全国大会レポート(後篇)

2017.07.23 Sunday

0

     こんにちは、BakaFireです。本日は先週の続きとして、全国大会のレポートをお送りいたします。こちらの記事は前後篇の後篇です。前篇をまだお読みでない方は、こちらよりどうぞ。

    前篇では三拾一捨で行われた全国大会本戦についてレポートし、最終的にベスト8が決定いたしました。後篇では併催イベントや、決勝トーナメントについてレポートいたします。

    大発生大会も併催されたぞ!

     

     8階、イエローサブマリン秋葉原RPGショップで熱戦が繰り広げられる裏側、7階のマジッカーズ★ハイパーアリーナでは併催イベントである大発生大会が開催されていました。本戦中に1回、決勝戦中に3回が行われ、いずれも大いに盛り上がりました。

    大発生大会は特殊ルール「めがみ大発生!」によるカジュアルな大会です。こちらのルールは『祭札』に封入された特殊カードを使用します。どちらかのプレイヤーが山札を再構成したら特殊なカードがめくられ、そこに書かれたクレイジーなアクシデントが勃発するのです。例えば、お互いの切札から1枚をランダムに入れ替えるといったような! 

    もしそのルールで遊んでみたいならばすばらしいお知らせがあります。現在発売中の『祭札 通常版』をお求めいただければ、必要なカードは全て含まれていますよ!

    真剣に勝利を追求する全国大会本戦とはうって変わり、爆笑と熱狂の渦に包まれた大会となりました。「わちゃわちゃの波に乗った」などの名言も生まれた結果、前半の部ではちずなさんが優勝となりました。時間と人数の関係より8人3グループに分けた後半の部ではホリえもんさん、ルミニエラさん、totさんの3名が優勝となりました。おめでとうございます!

    現在私どもは、大会などのイベントがやや競技的な方向に傾きすぎていることを懸念しております。今後のイベントでは、このようなカジュアルな催しも増やしていけるよう検討しています。

     

    こちらでは体験卓も設置。多くの方にお楽しみいただけました!

     

    大発生大会、前半の部遠景、多くのご参加ありがとうございます!

     

    大発生大会の主役、大発生カード! さすがにこの数の祭札は用意できなかったのでプロキシです。

     

    ちびめがみたちを手なずけ、大発生の海を見事泳ぎ切ったちずなさん、お見事!

     

    ここで休憩、面白アイテムの紹介だ!

     

     全国のプレイヤーと交流できる機会だからでしょうか? 様々な魅力的なアイテムを手作りしてくださった方々もいらっしゃいました。せっかくですので、写真に残せた範囲でこちらにて紹介させて頂きます!

     

    関東でいつも魅力的なアイテムを自作して頂いている旭辻さん。今回は何と、輝くメガミタロットと共に登場です! ビューティフル!

     

    集中力カードでくたびれたアイドルが回転しております。集中できるのでしょうか……。

     

    関西で有名なハガネ使い、のんの……ハガネLove2000万パワーズさんの逸品です! ふるよに学園が始まってしまうのか!?

     

    こっちはふるよに関係なし! ……しかしそれにしてもなんたる圧か!

    オリジナルTシャツで参戦したプレイヤーも多数!

     

    決勝トーナメント開幕!

     

     さて、休憩はそろそろ十分でしょう。決勝トーナメントをレポートさせて頂こうじゃあないですか。しかしここで改めてお詫びがございます。前篇でもお伝えした通り、想定以上のご参加を頂いたため、決勝の流れも変更となりました。決勝トーナメントでは6柱を申請して頂き、うち2柱を準決勝で宿して決闘します。そして決勝戦では残った4柱を用いて、2本先取での神話大戦を行います。

    決勝に進出したのはカリンさん、ひいらさん、舞茸さん、トクPさんの4名でした。そして抽選の結果、カリンさんとトクPさん、ひいらさんと舞茸さんが準決勝でマッチングすることになりました。面白いことに、どちらも関東VS関西の戦いです!

     

    四強参上! ここから先はさらなる達人たちのステージだ!

     

    準決勝第一試合、カリンさんVSトクPさん

     

     

     前篇を覚えていらっしゃるでしょうか? そう、この二人は前篇での第4回戦、全勝を巡りすでに一度戦っていたのです。達人ゆえでいょうか、二人の因縁は強固なものでした。再び準決勝という舞台で、刃を交わすこととなったのです!

    カリンさんの宿したメガミはユリナ/トコヨ、トクPさんの宿したメガミはユリナ/ユキヒでした。お互いがユリナを宿すとなれば、接近戦となるのは必定。しかしここまで来た達人ともなると、それ故に安易な前進は行いません。どのみち接近戦になるならば、少しでも優位な形で接近戦を迎えるべきなのですから。

    最初の動きは間合4近傍。そう「梳流し」の間合です。序盤故にダストがないため傘を開き「もぐりこみ」を構えるトクPさん、しかしこれは「無窮の風」で落とされ「梳流し」がヒット。まずはカリンさんが一本です。

    返しでユリナ/ユキヒが得意な密接間合に持ち込むも、カリンさんは「審美眼」を展開し攻撃を抑止します。逆にカリンさんは「無窮の風」「跳ね兎」を駆使して攻撃を成功させ、カリンさんが優位で決闘は進みます。

    しかしその優位は薄氷の上に成り立っています。「無窮の風」「審美眼」を使うためにフレアを溜められず、対するトクPさんのフレアは潤沢。冷静に耐え、逆転の好機を探るトクPさん。ひりつくようなにらみ合いが続きます。

    そして時は来ました。多数の攻撃カードと「浦波嵐」を駆使し、トクPさんがカリンさんのオーラを0にします。オーラが0となると? 「詩舞」で間合をずらせなくなります。そう、「ゆらりび」の直撃です! オーラ0のライフ1! こうなるとカリンさんは再構成ができません。

