームマーケット春の当日に当ブースにて発表いたします。ぜひとも、あなたのお越しをお待ちしております!

         それでは今回はこんなところとなります。お楽しみいただけたら嬉しいです! 次は二週間後、全国大会の話をする頃にまたお会いしましょう。

        チカゲ反省会とカード調整

        2017.03.31 Friday

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          すいませんでした

           

           こんにちは、BakaFireです。『桜降る代に決闘を』をお楽しみいただいている皆様、いつもありがとうございます。本日は深いお詫びと共に、私の失敗について語ることをお許しください。

           

           何の失敗かについては、先日の記事でも触れている通り、第壱拡張に伴うゲームバランスに関してのものとなります。まずは、そこで書いた内容を簡単におさらいしましょう。

           

          • 『第二幕』環境はこれまでで最良だが、ややトコヨが固く、ゲームが間延びしがちだった。
          • しかしゲームを壊す類の問題ではないため、今後の拡張での環境変化を図った。
          • ハガネは様々な面で上手くいっていると考えている
          • しかし、チカゲには問題があった。
          • 再版が重なっているため、妥当なコストで修正カードを印刷できるので、今調整を行うべきである。

           

           要は、チカゲのカードに問題があり、その解決のためにカードの調整を行うということです。しかしその前にチカゲについて語り、残すべき点と、改善すべき点をまとめるべきでしょう。まず現状が明確でなければ妥当性は計れません。

           

          チカゲの良かったところを考えよう

           

           チカゲの全てが失敗だったわけではありません。あくまで発売から半月しか経っていない現状では、すべてが本当に正しいかは分かりませんが、以下の点は成功であり、残すべきだと考えています。

           

          「闇昏千影の生きる道」のバランス

           

           このカードに関する(周辺のカードを含む)バランスは最も力を入れたところであり、絶妙な塩梅に落ちつけられたと考えています(その結果、他の箇所がおろそかになってしまったというご指摘には、深くお詫びするほかありません)。特殊勝利条件としてきちんと成立し、その一方で簡単に成功することもありません。

           

          毒カード

           

           毒カードと言うシステムそのものも魅力的に仕上がっていると考えています。使う側はどの毒を送るべきかを、使われる側はいかに処理するかを考える必要があり、新しい考えどころを生み出せています。さらに環境を揺らすことにも成功しており、相手の手札を圧迫するため、これまでの《対応》が安定していた環境にメスを入れられました。

           

           しかし、今のカードプールに問題があるため、毒はその楽しさ以上に、不愉快さが強調されてしまっています。次は、何が問題の本質なのかを考察しましょう。

           

          チカゲのやらかしたところを考えよう

           

           最大の失敗は、第一幕での癌だった間合0問題を繰り返してしまったことにあります。ユキヒ(ユリナでも一応可能)と組み合わせ、間合を0にしたうえで相手のリソースを削り取る動きは第一幕同様に強力であり、安定し過ぎていました。

           

           第二幕における間合0や1の特別性を楽しさに繋げるため、その間合の《攻撃》を持つメガミを作るというのは、私どもが行うべき挑戦と考えており、チカゲもその一環でした。「毒針」はその最たるものです。勿論、全くの無策ではありません。《攻撃》のオーラへのダメージをできる限り抑え、間合が近い攻撃はダメージが小さいという理念で実装したのです。しかしその結果は、大失敗と言うほかありませんでした。

           

           失敗の原因は間合0や1を活かすという目的と、毒カードの相性が良すぎた点にあります。近付かれた相手はリソースを払って後退しなくてはなりません。しかし毒は山札の一番上に入るためカードのリソースを奪い、さらに処理のためにもリソースを要求します。

           すると、基本動作で前進できないゆえの前進し辛さと、毒ゆえの後退し辛さがつり合い(下手をすると毒の方が強く)、結果として第一幕のような問題のある状況に戻ってしまったのです。

           

          ではどうするのか

           

           これらを踏まえ、以前の記事では2つの案を提示していました。A案は現状のコンセプトを維持しつつ弱体化させたもので、B案は間合を中距離にずらすというものです。東京(と有志で北海道)での大会の結果や意見も踏まえ、結論としてはB案をそのまま採用することにしました。

