祭札、そして様々な流れを楽しもう!

2017.04.14 Friday

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     こんにちは、BakaFireです。いよいよゲームマーケット2017春に向けた情報を公開していく時が来ました。先日の記事でもお伝えした通り、この春で本作は一周年を迎えます。様々な催しを予定しておりますので、ご期待ください!

     本日はその中から春の新作「祭札」を紹介いたします。

     

    祭の時間がやってきました!

     

     

     「祭札」は一周年を記念した、ゲームマーケット限定のプレミアムセットです。普段のセットとは違い、よりカジュアルに遊ぶための特殊ルール4種類と、そのためのカードを封入しております。一味違う楽しさをご期待ください。
     
     もちろんカジュアル向けの限定セットですので、大会では使用できません。本作を持っているかどうかが有利不利に繋がることはありませんので、ご安心ください。
     
     さらに、ゲームマーケットに行けないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方のためにカードの画像は6月下旬ごろに公開する予定です。ただし、プレミアム仕様のカードや特典のタロットは本作でしか手に入りません。もしお越しになるならば、是非とも手に取っていただけると嬉しいです。
     
     続けて、祭札に含まれる4つのルールを簡単に紹介しましょう。

     

    祭を彩る名店たちを紹介しよう!

     

    メガミの根源たる力に括目せよ!

     

     原初札はメガミ自身がその力を振るう時に用いる、極めて強力なカードです。これはでは(主に東京の)交流祭での「メガミに挑戦!」で使用されてきました。
     
     祭札では、5月までのイベントで登場したメガミ全員分の原初札を封入しております! これがあれば「メガミに挑戦!」をいつでも遊べます。さらに、原初札を普通の対戦に用いて、よりクレイジーに遊ぶことも可能ですよ。フゥー!
     
     さらに、切札のイラストはTOKIAME先生による新規イラスト描き下ろしとなっております。見たいですって? もちろん! 1枚お見せしますとも!

     

     

     

     


     

    この妙な黄土色? これは製品版では金色で印刷されているのです!

     

    謎のメガミが作り出した謎のマシーンにより、2.5等身となったメガミが大量発生したぞ! 
     


     
     そんな外伝めいた決闘を行うのがこのルールです。合計15枚の大発生カードがゲームに様々な影響を及ぼします。そしてそれらは、特定の条件で切り替わるのです。乱動するルールを巧みに泳いでいく、刺激的なゲームをお楽しみください!
     

     こちらは3月の交流祭で試遊版が公開され、好評を頂きました。

     

    クレイジーな決闘がバカ盛り仕様でおでましだ!

     

     第一幕の時代では大乱闘大会として、そしてそれ以降では交流祭の限定イベントとして親しまれていた大乱闘が、いつでも遊べるようになりますよ! これまで用いられた2つのルールに加え、新たに6つの大乱闘ルールを追加して、大乱闘カードとして封入しました。

     


     思っていたよりガチで、探求しがいのあるものから、クレイジーを極めたものまで多彩なルールが用意されております。狂った世界の探索をお楽しみください!

     さて、これらの大乱闘ですが、公開されるより前に大会で遊びたいですよね。大乱闘が楽しいのは、考え込むより前にルールの中へと投げ入れられ、そこで最善を尽くすことにあるのですから! ご安心ください。既にその機会は用意されております。
     
     4/23には、東京大阪北海道の3か所で同時交流祭が開催されます。さらにその中のいずれでも大乱闘が行われ、それらのルールは全て異なるのです! カードとなり、既知のものとなるより前にこの狂気を楽しめるのは今しかありません。ご参加、心よりお待ちしております!

     

    海の外より授けられたBlackBoxを利用し、かつてないデッキを構築して戦おう!
     
     いわゆるドラフトのような方法でデッキを構築するルールです。BlackBoxの内容を整え、そして運に恵まれれば、3柱以上のメガミや2枚以上の同じカードを用いてデッキを組むことも可能です。中々に戦略性もあり、カジュアルだけでなくガチで遊ぶこともできますよ!