    しかしここで痛恨のミス。カリンさんの山札はまだ2枚あったため、再構成までもう1ターンあったことを見間違えてしまいました。しかしトクPさんの判断が誤っていたかも微妙なところ。カリンさんにもう1ターンの時間を与えては「久遠ノ花」のためのフレアを溜められてしまっていたかもしれません。

    準決勝らしいシビアな接戦。軍配はカリンさんに上がりました。

     

    準決勝第二試合、ひいらさんVS舞茸さん

     

     

     ひいらさんの宿したメガミはヒミカ/サイネ、舞茸さんの宿したメガミはユリナ/トコヨです。サイネ/ヒミカは中遠距離において強力かつ攻撃的な組み合わせですが、トコヨの対応がサイネの攻撃へと刺さり易いため、相性が厳しいマッチアップです。

    しかし準決勝まで進んだとなれば、安易な勝利を許すわけがありません。無駄なリソースを使わず、攻撃は相手のオーラをダストへ送り、それを纏いや「足運び」で活用するために行います。そのようにして間合を保持し、一気に攻め入る機を探るのです。

    ですが舞茸さんもまた準決勝まで進んだ達人。そしてユリナとトコヨの組み合わせは舞茸さんが最も得意とする組み合わせです。「足捌き」「遠当て」を駆使し、中遠距離での楽をさせません。

    間合4から7を往復しながらにらみ合う両者。お互いにフレアを溜めていきます。動いたのは数ターン後、攻撃を一気に打ち込むひいらさん。舞茸さんはその被害を最小限に抑え、「常世ノ月」経由で一気に前進します。それをひいらさんが負けじと「スモーク」で返し、間合を再び離します。

    その次のターンでひいらさんが一気に動きます。「響鳴共振」でオーラを削りながら間合を開き、火力を叩き込みます。舞茸さんのライフも3まで削られ、3対3の同点となりました。しかしながらその先が続きません。的確に攻撃を重ね、舞茸さんの勝利となりました。

     

     振り返ってみると、ひいらさんは引きの面でも苦しい試合でした。間合を離しつつ、円滑に攻撃カードを集めるために「バックステップ」は極めて重要です。しかしこの試合ではそのカードが何度か山札の底へと沈んでしまったのです。しかし、不利なマッチアップに辛いドローとなったにも関わらず冷静に闘い、ここまでの熱戦を繰り広げたのは見事というほかないでしょう。


    決勝戦は動画でも配信予定!

     

     次はいよいよ決勝戦となりますが、決勝戦は今後、実況と解説を付けたうえで動画でも配信する予定です。動画作成には時間がかかりますので、2週間に1試合のペースとなりますがご容赦ください。

    よってこの先の内容はある意味、動画のネタバレともなります。もし約1か月強の間、気長にお待ちいただけるのでしたらこの先を読まないというのもひとつの手段です。動画が配信されたらTwitterで告知の上、こちらの記事にリンクを貼らせて頂きます。


    ここで驚愕! 輝く桜花結晶の登場です!

     

     決勝の第1回戦では有志の方にご作成頂いた、輝く桜花結晶で行われました。作成されたのは月見里さん。何とダスト以外の領域にある時は輝き、ダストにあると光らないという手の込みようです。ありがとうございます!

    残念ながら、映像化した時に僅かに視認性に問題があるという理由で第1回戦のみとなりましたが、素晴らしい出来であったことは間違いありません!

     

    ご覧ください。そう、輝いているのです!


    決勝! 舞茸さんVSカリンさん

     

     さあ、いよいよ決勝です。決勝のルールは4柱2本先取による神話大戦です。お互い準決勝で用いた2柱を除いた4柱を用い、その全てで勝利すれば優勝となります。舞茸さんの残るメガミはユキヒ、サイネ、ハガネ、チカゲ。カリンさんの残るメガミはヒミカ、オボロ、ユキヒ、チカゲです。

    ここでカリンさんが渋い表情。舞茸さんは意図的にヒミカへの耐性が高いメガミを用意してきていました。そう、じつはこの戦いにも因縁があったのです。舞茸さんとカリンさんは全国大会関東予選、その決勝でも戦っていたのです。その際にユリナ/トコヨを宿していた舞茸さんは、カリンさんによるヒミカ/チカゲに敗れていました。決勝トーナメントにカリンさんが残り、準決勝で当たらなかったことを把握した舞茸さんは、ヒミカを最も得意とするカリンさんへの対策まで含めて選出していたのです。なんたる策士!

    1戦目、毒毒対決!

    決勝開始! 決着に向け、運命の歯車が回り始めます。

     

     選出の結果、1戦目は舞茸さんはユキヒ/チカゲ、カリンさんはオボロ/チカゲとなりました。毒同士の対決となります。開幕から「毒霧」で毒を送り合いあいさつの時間。そしてお互い「流転の霞毒」でオーラを削り合います。この時点で互いに「生きる道」の形はないことがほぼ確定。殴り合いの展開が予想されます。

    先制したのは遠目の間合での3/1を持つ舞茸さん。「しこみばり」と「はらりゆき」でライフへのダメージを稼ぎます。しかしカリンさんはそれにより得たフレアで「滅灯の魂毒」を送り、舞茸さんの動きを大きく阻害します。オーラも纏い、強固な体勢を築いたかのように見えます。

    しかしここで舞茸さんの「ふりまわし」が炸裂! 固めたオーラが根こそぎ吹き飛ばされます。これは苦しい! 送った「滅灯毒」による「流転の霞毒」を使いまわせる優位を活かして立ち回るも攻めきれず、数ターンが経った後で再び「ふりまわし」がクリーンヒット! 合計で9ものオーラが失われるとなれば、これは致命傷のリソース差です。

    その後は大きな展開なく攻め合いますが、こうなればリソース差がものを言います。アドバンテージで圧殺し、初戦は舞茸さんの勝利です! さらに、ヒミカに対して総じて優位という評判のサイネを残しての勝利です。カリンさんは必ずサイネ相手にヒミカで勝たなくてはなりません。これはこのまま舞茸さんの優勝で決まりでしょうか……?