           

           最大の理由は楽しさです。B案は有志の方の「なぜ中距離にしなかったのか」というご指摘と、「何かこの方が楽しそうな気がする」という私の漠然とした予感から用意したのですが、想像を超えて楽しかったのです。これまでやや機能し辛かった中距離での戦いを実現させ、新しい盤面を作り出していました。

           

           なぜ楽しかったのでしょうか。それは、中距離こそが毒を活かす姿だったからだと考えています。上記の通り、毒は相手のリソースを削り取ります。ゆえに、中距離で攻撃する側が毒を入れれば、相手は前進を行い辛くなります。しかし、そもそもに基本動作の前進は強いのです。毒が入っても近距離側は絶望的ではなく、その一方で中距離側には悪くない時間が与えられます。これは良い姿での均衡であり、ゲームを魅力的にすると感じています。

           

           また、幸運にもストーリー面から見た不整合も解消されました。上記の理由(そして今後の拡張まで踏まえた間合帯のバランス)よりチカゲは近距離のメガミでしたが、ストーリーでは中遠距離で戦っていたのです。この不一致さは私どもの実力不足でした。致命的な失敗ではありませんが、今後のために反省が必要です。

           

           以上より、チカゲは中距離のメガミにすべきと結論付けます。

           

          個々のカードの話

           

           理由はほとんど話し終わりました。その上で、どのカードが修正されるかを説明しましょう。

           

          飛苦無

           このカードは問題のある強さではありません。ですが、中距離に《攻撃》を寄せるため調整されます。

           

          毒針

           このカードの問題は間合1と毒の相性の良さによるものです。《全力》でないタイミングで毒を入れるのはとても強力な効果なので、適正距離はそう簡単には戻れない5とします。

           これにより、序盤に2枚の毒を入れられるようになりましたが、序盤の毒は中盤以降と比べてさほど苦しくはないため、問題ないと判断しました。

           

          流転の霞毒

           このカードは間合0や1でのリソースの奪い合いを簡単にしすぎていました。毒を活用すれば再起も簡単であり、法外な強さであったと言えます。そこで、間合の下限を3とし、近距離では使いまわせないようにしました。

           一方で、中遠距離での使い回しを魅力的にするため、上限は7まで伸ばします。

           

          今後に向けて

           

           私どもの未熟さゆえに、拡張後すぐにこのような報告をすることとなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。先日の記事でも書きましたが、改めてお詫びさせてください。

           

           これらの修正されたカードは5月以降、以下の方法での配布を予定しています。

          • ゲームマーケット2017春頒布の「祭札」への同梱
          • 各種公式イベント、公認イベント参加者のうち、希望する方への配布

           それまでの間は、誠に申し訳ございませんが以下のpdfファイルをご利用ください。この調整は公式大会では常に適用されます。公認大会はカード配布までの間は主催の方にお任せしますが、適用することを推奨します(当日、参加者の方に適用するかどうかのアナウンスをお願いいたします)。適用する場合、以下の修正カードを白黒で構いませんので、十分な枚数印刷してください。お手数おかけいたしますが、ご容赦、ご協力いただければありがたいです。

           

          修正カード

           

           今後の第弐拡張、そして第参拡張では今回の失敗を活かし、より魅力的なゲームとするよう尽力いたします。特に、間合0や1を魅力的にするという課題は、手を変えてまた挑戦します。今のところ、ハガネの「大地砕き」にはヒントがあるのではないかと考えているのですが、明確な回答には至っていません。どのような結果になるのか、ご期待いただければ嬉しい限りです。

          今後の展望、2017春

          2017.03.24 Friday

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             こんにちは、BakaFireです。2016年冬にお伝えした展望も、ほとんどが実現いたしました。本日はさらに次に向けて、2017年春の展望をお伝えします。

             

            一周年に向けて

             

             まずは素晴らしいニュースをお知らせします。時間が経つのは早いもので、次のゲームマーケット2017春にて、本作はめでたく一周年を迎えます。一年が経っても活発な活動を続けられているのは、遊んでくださっているあなたのおかげです。この場を借りてお礼を伝えさせてください。ありがとうございます!