     

    さらに限定プロモーションタロットも封入

     

     ルールだけではありません。パッケージのイラストを用いた、一周年記念プロモーションタロットも封入されています。

     

    予約はこちら!

     

     こちらのページにて本日より予約も開始しております! 祭札だけではなく、『桜降る代に決闘を』シリーズの他の製品や、『惨劇RoopeR』シリーズについての予約も可能ですよ。確実に手に入れたい方は、是非ともご利用ください!

     

    次世代へと向かおう!

     

     祭札についてはいかがでしたでしょうか。一周年という節目を迎え、本作は次の流れへと向かおうとしております。折角ですので、祭札以外の流れについても簡単に紹介しましょう。

     

    大会賞品の変更

     見事にも大会で優勝された方には、これまではプロモーションタロット「ヒミカ」が贈られていましたが、今回のゲームマーケットを節目に変更になります。
     5/15以降の大会での賞品はプロモーションタロット「トコヨ」になります。新たなタロットのため、勝利を目指しましょう!

     

    ゆるい午後はシーズン2へ

     4コマ漫画ですが、今回の更新でシーズン1が完結となります。ですがご安心を。遠くないうちにシーズン2が始まります。
     各シーズンはいずれも全8回を予定しており、アンソロジーコミックのように様々な先生をお招きする予定です。多彩な作風で描かれる桜降る代にご期待ください!

     

    TOKIAME先生サイン会

     ゲームマーケット春の当ブース(A32)にて、本作を素晴らしいイラストで彩るTOKIAME先生のサイン会を開催いたします。開催時間は13時から15時を予定しております。このチャンスをお見逃しなく!

     

    全国大会開催決定!

     先日の記事でも書きましたが、5月下旬から7月上旬を目途に、『桜降る代に決闘を』の全国大会を予定しております。こちらについての詳細は、2週間後に当ブログの記事で紹介する予定です。

     

    さらなる新情報も……?

     そして、大きな流れとなる新情報もございます。こちらについては、ゲームマーケット春の当日に当ブースにて発表いたします。ぜひとも、あなたのお越しをお待ちしております!

     それでは今回はこんなところとなります。お楽しみいただけたら嬉しいです! 次は二週間後、全国大会の話をする頃にまたお会いしましょう。

    チカゲ反省会とカード調整

    2017.03.31 Friday

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      すいませんでした

       

       こんにちは、BakaFireです。『桜降る代に決闘を』をお楽しみいただいている皆様、いつもありがとうございます。本日は深いお詫びと共に、私の失敗について語ることをお許しください。

       

       何の失敗かについては、先日の記事でも触れている通り、第壱拡張に伴うゲームバランスに関してのものとなります。まずは、そこで書いた内容を簡単におさらいしましょう。

       

      • 『第二幕』環境はこれまでで最良だが、ややトコヨが固く、ゲームが間延びしがちだった。
      • しかしゲームを壊す類の問題ではないため、今後の拡張での環境変化を図った。
      • ハガネは様々な面で上手くいっていると考えている
      • しかし、チカゲには問題があった。
      • 再版が重なっているため、妥当なコストで修正カードを印刷できるので、今調整を行うべきである。

       

       要は、チカゲのカードに問題があり、その解決のためにカードの調整を行うということです。しかしその前にチカゲについて語り、残すべき点と、改善すべき点をまとめるべきでしょう。まず現状が明確でなければ妥当性は計れません。

       

      チカゲの良かったところを考えよう

       

       チカゲの全てが失敗だったわけではありません。あくまで発売から半月しか経っていない現状では、すべてが本当に正しいかは分かりませんが、以下の点は成功であり、残すべきだと考えています。

       

      「闇昏千影の生きる道」のバランス

       

       このカードに関する(周辺のカードを含む)バランスは最も力を入れたところであり、絶妙な塩梅に落ちつけられたと考えています(その結果、他の箇所がおろそかになってしまったというご指摘には、深くお詫びするほかありません)。特殊勝利条件としてきちんと成立し、その一方で簡単に成功することもありません。

       