    2戦目、炎と氷

    決勝では片側の電気が落とされ、スクリーンで上映が行われました。普段と異なるイエローサブマリンに、緊迫した時間が流れます。

     

     2戦目の選出は、舞茸さんはサイネ/ハガネで確定。カリンさんはヒミカ/ユキヒとなります。ここでカリンさんは最も得意とするヒミカを選出してきました。

    ヒミカがいる以上、先制攻撃を仕掛けるのはカリンさん以外ありえません。まずは「シュート」そして次のターンには「フルバースト」! 当然の先制です。返す舞茸さんは空いたオーラを利用して間合を詰めて「砂風塵」で「ふりはらい」を捨て札にします。これは後退と攻撃を同時に行える貴重な一枚。舞茸さんの優位はさらに強まりました。このまま間合を詰めてしまえば銃による攻撃は機能しません。

    しかしここで、驚くべき展開が待っていました。カリンさんの打った手はなんと、前進です。銃使いが、自ら間合を詰めてきました。そして傘を、開きました。会場にざわりとした空気が漂います。遅れて理解し、どよめきに変わります。

    そう、カリンさんのゲームプランは遠距離の速攻ではありませんでした。それはサイネの「音無砕氷」への脆弱性があり、不利なのですから。「フルバースト」で1点のライフアドバンテージを取り、傘を開いて密接距離を狙っていたのです!

    ええもちろん、普通のサイネ/ハガネ相手ならば中途半端な密接戦略など自殺行為です! 「響鳴共振」「大地砕き」「超反発」「遠心撃」! 豊富な対策により粉砕されるのがオチでしょう。しかし相手はヒミカ使いのヒミカ。相方は中距離でも攻撃できるユキヒです。果たしてそのようなカードを眼前構築で入れられたのでしょうか……。

    その決断が極めて厳しいのはお判りでしょう。入れていませんでした。慌てて距離を離す舞茸さん。しかしここで「めぐりあい」が叩き付けられます。無情なる3歩前進。密着距離によるロックが成立しました。再構成のタイミングすらも計り合うにらみ合いが始まります。

    舞茸さんも機を見て「足運び」「薙斬り」で反撃します。しかし、密接対策0枚の中距離デッキではロックを破れません。最後は隙を的確に見抜き、「スカーレットイマジン」でパーツを集め、「ゆらりび」が決まりました! カリンさんの勝利です!!

    3戦目 最後の戦い

    最終戦、緊迫の戦いが続いています。

     

     決勝は3戦目へともつれ込み、舞茸さんはサイネ/ハガネ、カリンさんはオボロ/チカゲ。どちらも先の戦いでそれぞれ敗れた組み合わせです。

    まずは「毒霧」によるご挨拶。続くターンで「毒針」も重ねます。挨拶するたび友達を増やし、相手の手札に毒々しいフレンズを集合させました。そこに続くのは当然「流転の霞毒」です。

    「砂風塵」を狙って前進する舞茸さんですが、オボロ相手に間合3は危険かもしれません。返しの設置からカリンさんによる「鋼糸」「霞毒」「影菱」とコンボが決まり、ライフへのダメージを許します。

    ですが舞茸さんも負けていません。オーラを5にしたカリンさんの隙を射抜く「響鳴共振」! オーラ0からの「八方振り」でライフダメージを返します。オーラを纏う余力こそ不足していましたが、反撃は「音無砕氷」でしっかりケア。さらに「律動弧戟」でダメージを重ねます。

    カリンさんは苦しくなりますが、フレアが溜まれば「滅灯の魂毒」。紫色のフレンズも駆けつけ、舞茸さんの動きをさらに阻害します。「誘導」や「首切り」でオーラも削り取り、余裕を許しません。さらに機を見てコンボを決めていきます。

    競り合いが続きますが、このマッチアップでは間合2から4が主戦場です。そしてその間合ならばどこでも怖いのがオボロ! カリンさんが設置から「影菱」を決め、さらに引き直した「影菱」! 舞茸さんのオーラを削り取ってから後退し、フィニッシュは「流転の霞毒」です! 熱戦の末、カリンさんの逆転優勝となりました!

     

    決着! 思わずガッツポーズが出ました!

     
    戦い終わり、覇者に栄光を。

     

     こうして全ての戦いは終わり、優勝者が決定しました。見事に優勝されたのはカリンさんです! カリンさんと準優勝の舞茸さんには、TOKIAME先生描き下ろしの色紙が贈られました。おめでとうございます!!

    お二人には閉会式でインタビューも行われました。カリンさんはヒミカが格好良いからこのゲームを遊び、本戦の三拾一捨でもヒミカ/オボロ/チカゲと、ヒミカと特に相性の良い二柱を選んだとのことで、ヒミカとの強い絆が感じられました。自分の選んだメガミの力を、最大限に引き出したからこその勝利かもしれません。

     

    色紙とともに語るカリンさん。色紙へのリクエストは「格好いいヒミカ」でした。

     

    色紙を手に満面の笑顔の舞茸さん。色紙へのリクエストは「窓辺で気だるげなトコヨ」でした。

     

    優勝扇とカリンさん、栄光をこの手に!


    これにて本作初となる大規模大会は終わりを迎えました。しかし、これで本作が終わるということはありえません。次に向けてまた走り出しております。そして今回の成功を受け、今後も定期的にこのような大規模大会を開催していきたいと考えております。宜しければ、再びご参加いただけると嬉しい限りです。

    来週はいよいよ『第弐拡張』の頒布と電源版に関するニュースをお届けいたします。ご期待ください!