             

             さらに、皆様の温かい応援により『桜降る代に決闘を 第二幕』は早くも再版の機会を頂くことができました。これは私どもの想定を大きく上回るペースでした。こちらについてもお礼申し上げます。再版のタイミングはゲームマーケット2017春となります。

             

             ゲームマーケット2017春ではそれらを記念し、様々な催しを予定しております。ご期待ください。

             

            祭の時間じゃ

             

             その催しについても、少しだけ紹介いたします。

             以前より、今年中に3回の拡張を行うと伝えていた通り、第壱拡張は3月に出版されました。では第弐拡張はいつになるのでしょうか。当然のことながら、ゲームマーケット2017春ではありません(わずか2か月では、あらゆる面に無理が生じます)。

             

             では新作はないのかと言うと、そういうわけでもありません。ゲームマーケット2017春には、よりカジュアルに向けた豪華限定セット「祭札」を頒布いたします。大会などで勝敗を第一に戦うのではなく、よりカジュアルに楽しむためのカード、ルール、遊び方などが同梱されています。本作を導入すれば、新たに4種類の遊び方がお楽しみいただけます。

             そのうちの一つ、「めがみ大発生!」は3月18日の「萌芽の交流祭」にて先行体験卓を用意し、好評を頂けました。

             

             「祭札」の情報は、今後引き続いて公開していきます。ご期待ください!

             

            新たなる大会に向けて

             

             大会の側面でも、新たな試みを考えています。新しい大会形式と、大規模な大会についてです。それぞれ説明しましょう。

             

            新たな形式「簡易神話大戦」

             

             以下のようなルールです。

             

            • 参加時、6柱のメガミを選択する。
            • 各試合で勝利したら、そこで使用したメガミにチェックを付け、その2柱は使用できなくなる。
            • 3回勝利し、全てのメガミにチェックを付けたら優勝となる。

             

             本作の面白さは様々なマッチアップに合わせた最善手を考え、その上で読み合うことにあります。しかし現状の大会ではプレイヤーは常に同じメガミを使うため、マッチアップが固定化してしまいがちです。一方で常にすべてを自由にしたとしても、いまひとつ面白みを感じません。このルールは、それらの問題を解決し、楽しい体験を得るためのものです。ただし欠点として、3回戦であることが必要なため、8名の大会でしか運用できません。

             この形式がどの程度働くのかテストするため、4月15日のミスボド内部イベントにて試しに運用いたします。

             

            一周年を記念した大規模大会の計画

             

             現在、地方の皆様のご助力もあり、いくつかの都道府県で定期的な大会が行われています。そこでその流れをより楽しく魅力的なものとするべく、各地の交流と実力のぶつかり合いを目指し、大規模なお祭りを企画できればと考えております。今考えているのは以下のようなものです。

             

            • 5月下旬から6月上旬に、各地で予選大会を行う。
            • それらの予選大会の参加賞は、そこでしか入手できないプロモーションタロットとなる。
            • 大会の参加人数÷4(切り捨て)の人数が予選を通過できる。
            • 6月下旬から7月上旬のどこかで、東京にて全国大会を行う。
            • 全国大会に参加できるのは予選の通過者のみである。そうでない方のためにサイドイベントも行う。
            • 優勝賞品は豪華なものを用意する(少なくとも、TOKIAME先生の描き下ろし色紙は許可を頂いています。他にも用意する見込みです)

             

             これらの内容は確定したものではありません。もしご要望などありましたら、私のTwitterまでお知らせいただけると嬉しいです。実現が可能そうでしたら、取り入れさせて頂きます。

             また、この実現には地方の皆様のご助力が必須となります。4月上旬に、これまで大会をご開催頂いた方々には相談させて頂ければと考えております。ご都合がよろしければで構いませんので、お時間頂けると嬉しい限りです。よろしくお願いいたします。

             

            現在のバランスについて

             

             誠に申し訳ないながら、お詫びもございます。 

             