      毒カード

       

       毒カードと言うシステムそのものも魅力的に仕上がっていると考えています。使う側はどの毒を送るべきかを、使われる側はいかに処理するかを考える必要があり、新しい考えどころを生み出せています。さらに環境を揺らすことにも成功しており、相手の手札を圧迫するため、これまでの《対応》が安定していた環境にメスを入れられました。

       

       しかし、今のカードプールに問題があるため、毒はその楽しさ以上に、不愉快さが強調されてしまっています。次は、何が問題の本質なのかを考察しましょう。

       

      チカゲのやらかしたところを考えよう

       

       最大の失敗は、第一幕での癌だった間合0問題を繰り返してしまったことにあります。ユキヒ(ユリナでも一応可能)と組み合わせ、間合を0にしたうえで相手のリソースを削り取る動きは第一幕同様に強力であり、安定し過ぎていました。

       

       第二幕における間合0や1の特別性を楽しさに繋げるため、その間合の《攻撃》を持つメガミを作るというのは、私どもが行うべき挑戦と考えており、チカゲもその一環でした。「毒針」はその最たるものです。勿論、全くの無策ではありません。《攻撃》のオーラへのダメージをできる限り抑え、間合が近い攻撃はダメージが小さいという理念で実装したのです。しかしその結果は、大失敗と言うほかありませんでした。

       

       失敗の原因は間合0や1を活かすという目的と、毒カードの相性が良すぎた点にあります。近付かれた相手はリソースを払って後退しなくてはなりません。しかし毒は山札の一番上に入るためカードのリソースを奪い、さらに処理のためにもリソースを要求します。

       すると、基本動作で前進できないゆえの前進し辛さと、毒ゆえの後退し辛さがつり合い(下手をすると毒の方が強く)、結果として第一幕のような問題のある状況に戻ってしまったのです。

       

      ではどうするのか

       

       これらを踏まえ、以前の記事では2つの案を提示していました。A案は現状のコンセプトを維持しつつ弱体化させたもので、B案は間合を中距離にずらすというものです。東京(と有志で北海道)での大会の結果や意見も踏まえ、結論としてはB案をそのまま採用することにしました。

       

       最大の理由は楽しさです。B案は有志の方の「なぜ中距離にしなかったのか」というご指摘と、「何かこの方が楽しそうな気がする」という私の漠然とした予感から用意したのですが、想像を超えて楽しかったのです。これまでやや機能し辛かった中距離での戦いを実現させ、新しい盤面を作り出していました。

       

       なぜ楽しかったのでしょうか。それは、中距離こそが毒を活かす姿だったからだと考えています。上記の通り、毒は相手のリソースを削り取ります。ゆえに、中距離で攻撃する側が毒を入れれば、相手は前進を行い辛くなります。しかし、そもそもに基本動作の前進は強いのです。毒が入っても近距離側は絶望的ではなく、その一方で中距離側には悪くない時間が与えられます。これは良い姿での均衡であり、ゲームを魅力的にすると感じています。

       

       また、幸運にもストーリー面から見た不整合も解消されました。上記の理由(そして今後の拡張まで踏まえた間合帯のバランス)よりチカゲは近距離のメガミでしたが、ストーリーでは中遠距離で戦っていたのです。この不一致さは私どもの実力不足でした。致命的な失敗ではありませんが、今後のために反省が必要です。

       

       以上より、チカゲは中距離のメガミにすべきと結論付けます。

       

      個々のカードの話

       

       理由はほとんど話し終わりました。その上で、どのカードが修正されるかを説明しましょう。

       

      飛苦無

       このカードは問題のある強さではありません。ですが、中距離に《攻撃》を寄せるため調整されます。

       

      毒針

       このカードの問題は間合1と毒の相性の良さによるものです。《全力》でないタイミングで毒を入れるのはとても強力な効果なので、適正距離はそう簡単には戻れない5とします。

       これにより、序盤に2枚の毒を入れられるようになりましたが、序盤の毒は中盤以降と比べてさほど苦しくはないため、問題ないと判断しました。

       