    全国大会レポート(前篇)

    2017.07.14 Friday

    0

       皆様、お久しぶりでございます。あるいはゲーム関連記事をお読みいただいている皆様、いつもお世話になっております。BakaFireです。本日は、久方ぶりの大会レポートを掲載いたします。

       

       大変ありがたいことに本作の世界が広がり、様々な未来が拓けつつあります。それもあなたが遊び続けて下さっているからです。改めて、お礼を伝えさせてください。 その一方で私個人のスケジュールはより忙しくなり、申し訳ないながら大会レポートを定期掲載するのは難しくなってしまいました。誠に申し訳ございません。

       

       しかし、本日は例外です。そう、2017年7月2日、「桜降る代に決闘を 全国大会」が開催されたのですから! 本日の記事はそのレポートとなります。長くなりますが、何卒お付き合いいただければと思います。

       

       いくつかのゲーム関連記事でも書きましたが、経緯も簡単に説明しておきましょう。現在は多くの地方で公式イベント、公認イベントが開催されておりますが、その地方間での交流の場は用意されていませんでした。そこで大規模な交流イベントとして、全国大会を開こうと思い至ったのです。同時に本作はちょうど一周年を迎えんとしていたため、一周年の記念としても程よいものでした。

       

       イベントの流れとして、まずは全国各地で予選大会を開催しました。それを通過できるのは参加者の上位25%のみです。それを潜り抜けた猛者たちが東京へと集い、決戦の舞台に立つのです。さあ、前置きはこのくらいで十分でしょう。さっそく、舞台を見に行こうではないですか!

       

       

      全国から強豪たちのエントリーだ!

       

       決戦の舞台は東京の大会ではおなじみ、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様となります。人数は100%正確なカウントではないのですが、73名のご来場を頂きました。スタッフを入れると80名を超える人数ということもあり、ショップ全体に加え、ひとつ下の階のマジッカーズ★ハイパーアリーナ様の一部も使用しました。ご来場いただいた皆様、そしてプレイスペースを使わせて頂いたショップの皆様、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました!

       

      多数のご参加、本当にありがとうございました!!

       

       来場者のうち、全国大会本戦にご参加いただいたのは48名でした(Twitterでは49名とアナウンスしましたが、1名が遅刻により辞退されました)。

       

      本戦受付。集う強者たち……。

       

       本大会は関東、関西、北海道、新潟、福岡、名古屋の6地方で予選が行われました。折角の機会ですので、地方の紹介をいたしましょう。

       

       関東は主に私が主催し、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様、ミスボド様、ゲームショップとど様にて定期的に公式大会が行われております。

       

       関西では想像を超える広がりを見せております。珊瑚さん、影牢さん(京都大会主催)といった熱心なプレイヤーの皆様と、ボードゲームショップDDT様、ひがっちゲームズ様といった熱心なショップに支えられ、全国でもNo1の大会数を誇っております。最近では他のショップでの大会も始まりました。

       

       北海道では第一幕から関東へと遠征を繰り返していたライムさんや、札幌でのゲーム会を主催されているうさぎさんの主導のもと、第二幕からさかんに大会が行われています。こにょっと。様やイエローサブマリン札幌RPGショップ様の助けもあり、安定した状況です。

       

       新潟では熱心なプレイヤーであるびくさんにより、定期的な大会が開催されています。大きな規模ではありませんがイベントが続いていることで、一定のプレイヤーが根付いております。

       

       福岡も近い状況です。こちらはイエローサブマリンマジッカーズ福岡店様により毎月1回の大会が安定して行われています。同じくそれにより、一定のプレイヤーが根付いている状態です。

       

       名古屋はプレイヤーがいることは分かっていましたが、イベントのない真空地帯でした。そこで関東の熱心なプレイヤーであるグリバーさんが名古屋予選を開催すべく、主催として遠征したのです。その際の流れもあり、大変ありがたいことに名古屋でのイベントも開催され始めました(そう、まさに明日の15日、名古屋初となる公認イベントが開かれますよ!)。今後も広がっていくことを期待しております。

       

       数多くのご参加を頂いたのは嬉しい誤算でしたが、お詫びすべきこともございます。私は本イベントを立ち上げるにあたり、地方から本戦にご参加いただくハードルは高いものだと想定していました。よって、30名程度が本戦にお越しいただければ嬉しいという気持ちでスケジュールを組んでいたのです。

       

       しかし蓋を開けてみたら、予選通過者59名のうち、48名もの方にご参加いただけました。その出席率にはお礼の言葉以外ありえませんが、本来予定していたスケジュールでは運営が厳しいと判断し、本戦と決勝の流れを変更することにしました。私どもの不準備により、その判断が前日、告知が当日となってしまったことを深くお詫び申し上げます。

       

       変更後の流れとしては、本戦は必ず4回戦とし、その結果の上位4名が決勝トーナメントに進出するというものになります。

       

       

      久方ぶりの三捨一拾!

       

       本戦の形式は三捨一拾です。公式大会としては久方ぶりで、実に昨年10月の第一幕最終大会以来となります。簡単に説明すると、大会申込の際に3柱のメガミを申請し、各試合で対戦相手がそのうちの1柱を除くというものです。各試合で読み合いや、普段やりこんでいないマッチングが起こることになり、より上級者向けの大会ルールなのです。

       

       あなたも気になっているでしょうし、全国大会での使用率レポートを行いましょう。猛者たちが選んだ3柱は、以下となります!