             お詫びの内容は現状のバランスについてですが、きちんとお伝えするために、ここまでの流れや私どもの見解も書かせて頂きます。

             

             『第二幕』時点での環境は、これまでの中では最良のものでした。しかしそれでも、満点とは呼べない部分もありました。トコヨの防御能力が想定より高く、その結果として、1回のゲームにかかる時間がやや間延びしてしまっていたのです。

             しかし、これまでのようにゲームを破綻させかねないものではありません。従って私どもはトコヨのカードを調整するのではなく、第壱拡張以降のメガミにはトコヨへの耐性を適度に与え、トコヨで防御を固めるのが安易な正解にならないようにしました。そして現時点で強力な組み合わせに対抗できるだけの強さを与え、環境を揺らしていくことを狙いました。

             

             その目論みそのものは成功したと考えています。特にハガネはトコヨへの耐性も適度にあり、今把握している範囲では、絶妙なバランスに仕上がっていると感じております。

             しかし、チカゲには問題がありました。上記の目論みは成功しましたが、環境を揺らすことを優先するあまり、いくつかの側面を強くしすぎました。より詳しくは確定した際にお話ししますが、チカゲのカードより2、3枚への調整を検討しております。

             

             もちろん、カードに調整するならば、調整したカードの配布手段が必要です。今回は幸いなことに、再版のタイミングと合わせることができました。そこで、以下の2種の配布を予定しています。

            • ゲームマーケット2017春で「祭札」の中に同梱
            • 各種公式イベント、公認イベントの参加者のうち、希望された方に無料配布

             

             そのためには、再版のタイミングに印刷しなくてはなりません。本来であればもうしばらく環境を観察し、その上で確定させたいところなのですが、今回は時間の問題より調整を早める形といたします。そこで調整の妥当性を図るためのデータ収集として、3/25(土)のミスボド内部大会にて、先行調整を行います。そして、その結果を踏まえて調整内容を決めていきます。

             

             私どもの未熟さゆえに、拡張後すぐにこのような報告をすることとなってしまい、誠に申し訳ございません。できる限り楽しめるゲームとなるよう尽力し続けてまいりますので、何卒ご容赦いただければありがたいです。

             

            (3/24、22時12分追記)

             とても悩みましたが、25日の公式大会に適用するチカゲの調整内容は公開することにしました。調整案がまとまったのが本日であるため、このタイミングでの公開となってしまいました。誠に申し訳ございません。
             このように直前に公開することが大会の公平性において好ましくないことは承知しております。しかし、この時点で公開し、議論が可能な状態にしておくことは、より良い調整を行い、最終的に楽しいゲームにするために有益と判断しました。
             個々の調整がなぜ行われているかは、確定していない内容のためまだ書きません。調整が確定した折には十分に説明いたしますので、ご容赦ください。

             

             確認したい場合は、こちらのpdfをダウンロードしてください。

             

            カードの上方修正について

             

             別件ではありますが、カードの調整にまつわる話ですので、上方修正についても触れておきます。

             こちらに関するご意見も、いくつか頂いております。私としても状況が許すのであれば上方修正は行いたいと考えていますが、5点の理由により今回は見送ることにしました。

             

            1. 調整したら強すぎてしまうリスク
            2. 調整しても弱いままであるリスク
            3. 現実的なコストで印刷できるカード枚数の問題
            4. 円滑に配布するためのコストの問題
            5. 英語版、中国語版との整合性の問題

             

             いずれも単独なら大したものではないですが、すべて合わせると今の実現は難しいと考えています。ご期待頂いている方には申し訳ございません。いずれ解決するつもりではありますので、ご理解、ご容赦いただけるとありがたいです。

             

             

             以上となります。次の目的地は5月の一周年、そしてそれに伴う様々なイベントとなります。ご期待い下さいませ。そして今後とも、末永くお楽しみいただけると嬉しい限りです。よろしくお願いします!

             次の展望は、ゲームマーケットも終わり、次に向けた話も動き始めるころ、本年6月にお伝えいたします。「今後の展望、2017夏」にご期待ください。