      流転の霞毒

       このカードは間合0や1でのリソースの奪い合いを簡単にしすぎていました。毒を活用すれば再起も簡単であり、法外な強さであったと言えます。そこで、間合の下限を3とし、近距離では使いまわせないようにしました。

       一方で、中遠距離での使い回しを魅力的にするため、上限は7まで伸ばします。

       

      今後に向けて

       

       私どもの未熟さゆえに、拡張後すぐにこのような報告をすることとなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。先日の記事でも書きましたが、改めてお詫びさせてください。

       

       これらの修正されたカードは5月以降、以下の方法での配布を予定しています。

      • ゲームマーケット2017春頒布の「祭札」への同梱
      • 各種公式イベント、公認イベント参加者のうち、希望する方への配布

       それまでの間は、誠に申し訳ございませんが以下のpdfファイルをご利用ください。この調整は公式大会では常に適用されます。公認大会はカード配布までの間は主催の方にお任せしますが、適用することを推奨します(当日、参加者の方に適用するかどうかのアナウンスをお願いいたします)。適用する場合、以下の修正カードを白黒で構いませんので、十分な枚数印刷してください。お手数おかけいたしますが、ご容赦、ご協力いただければありがたいです。

       

      修正カード

       

       今後の第弐拡張、そして第参拡張では今回の失敗を活かし、より魅力的なゲームとするよう尽力いたします。特に、間合0や1を魅力的にするという課題は、手を変えてまた挑戦します。今のところ、ハガネの「大地砕き」にはヒントがあるのではないかと考えているのですが、明確な回答には至っていません。どのような結果になるのか、ご期待いただければ嬉しい限りです。

      今後の展望、2017春

      2017.03.24 Friday

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         こんにちは、BakaFireです。2016年冬にお伝えした展望も、ほとんどが実現いたしました。本日はさらに次に向けて、2017年春の展望をお伝えします。

         

        一周年に向けて

         

         まずは素晴らしいニュースをお知らせします。時間が経つのは早いもので、次のゲームマーケット2017春にて、本作はめでたく一周年を迎えます。一年が経っても活発な活動を続けられているのは、遊んでくださっているあなたのおかげです。この場を借りてお礼を伝えさせてください。ありがとうございます!

         

         さらに、皆様の温かい応援により『桜降る代に決闘を 第二幕』は早くも再版の機会を頂くことができました。これは私どもの想定を大きく上回るペースでした。こちらについてもお礼申し上げます。再版のタイミングはゲームマーケット2017春となります。

         

         ゲームマーケット2017春ではそれらを記念し、様々な催しを予定しております。ご期待ください。

         

        祭の時間じゃ

         

         その催しについても、少しだけ紹介いたします。

         以前より、今年中に3回の拡張を行うと伝えていた通り、第壱拡張は3月に出版されました。では第弐拡張はいつになるのでしょうか。当然のことながら、ゲームマーケット2017春ではありません(わずか2か月では、あらゆる面に無理が生じます)。

         

         では新作はないのかと言うと、そういうわけでもありません。ゲームマーケット2017春には、よりカジュアルに向けた豪華限定セット「祭札」を頒布いたします。大会などで勝敗を第一に戦うのではなく、よりカジュアルに楽しむためのカード、ルール、遊び方などが同梱されています。本作を導入すれば、新たに4種類の遊び方がお楽しみいただけます。

         そのうちの一つ、「めがみ大発生!」は3月18日の「萌芽の交流祭」にて先行体験卓を用意し、好評を頂けました。

         

         「祭札」の情報は、今後引き続いて公開していきます。ご期待ください!