       

      ユリナ/ヒミカ/オボロ 1

      ユリナ/ヒミカ/チカゲ 2

      ユリナ/トコヨ/オボロ 2

      ユリナ/トコヨ/ユキヒ 15

      ユリナ/トコヨ/シンラ 3

      ユリナ/トコヨ/サイネ 1

      ユリナ/トコヨ/ハガネ 3

      ユリナ/オボロ/サイネ 1

      ユリナ/オボロ/ユキヒ 2

      ユリナ/ユキヒ/シンラ 1

      ユリナ/ユキヒ/ハガネ 2

      ユリナ/ユキヒ/チカゲ 1

      ユリナ/シンラ/サイネ 1

      ユリナ/サイネ/チカゲ 2

      ヒミカ/トコヨ/オボロ 1

      ヒミカ/トコヨ/ユキヒ 1

      ヒミカ/トコヨ/シンラ 1

      ヒミカ/トコヨ/チカゲ 1

      ヒミカ/オボロ/チカゲ 1

      ヒミカ/ユキヒ/サイネ 1

      ヒミカ/ユキヒ/チカゲ 1

      ヒミカ/サイネ/チカゲ 1

      トコヨ/ユキヒ/サイネ 1

      トコヨ/サイネ/チカゲ 1

      ユキヒ/サイネ/チカゲ 1

       

      ユリナ 37名 使用率77%

      ヒミカ 11名 使用率23%

      トコヨ 30名 使用率63%

      オボロ 7名  使用率15%

      ユキヒ 25名 使用率52%

      シンラ 6名  使用率13%

      サイネ 10名 使用率21%

      ハガネ 5名  使用率10%

      チカゲ 11名 使用率23%

       

       ご覧の通り、ユリナ/トコヨ/ユキヒが群を抜いて使用率1位となりました。さて、その結果がどうなったのか。詳しくは全国大会本戦のレポートの後となります。ご期待ください。

       

       

      全国大会本戦は波乱の予感……!

       

       全国の猛者たちが集う場なのですから、ドラマが起きないわけがありません。数多くの激闘が繰り広げられ、書き残すべきことは数多にも上ります。しかし申し訳ないながら私の見られる範囲や知識の範囲により、偏りが出てしまう箇所もございます。ご容赦くださいませ。

       

       48名もが参加している以上、第1回戦から波乱のマッチングが勃発します。まずは先程の地方紹介でも書かせて頂いた、ライムさんとグリバーさんが激突しました。今のふるよにを支えて頂いている素晴らしいプレイヤー同士の対決。第1回戦から激闘の末、ライムさんが勝利しました。

       

       同じく第1回戦。関西勢にとっては悲劇、あるいは喜劇が起きていました。ひいらさんとハガネLove2000万パワーズさんが激突したのです。どちらも大阪では実力者と知られるプレイヤーです。こちらも熱い戦いの結果、ひいらさんが勝利しました。

       ちなみにハガネLove2000万パワーズさんの本来のハンドルネームはのんのんびよりさんですが、予選を通過した大会にハガネLove2000万パワーズという名前で参加し、そのレコードシートが私のもとに届きましたので、本大会中はハガネLove2000万パワーズさんで通して頂くことにいたしました。

       

       

      第1回戦から注目のマッチアップが多発。これぞ全国大会!!

       

       続けて第2回戦。これまた同地方での激突が起こりました。もちろん、人数の多い関東や関西ならば普通のことなのですが、わずかに4人しか参加していない福岡勢も激突したのは想定外でした。

       

       他方で関東同士の激突も多発しています。そんな中、下克上の火が上がりました。totさんとカリンさんの対決でカリンさんが、つきのみちさんとローヴェレさんの対決でローヴェレさんが勝利したのです。totさんとつきのみちさんは第一幕でトップをひた走った本作のトッププレーヤーですが、全国大会は容赦がありません。ここで敗退となります。

       

      試合の合間を彩ったTOKIAME先生によるイラスト。写真は作成中の様子。

       

       3回戦ともなると、上位の熱気はすさまじいものとなります。ローヴェレさん(関東)対かよーださん(関東)、えとさん(関東)対トクPさん(関西)、ひいらさん(関西)対そねさん(関西)、ライムさん(北海道)対ぷよまんさん(関東)、カリンさん(関東)対とよひまさん(北海道)、舞茸さん(関東)対JUNさん(福岡)。いずれもすばらしい熱戦でしたが、さすがに誌面が足りません。ここでは割愛させて頂きます。

       

      参加者全員が主役!! 卓全てで激戦が繰り広げられています! 

       

       そして4回戦。全勝のプレイヤーは関東3名、関西2名、北海道1名となりました。 こちらでの勝者は確定で決勝トーナメントに進出となります。

       

       1戦目はローヴェレさんとひいらさんの対決です。ローヴェレさんもひいらさんも第二幕からイベントにご参加いただき、関東と関西それぞれで実力を発揮していったプレイヤーです。ここにひとつの東西対決が巻き起こりました。三拾一捨の結果、ローヴェレさんがユキヒ/チカゲ、ひいらさんがユリナ/ハガネとなります。ライフはひいらさんの圧倒的優位で進みますが、ローヴェレさんが絶妙なタイミングで「生きる道」を展開。ひいらさんは敗北を覚悟しますが冷静に攻撃を重ね、わずか1手の差で「生きる道」を阻止! ひいらさんの勝利となりました。

       

       2戦目はカリンさんとトクPさんの対決です。カリンさんは全国大会で復帰した関東の強豪。トクPさんは関西の強豪のひとりです。再び東西対決です。三拾一捨の結果、カリンさんがヒミカ/オボロ、トクPさんがトコヨ/ユキヒとなります。決闘開幕からカリンさんによる怒涛の怒涛の怒涛の銃撃、そして壬蔓とヴァーミリオンフィールドによる後退。速攻に成功し、こちらはカリンさんの勝利となりました。しかし、この二人の因縁はこれでは終わりませんでした。

       

       3戦目はライムさんと舞茸さんの対決です。舞茸さんもライムさんと同じく第一幕から参加しつづけた古参の戦士。三拾一捨の結果、まさに古参に相応しいユリナ/ユキヒのミラーとなりました。二人ともミラーにおいては先手後手の重要度が高いと判断し、かつてないほど熱いじゃんけんが行われます。そしてミラーらしいひりつく激戦の末、最後に立っていたのは舞茸さんでした。

       

      全勝卓。ここまで来ると先手後手の決定ですら熱い!

       

       こうして、4戦すべてが終わり、3名の全勝者が決定しました!