         

        新たなる大会に向けて

         

         大会の側面でも、新たな試みを考えています。新しい大会形式と、大規模な大会についてです。それぞれ説明しましょう。

         

        新たな形式「簡易神話大戦」

         

         以下のようなルールです。

         

        • 参加時、6柱のメガミを選択する。
        • 各試合で勝利したら、そこで使用したメガミにチェックを付け、その2柱は使用できなくなる。
        • 3回勝利し、全てのメガミにチェックを付けたら優勝となる。

         

         本作の面白さは様々なマッチアップに合わせた最善手を考え、その上で読み合うことにあります。しかし現状の大会ではプレイヤーは常に同じメガミを使うため、マッチアップが固定化してしまいがちです。一方で常にすべてを自由にしたとしても、いまひとつ面白みを感じません。このルールは、それらの問題を解決し、楽しい体験を得るためのものです。ただし欠点として、3回戦であることが必要なため、8名の大会でしか運用できません。

         この形式がどの程度働くのかテストするため、4月15日のミスボド内部イベントにて試しに運用いたします。

         

        一周年を記念した大規模大会の計画

         

         現在、地方の皆様のご助力もあり、いくつかの都道府県で定期的な大会が行われています。そこでその流れをより楽しく魅力的なものとするべく、各地の交流と実力のぶつかり合いを目指し、大規模なお祭りを企画できればと考えております。今考えているのは以下のようなものです。

         

        • 5月下旬から6月上旬に、各地で予選大会を行う。
        • それらの予選大会の参加賞は、そこでしか入手できないプロモーションタロットとなる。
        • 大会の参加人数÷4(切り捨て)の人数が予選を通過できる。
        • 6月下旬から7月上旬のどこかで、東京にて全国大会を行う。
        • 全国大会に参加できるのは予選の通過者のみである。そうでない方のためにサイドイベントも行う。
        • 優勝賞品は豪華なものを用意する(少なくとも、TOKIAME先生の描き下ろし色紙は許可を頂いています。他にも用意する見込みです)

         

         これらの内容は確定したものではありません。もしご要望などありましたら、私のTwitterまでお知らせいただけると嬉しいです。実現が可能そうでしたら、取り入れさせて頂きます。

         また、この実現には地方の皆様のご助力が必須となります。4月上旬に、これまで大会をご開催頂いた方々には相談させて頂ければと考えております。ご都合がよろしければで構いませんので、お時間頂けると嬉しい限りです。よろしくお願いいたします。

         

        現在のバランスについて

         

         誠に申し訳ないながら、お詫びもございます。 

         

         お詫びの内容は現状のバランスについてですが、きちんとお伝えするために、ここまでの流れや私どもの見解も書かせて頂きます。

         

         『第二幕』時点での環境は、これまでの中では最良のものでした。しかしそれでも、満点とは呼べない部分もありました。トコヨの防御能力が想定より高く、その結果として、1回のゲームにかかる時間がやや間延びしてしまっていたのです。

         しかし、これまでのようにゲームを破綻させかねないものではありません。従って私どもはトコヨのカードを調整するのではなく、第壱拡張以降のメガミにはトコヨへの耐性を適度に与え、トコヨで防御を固めるのが安易な正解にならないようにしました。そして現時点で強力な組み合わせに対抗できるだけの強さを与え、環境を揺らしていくことを狙いました。

         

         その目論みそのものは成功したと考えています。特にハガネはトコヨへの耐性も適度にあり、今把握している範囲では、絶妙なバランスに仕上がっていると感じております。

         しかし、チカゲには問題がありました。上記の目論みは成功しましたが、環境を揺らすことを優先するあまり、いくつかの側面を強くしすぎました。より詳しくは確定した際にお話ししますが、チカゲのカードより2、3枚への調整を検討しております。

         

         もちろん、カードに調整するならば、調整したカードの配布手段が必要です。今回は幸いなことに、再版のタイミングと合わせることができました。そこで、以下の2種の配布を予定しています。

        • ゲームマーケット2017春で「祭札」の中に同梱
        • 各種公式イベント、公認イベントの参加者のうち、希望された方に無料配布

         

         そのためには、再版のタイミングに印刷しなくてはなりません。本来であればもうしばらく環境を観察し、その上で確定させたいところなのですが、今回は時間の問題より調整を早める形といたします。そこで調整の妥当性を図るためのデータ収集として、3/25(土)のミスボド内部大会にて、先行調整を行います。そして、その結果を踏まえて調整内容を決めていきます。

         

         私どもの未熟さゆえに、拡張後すぐにこのような報告をすることとなってしまい、誠に申し訳ございません。できる限り楽しめるゲームとなるよう尽力し続けてまいりますので、何卒ご容赦いただければありがたいです。

         

        (3/24、22時12分追記)

         とても悩みましたが、25日の公式大会に適用するチカゲの調整内容は公開することにしました。調整案がまとまったのが本日であるため、このタイミングでの公開となってしまいました。誠に申し訳ございません。
         このように直前に公開することが大会の公平性において好ましくないことは承知しております。しかし、この時点で公開し、議論が可能な状態にしておくことは、より良い調整を行い、最終的に楽しいゲームにするために有益と判断しました。
         個々の調整がなぜ行われているかは、確定していない内容のためまだ書きません。調整が確定した折には十分に説明いたしますので、ご容赦ください。

         

         確認したい場合は、こちらのpdfをダウンロードしてください。

         

        カードの上方修正について

         

         別件ではありますが、カードの調整にまつわる話ですので、上方修正についても触れておきます。

         こちらに関するご意見も、いくつか頂いております。私としても状況が許すのであれば上方修正は行いたいと考えていますが、5点の理由により今回は見送ることにしました。

         

        1. 調整したら強すぎてしまうリスク
        2. 調整しても弱いままであるリスク
        3. 現実的なコストで印刷できるカード枚数の問題
        4. 円滑に配布するためのコストの問題
        5. 英語版、中国語版との整合性の問題

         

         いずれも単独なら大したものではないですが、すべて合わせると今の実現は難しいと考えています。ご期待頂いている方には申し訳ございません。いずれ解決するつもりではありますので、ご理解、ご容赦いただけるとありがたいです。

         

         

         以上となります。次の目的地は5月の一周年、そしてそれに伴う様々なイベントとなります。ご期待い下さいませ。そして今後とも、末永くお楽しみいただけると嬉しい限りです。よろしくお願いします!

         次の展望は、ゲームマーケットも終わり、次に向けた話も動き始めるころ、本年6月にお伝えいたします。「今後の展望、2017夏」にご期待ください。

        新たなメガミには毒がある

        2017.03.03 Friday

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           こんにちは、BakaFireです! いよいよゲームマーケット神戸まで、あと一週間強となりました。以前にハガネを紹介した際、まだ終わりではないとお伝えしましたが、今日はその続きを語る時です。

           

          もう一柱

           

           ここまでストーリーや情報を追ってくださった皆様には、少しばかり予想外なことが起こったかもしれません。1月下旬の段階で、私どもは新たなメガミ・ハガネの存在をお知らせしていました。当然、それはこの拡張のためです。

           しかしそれが全てではありませんでした。先日のストーリーにて、さらにもう一柱のメガミが登場したのです。そう、今後予定されている拡張では、拡張ひとつごとに二柱のメガミが封入されているのです!

           

           

          そのメガミに触れるべからず

           

           今回の記事ではもちろん、そのもう一柱を紹介いたします。ですがお待ちを。いつも通り、彼女の活躍はストーリーにてすでに描いております。もちろん、別のプレビューカードもありますよ。

           

           さらに本日の更新にて、ストーリーは第一章が完結いたしました。まとめ読みには絶好のチャンスです! もしお時間がありましたら、ぜひとも桜降る代の物語をお楽しみください。こちらをクリックすれば、最初から読むことができます

           

           すでにお読みになったか、残念ながら時間がないならばこのままお進みください。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          心の準備はよいですか? お見せしましょう。毒を操るメガミ・チカゲのその恐怖を!