       

       さて、これらの激闘を経て、全体の結果はどうなったのでしょうか。ここで、3勝1敗以上の組み合わせのデータをお伝えいたしましょう。先程の使用メガミのデータと見比べ、今後の参考にしていただければ幸いです。

       

      ユリナ/ヒミカ/チカゲ 1

      ユリナ/トコヨ/ユキヒ 7(全勝1名)

      ユリナ/トコヨ/ハガネ 1(全勝1名)

      ユリナ/ユキヒ/チカゲ 1

      ヒミカ/トコヨ/シンラ 1

      ヒミカ/オボロ/チカゲ 1(全勝1名)

      ヒミカ/ユキヒ/チカゲ 1

      トコヨ/サイネ/チカゲ 1

      ユキヒ/サイネ/チカゲ 1

       

      ユリナ 10名 上位率27%

      ヒミカ 4名  上位率36%

      トコヨ 10名 上位率33%

      オボロ 1名  上位率14%

      ユキヒ 10名 上位率40%

      シンラ 1名  上位率17%

      サイネ 2名  上位率20%

      ハガネ 1名  上位率20%

      チカゲ 6名  上位率55%

      上位率=上位人数÷使用人数×100(小数点第一位四捨五入)

       

       ユリナ/トコヨ/ユキヒは母数が多いだけあり、上位にも数多くが残ることになりました。半数弱が3勝1敗以上を達成しており、良い選択であるのは間違いなさそうです。しかし上位率をみると興味深い点もあります。群を抜いて高いのがチカゲ、それに次いでユキヒ、ヒミカといった形になりました。このデータをどのように分析し、いかに活かすかはあなたにお任せすることにいたしましょう。

       

      ベスト8決定!

       

       こうして全国大会本戦はひとまず終了し、ベスト8が出揃うことになりました。発表いたしましょう! 順位はオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージにて算出しています。

       

      第1位 カリンさん 関東

      第2位 ひいらさん 関西

      第2位 舞茸さん 関東

      第4位 トクPさん 関西

      第5位 ローヴェレさん 関東

      第5位 かよーださん 関東

      第5位 totさん 関東

      第5位 とよひまさん 北海道

      ベスト8そろい踏み! おめでとうございます!!

       

       以上の8名には賞品としてシンラのプロモーション集中力カードが贈られます。さらに、当日のサプライズ賞品として、TOKIAME先生謹製のアクリルちびトコヨも贈られました。おめでとうございます!

       

      優勝扇をバックに、大発生中のトコヨちゃん

       

       そして上位4名であるカリンさん、ひいらさん、舞茸さん、トクPさんが決勝トーナメントへと進出することになりました。

       

       さてさて、全国大会の激闘をさらにお伝えしたいのは山々ですが、さすがに熱くなりすぎたようで、明らかに長くなりすぎてしまいました。そこで全国大会レポートは前後篇として、後篇は来週にお届けすることにします。

       後篇では大発生大会、参加者皆様の面白コンポーネント紹介、そして決勝トーナメントのレポートを行います。ご期待くださいませ! お待たせしました! 後篇はこちらです。

       

       また、来週の更新では以前の展望でお伝えした、第弐拡張頒布に伴うバランス調整の話も行います。

      第一幕最終大会レポート

      2017.01.13 Friday

      0

        はじめに

         

         2016年10月23日に、第一幕環境を締めくくる上級大会、第一幕最終大会が開催されました。様々な作業の都合により、開催からレポートの作成まで期間が空いてしまったことをお詫び申し上げます。

         

        三拾一捨、お披露目

         

         本大会では上級ルール、三拾一捨が採用されておりました。大会受付時に3柱のメガミを選び、対戦直前に相手によってそのうちの1柱が取り除かれるというものです。

         多くのプレイヤーにとっては難しいルールですが、本大会にご参加いただいた方々にはとても好評でした。第二幕のための問題提起でもまとめられている通り、第一幕の環境では特定の組み合わせが圧倒的すぎましたが、本ルールによりマッチアップが多様化し、多彩な対戦を楽しめる大会となりました。

         マッチアップが多様化し、多彩な状況に対応する力が求められる点での高い競技性は、今でも変わりません。今後、三拾一捨は上級大会と銘打った、特に競技的な大会でのみ採用されます。本年にも数回行う予定ですので、ご期待ください。

         

        新ルールで多彩なメガミが戦場を彩る! 新たなメガミ、ユキチも登場!(うそです)

         

        森羅4カードの脅威

         

         本大会で異彩を放っていた戦略は、グリバーさんによる森羅4カードデッキでした。使用するメガミはトコヨ/シンラ。この組み合わせは通常札に4枚もの《付与》を持っています。序盤からフレアを貯めることを最優先して動き、「森羅判証」「皆式理解」と撃つとオーラやダストの桜花結晶を枯らせます。そして手札に貯めた《付与》を一気に展開することで、相手に4ダメージを与えるのです。この鮮烈な戦略を駆使し、グリバーさんは勝ち進んでいきました。

         

         しかしそれを止めたのは王者、totさんでした。4カード戦略はリソース運用の都合上、「天音揺波の底力」に対して脆弱性があったのです。その点を見事に見切り、「底力」の一撃でグリバーさんを打ち破りました。

         

        「森羅判証」コンボが決まったかという矢先に、見よ! これぞ彼女の底力なり!

         

        第一幕、最終決戦

         

         数多の戦いを経て、いよいよ決勝戦となりました。決勝に残ったのはtotさんとつきのみちさん。そして三拾一捨の結果、双方がヒミカ/トコヨのミラーマッチとなりました。

         「梳流し」を主軸にしたコンボが強力な組み合わせですが、お互い相手にトコヨがいるため、そう簡単には決まりません。まずは遠距離から撃ち合う展開となります。「マグナムカノン」「ラピッドファイア」「フルバースト」を撃ち合い、ライフとオーラを削り合います。打ち合いを制してマグナムカノンを当て、優位を取ったのはtotさんでした。

         しかしその結果、totさんの手札は0になります。その隙を、つきのみちさんは見逃しません。一気に間合4まで前進し、「梳流し」コンボを叩き込みます。その上でさらに前進し、ライフレースの構えを取りました。totさんのデッキではそこから後退し、コンボを入れるには厳しい。最後のチャンスを狙うも、つきのみちさんは適切に処理します。決着!

         

        絶好の機を逃さずコンボを決め、一気に優位へ!

         

        果たしたぜ! ジャイアントキリング!

         

         王者を打ち破り、見事優勝したのはつきのみちさんとなりました。インタビューによると対totさんを徹底的に意識し、勝ち筋の見えるマッチアップを三拾一捨の段階で計画していたとのことです。実力に加え、恐るべき執念の勝利、まさに見事というほかありません。おめでとうございます!

         

        第一幕最後の覇者、堂々のガッツポーズ!

         

        メガミ使用率

         

         第一幕環境のものではありますが、参考資料としてメガミの組み合わせを公開します。

         

        ユリナ/ヒミカ/トコヨ 2名

        ユリナ/ヒミカ/ユキヒ

        ユリナ/ヒミカ/シンラ 2名

        ユリナ/トコヨ/シンラ

        ユリナ/ユキヒ/シンラ

        トコヨ/ユキヒ/シンラ

         

         次回は仲秋の交流祭か、第二幕での大会のレポートを予定しております。レポートを作成する時間がなかなか取れず申し訳ない限りですが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。

        第2回大乱闘「超克せよ我が全盛」

        2016.09.23 Friday

        0

          はじめに

           

           9月17日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて、第2回の大乱闘が開催されました! 前回を超えるクレイジーな戦いに挑んだ皆様に拍手と感謝を!

           

          今回のルールはこれだ!

           

           それでは今回のルールをご覧いただきましょう!

           

           

           この戦場では過剰な桜花結晶の密度により、ミコトたちはさらなる力を手にすることになります。その結果、《全力》カードはもはや《全力》ではなくなりました。

           残りのルールは桜花結晶により最大限に活性化した肉体を表現しています。というのは詭弁であり、バランスを最低限まともなものにするために用意されています。なにせ、4/3の「居合」が平然と飛んでくる環境です。この程度のライフとオーラがなければ、ゲームとして機能しないのは明白です。

           

          魔境へようこそ!

           

           結果として現れたのはクレイジーな戦略が跳梁跋扈する魔境でした。多くのプレイヤーがユリナ/ヒミカを選択した前回とは異なり、様々な組み合わせが選択されています。しかしそのどれもが、少々お近づきになりたくない代物なのは間違いありません。今回のレポートでは、写真と共に魔境の住人たちを紹介していきましょう!

           

           まず奇怪な武器を携え飛び出してきたのはユキヒ/シンラでした。「天地反駁」「ふりまわし/つきさし」のコンボは両方が《全力》であるため本来はまともに決まりませんが、今回は違います。わずか2コストで回避不能の5ダメージが飛んで来るその挙動は、悪夢の幕開けと呼ぶにふさわしいでしょう。

           

           第1ターンから銃器を乱射している危険人物も発見されました。ヒミカ/オボロです。「分身の術」から「マグナムカノン」や「フルバースト」が連射され、頑張って距離を近づけようにも「スモーク」。最後には「熊介」の連打が襲い掛かります。

           

           ユリナ/オボロもまた意味不明な火力で、対戦相手を肉塊にクラスチェンジさせていました。一度でも近づかれてしまったら惨劇のショータイムとなります。「居合」「斬撃乱舞」「分身の術」「熊介」。潤沢なライフが溶けていく様は、一周回って爽快ささえ感じられます。

           

           ある一卓では不気味な影が瘴気を放っていました。オボロ/シンラです。《全力》カードには目もくれず、ライフとオーラが増えたことを猶予時間と運用できるフレアの増加と捉え、「完全論破」の使い回しを狙いました。その結果は写真の通りです。残念ながら勝利は難しかったようですが、戦った相手からは「勝ったけど二度と戦いたくない」と最大限の賛辞が贈られました。

           

           写真を取り損ねてしまいましたが、ユリナ/ユキヒも正統派の怪物と呼べる強さを見せていました。「居合」をはじめとしたユリナの高火力カードと、「ひるがえし/めぐりあい」による高機動力でサポートしています。際立ったおかしさこそないものの、すべてが凶悪な存在です。

           

          蠱毒を制したのはこの戦略だ!

           

           マジキチVSマジキチが乱舞し、全卓が阿鼻叫喚のマジキチ合戦に苛まれる中、最後まで立っていた2名はtotさんとグリバーさんでした。totさんはユリナ/オボロ、グリバーさんはユキヒ/シンラです。

           お互いにクレイジーな殺害手段を持っているため、悠長なことを言っている場合ではありません。まずはtotさんが先制で「手裏剣乱舞」を放ち、さらに「分身の術」で「足捌き」を撃ち、猛然と距離を詰め、「居合」を打ち込みます。それを受けたグリバーさんはコンボを起動。5点の直接ダメージを叩き込み、さらに「居合」を「完全論破」し、ダメージソースを減らします。しかし返しでtotさんが大量の伏せカードを設置し、そこから「熊介」、最後は「分身の術」で「斬撃乱舞」を放ち、フィニッシュとなりました!

          4枚目のヒミカを獲得し、余裕の表情のtotさん。誰かこの男を止めろーーーーッ!!