           

           

           彼女のその汚れた外套の内側には、数多の毒が隠されています。そして相手に合わせて恐るべき毒を使い分けるのです。まさしく、彼女自身が巨大な毒袋と言えるでしょう。

           

           毒袋に毒? それだけでは何のことだか分からないかもしれないですね。それではまず、この2枚、そしてカード裏面をご覧ください。

           

           

           お分かりいただけたでしょうか。チカゲは新たなタイプの特性を持ちますが、しいて言うならばユキヒの傘カードに近いかもしれません。毒袋はチカゲのみが持つ領域です。そしてその中には、5枚のカードが用意されているのです。

           

           そのうちの1枚が「幻覚毒」です。そして「毒霧」を使えば、それを相手の山札の一番上に加えることができます。ご覧の通り、毒カードは悪質な効果を持っています。例えば「幻覚毒」は強力な切札のためにフレアを溜めているプレイヤーにとっては最悪の代物でしょう。

           

           しかし毒は伏せ札にできません。つまり基本動作のコストにできず、そして手札が3枚以上の際に伏せ札に選べないのです。必然的に毒は手札に滞留します。しかしそうなってしまうと、行動回数が抑制されることになります。《対応》を構えるうえで大きな邪魔になるのも厄介なところです。

           

           そして場合によっては、こんな恐ろしいことになるかもしれません。

           

           

           本日は新たに2枚のカードと、1枚の毒カードを紹介しました。相手に合わせて、的確な毒を選んでいく、その悪質にして緻密な戦略をお楽しみいただければ幸いです。

           

          これにて一旦の終わり

           

           以上で、第壱拡張のプレビューは全て終わりとなります。第壱拡張『夜天会心』3/12(日)ゲームマーケット神戸「A22 BakaFire Party」にて先行頒布され、しかる後の3/18(土)より各店舗で発売されることになります。ご期待ください!

           

           また、3/18(土)には公式イベント「萌芽の交流祭」が開催されます。そちらの公式大会では、早速ハガネやチカゲを用いたゲームをお楽しみいただけますよ! あなたのご参加、心よりお待ちしております!

          新たなメガミと世界を拡張

          2017.02.03 Friday

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             こんにちは、BakaFireです!

             

             月日が流れるのは早いものです。いよいよ、ゲームマーケット神戸に向けた話を始める時が来ました。以前の記事でもお伝えした通り、『桜降る代に決闘を』は本年中に3回の拡張を予定しており、その1回目はゲームマーケット神戸で行われます。

             こちらの記事ではまず、本作における拡張がどのような位置づけにあるのかをお話しします。その上でお待ちかね。新たなメガミを紹介します。さあ、早速はじめましょう!

             

             

            いかにして拡張されるか?

             

             ボードゲームやカードゲーム、特にトレーディング・カードゲームにおいて拡張は一般的なことです。しかし拡張と一言に言っても、その手法は様々です。カードを追加する。ボードを追加する。ルールを追加する。では本作はどうするのでしょうか。私どもは「メガミを追加する形でカードを追加する」ことにしました。そして拡張には、新たなメガミのカード全てが収録されます。

             この理念は『幕間:細音雪花』で、サイネが追加された点からもお分かり頂けるでしょう。ただあの時は、様々な問題を解決するためにカードの調整や変更も行う必要もありました。今回の拡張では、そのような形での変更は行いません。

             

             では、なぜこの手法を選んだのか。理由は大きく3つあります。説明しましょう。

             

            理由1:眼前構築の難度を適切なものにする

             

             本作の大きな特徴のひとつが眼前構築です。しかし、眼前構築は扱いやすいルールではありません。例えば膨大なカードプールの中から、30枚のデッキを組むゲームには眼前構築はかみ合いません。そのゲームを遊ぶ大半のプレイヤーにとって、即座に30枚ものデッキを組むのはあまりにも難しいためです。

             本作の拡張は、眼前構築を守る形でなされなければなりません。故に、メガミの中で「縦に」はカードを拡張できません。仮に各メガミの持つ通常札が1種類だけ増え、24枚から10枚を選ぶゲームに変化したとしましょう。一見しただけでは問題ないように感じられますが、それでもゲームの潜在的難しさは増しています。そしてその拡張を繰り返すのであれば、いつか難しさは眼前構築そのものを破壊してしまうでしょう。

             それゆえにメガミの種類そのものを増やし、カードを「横に」拡張するのです。

             

            理由2:イベント参加のハードルをできる限り上げない

             

             理由は他にもあります。それはイベントに参加するためのハードルを上げないようにするというものです。もし「縦に」拡張されてユリナのカードが1種増えたのであれば、大会でユリナを使うためには拡張の購入が必須となります。それは私どもの望むところではありません。少なくとも基本である『第二幕』さえ持っていれば、どのようなイベントにも参加できるようにしたいのです。

             もちろん、拡張がなければ新たなメガミは大会では使えません。しかし、既存のメガミ、例えばユリナとヒミカの組み合わせであれば、いつでも最善の形のまま大会で使えるのです。

             同様の理由で(初版から第二幕のように)カードを変化させる形での拡張も望ましくはありません。ただしこちらは理由1はクリアしているため、いつの日かは行う可能性があります。しかしそれは少なくとも今年ではないと判断しました。

             

            理由3:複雑さをモジュール化する

             

             最後の理由は、ゲームの複雑さをモジュール化することで、一定の枠内に留めることです。例えば既存のメガミでも、ユキヒは特殊なカード―傘カード―を使います。しかし対戦においてどちらのプレイヤーもユキヒを使っていなければ、傘カードの存在は忘れても問題ありません。

             今後も同様に、特殊な要素を持つメガミが登場する予定です。ですが「横に」拡張している限り、ゲームが複雑になり過ぎ、遊ぶに堪えないものとはなりません。なぜなら1回のゲームで使われるメガミは高々4柱であり、それらのメガミの要点に注目していれば十分だからです。逆に言えば、それ以外のメガミたちは無視できるのです。

             

             

             

            さあ、大地のメガミのお目見えだ

             

             さて、それではいよいよ新メガミを紹介しましょう。ですがお待ちください。彼女についてはすでに何度か、あなたは目にする機会があったかもしれません。ストーリー『桜降る代の神語り』、そして4コマ漫画『桜降る代のゆるい午後』にて彼女をご覧いただけてたのであれば、うれしい限りです。

             

             もしまだでしたら、続きを読む前にこれらをご一読いただくのもよいでしょう。ストーリーには別のプレビューカードもありますよ!

             

             すでにお読みになったか、残念ながら時間がないならばこのままお進みください。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             よろしいですね。ではご覧あれ。大地を象徴するメガミ・ハガネのその力を!

             

             

             

             

             

             ハガネの鎚は自在な拡大縮小が可能です。そして最大の威力を発揮するのは、後退しながら鎚を拡大し、遠心力によってそれを叩き付ける時なのです。そのような大技を出している途中に、他の攻撃が行えるはずありません。

             

             これだけ見てワクワクするのは難しいかもしれません。ハガネの特性、遠心はオボロの設置と同様に、カードが持つ能力です。しかし設置とは違い、遠心は完全なるデメリット能力です。

             つまり遠心を持つカードを使うには2回の後退が必要だということです。間合が離れていれば、基本動作によるものでなくても構いません。さらに《攻撃》を行っていてはいけません。攻撃した後に後退し、その上で使用というわけにもいかないのです。

             

             ここまで話したのです。もちろん遠心を持つカードもお見せしましょう。ここまでの制限です。そりゃあもう、とんでもないカードに決まってるじゃないですか! 「遠心撃」と「鐘鳴らし」をご覧あれ!

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             本日は遠心というルール、そしてそれを用いた2枚のカードを紹介しました。後退というデメリットに見合った、パワフルなカードを楽しんで頂けたら嬉しいです。

             

             このパワーをいち早く体験する方法があります。それがプレリリースです。2/25(土)東京の秋葉原で開催される「立春の交流祭」ではプレリリース大会が併催され、ハガネを利用したゲームが楽しめます。あなたのご参加をお待ちしておりますよ!

             

            まだこれで終わりじゃない

             

             さてさて新たなメガミも紹介され、これにて一段落? いいえ、そんなことはありません。3月に向けた発表はまだ続きますよ。今月下旬にはさらなる情報をお伝えいたします。期待してお待ちくださいませ!