           

          メガミ仕様率

           

          今大会でのメガミ使用率も掲載しておきます(役に立つかは別として)。

          ユリナ ヒミカ トコヨ オボロ ユキヒ シンラ 合計
          ユリナ × 1 2 1 4

          ヒミカ

          × 1 1
          トコヨ ×

          0

          オボロ 1 1 × 1 3
          ユキヒ 2 × 2 4
          シンラ 1 1 2 × 4


          上位入賞者の使用メガミは以下の通りです。

          優勝 totさん ユリナ/オボロ
          準優勝 グリバーさん ユキヒ/シンラ
          3位 たらみさん ユリナ/ユキヒ
          4位 旭辻さん ユリナ/ユキヒ

           

          むすびに

           

           第2回の大乱闘が終了となり、大乱闘単独での大会はこれにて最後となります。しかしご安心ください! 大乱闘は今後、交流祭の内部イベントとなります。交流祭はよりカジュアルで、軽い気持ちで『桜降る代に決闘を』を遊べるイベントです。入退場は自由。単純にフリープレイを楽しめ、疲れたら他のゲームを遊ぶこともできます。そして大乱闘などの内部イベントに参加することも可能なのです。10月29日、仲秋の交流祭についてはこちらをご覧ください! 好評であれば、今後も継続して開催していきます。

           また、拡張前最後の公式大会である、第1幕最終大会も10月23日に開催されます。ふるってご参加ください!

           

           さらにもう一つニュースをお伝えします。『桜降る代に決闘を』のストーリーを語る物語、『桜降る代の神語り』の連載が9月30日より開始します。掲載場所は当ブログとなります。物語、そしてそれにより深みを増す世界にご期待ください!

          第4回公式大会レポート

          2016.09.02 Friday

          0

            はじめに

             

             8月27日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップ様にて、第4回となる公式大会が開催されました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

             

            残暑お見舞い

             

             今回より公式イベントに参加賞を用意させて頂きました。10月末までの参加賞はトコヨのポストカードとなります。今後は「第2回大乱闘」「第一幕最終大会」「仲秋の交流祭」にて配布いたします。お見逃しなく!

             

            暑さ残る中でのご参加に感謝を!

             

            白熱する刀と銃

             

             前回の大乱闘で発見された気炎万丈を軸とした戦い方は鮮烈でした。もちろん、「マグナムカノン」をはじめとした追い風はありませんので、大乱闘ほどの絶対性はありません。しかし基本のコンボは健在です。今回ではそれを中心に据え、強烈な火力を叩き込むプレイヤーが最大勢力となりました。一方で前回の最右翼だったヒミカ/シンラはヒミカ同士での火力の打ち合いでユリナ/ヒミカに勝ち辛いためか、使用者は少数にとどまりました。

             

            他方で一風変わった戦い方も。「分身の術」からの「影菱」だ!

             

            決戦、猛攻撃と扇の舞

             

             残った全勝は3名、ユリナ/ヒミカの猛攻で勝ち上がったカリンさんとtotさん、そしてユリナ/トコヨで丁寧な勝利を重ねたロボ猫ふらみーさんです。

             まず対決したのはカリンさんとロボ猫ふらみーさん。攻防の末に間合0に至り、正統派の接近戦となります。間合0から必要に応じて後退、そして攻撃しリソースを削り合います。ロボ猫ふらみーさんが特徴的だったのは、競り合いの合間に「要返し」を入れていた点です。これにより桜花結晶の補充と、必要なカードの回収を行っていました。

             そして競り合いが終わり、カリンさんが連撃からの「クリムゾンゼロ」を適切に決め、ロボ猫ふらみーさんのライフを1まで削ります。しかしロボ猫ふらみーさんも手札を揃えていました。返しで連撃から「月影落」を打ち込み、決着です!

             

            「要返し」で手札を整え、反撃の猛攻で決着!

             

            王者襲来。防衛か、下克上か。

             

             しかし二連覇を果たした王者、totさんが黙ってみているはずがありません。階段を制し、決勝となります。同じマッチアップゆえか、近い展開です。totさんは序盤で「フルバースト」を放ちリードを奪います。その後はお互い0距離まで詰め寄り、後退と攻撃によるリソースの奪い合いが続きます。「バックステップ」「跳ね兎」を巧みに使った繊細なリソース管理です。

             そしてtotさんのライフが4。ここが機と見たtotさんは「気炎万丈」を展開します。返しのターンで再構成をして決死を有効に。ロボ猫ふらみーさんは最初の「逆討ち」を「久遠ノ花」で捌くも、続く「浦波嵐」からの「クリムゾンゼロ」は止めきれません。決着!

            細やかな手札破壊がコンボの発動を抑止。しかし……

            絶妙な機を見極め、「気炎万丈」からのコンボを発動!

             

            3連覇、覇王を止めるものは誰だ

             

             totさんが三連覇を成し遂げ、3枚目のヒミカ獲得となりました。インタビューによるとユリナ/ヒミカはヒミカ/トコヨに弱く、さらにコントロール的なデッキにも面倒な戦いを強いられるとのこと。しかし爆発力と安定性を兼ね備え、さらにユリナ/ヒミカへの対策までを考慮してメタを読んでいるプレイヤーはいないと考え、この選択をしたとのことです。メタを読み切った、見事な勝利と言えるでしょう。

             10月はいよいよ現環境の閉幕、第一幕最終大会となります。そちらもtotさんの優勝で終わるのか、それとも新たな勢力が現れるのか、期待が高まります。

            悠然と挑戦者を待つ覇王の風格

             

            メガミ仕様率

             

            今大会でのメガミ使用率は以下の通りとなります。

            ユリナ ヒミカ トコヨ オボロ ユキヒ シンラ 合計
            ユリナ × 4 1 1 1 7

            ヒミカ

            4 × 1 1 6
            トコヨ 1 1 × 1 1

            4

            オボロ 1 1 × 2
            ユキヒ 1 1 × 1 3
            シンラ 1 1 × 2


            上位入賞者の使用メガミは以下の通りです。

            優勝 totさん ユリナ/ヒミカ
            準優勝 ロボ猫ふらみーさん ユリナ/トコヨ
            3位 カリンさん ユリナ/ヒミカ
            4位 メイベルさん ユリナ/オボロ

             

            むすびに

             

             今後のイベントにつきましては大きな再編成を行いました。詳しくはこちらをご覧ください。次回の公式大会は10月23日、第一幕最終大会となります。現環境の閉幕と結末を、この目で見届けましょう!